0 彦麻呂/七不思議設定

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祟部の一族が蒐集する不思議は《災厄》。
呪われた存在をその身に取り込み、使役する。
退魔師、呪い屋の二つの顔を持つ、その筋では知られた名家。
一部においてはその名を呼ぶ事すら穢らわしい、禁忌とされる。



一『葛籠鬼』


箱入り娘ならぬ、箱入り羅刹の七不思議。
ダークネスを起源とする七不思議故に、その力は頭ひとつ飛び抜けている。
扱うにはポテンシャルを犠牲にする必要があり、過度に行使すれば魂に多大な負担が掛かる。
彦麻呂との結び付きが強く、存在も特殊である為に召喚使役される事は基本的に無く、
自身へと憑依させる事で羅刹の力を扱うことが可能となる。

”むかしむかしあるところに、羅刹の少女が居ました。
”彼女は人間の両親を持ち、人間の手で人間として育てられました。
”ある日彼女は、自分が人間とは別の存在である事に気が付きましたが、
”それでも人間として生きていく道を選んだそうです。
”ですが彼女に、更なる悲劇が襲い掛かります。
”何と彼女の正体は羅刹ですらなく、人の手で集められた《災厄》の一遍に過ぎなかったのです。
”両親の存在はあくまで『お話』の一部。少女自身もまた、架空の存在に過ぎません。
”哀れなる少女は己が存在に矛盾を抱えたまま、タタリガミの贄となるのでした。

二『土蜘蛛』


死者の怨念が姿を変えた、病毒を司る妖魔。
名は蜘蛛だがその性質は鬼。人に仇を為し、人を喰らう存在。
頼光の刀、膝丸によって討伐されたという逸話から、斬撃への耐性が低い。

三『白蛇』


元は神の使いとされていた蛇の妖魔。氷を操り、武器への変化も得意とする。
転じて《災厄》として扱われているものの、浄化の力は健在。

四『小鞠童花』


小学生くらいの女児の姿をした紫陽花の七不思議。
髪や服には紫陽花の花びらが散りばめられ、体温を感じさせぬ冷たく白い肌を持つ。
雨を操る能力を持ち、雨粒を集めて槍や弾丸、水鏡などを作り出し武器とする。
(サイキック名:雨突、雨花火、雨華鏡)

”『サミシイ、サミシイ』
”しとどに濡れる耳朶から滑り込んでくる言葉は、迷子になった幼子のように震えていた。
”まるで今生のお別れでも突き付けられたように切々とした声は、仕事で疲労した肉体と意識をじっくりと撹拌し、
全てを溶かすような響きを含んでいる。
”雨と、土と、草の匂いが鼻先を掠めてゆく中、重たい瞼を持ち上げると、暗闇の中でもはっきりと分かるほど、
白い肌を持った子供の膝が見えた。その場にしゃがみ込んで、小さな両手で自分の右手を握り締めている。
”血の巡りを感じられない、雨の雫より冷たい指先。
”『ワタシヲ、一人ニシナイデ』
”雨音に掻き消されそうな小さな囁きによって、自分の意識が霧散してゆくのを感じた。
”けれども祈るように握り締められた右手を振り払う力など、もう身体のどこにも残されてはいなかったのだ。
(出典:「永遠の迷子」

五『尾裂』

三つに裂けた尾を持つ妖狐。
人の心を惑わし、狐火によって敵を焼く。
(出典:「啼き石の尾裂」

六『』


七『禍津姫』

自分の中のタタリガミを想像、創作した姿。
特に伝承を辿った訳でもなく、何となくのイメージ。
自分の出生と共に存在するので、実際には18年=彦麻呂の年齢以上の歴史は持たないと思ってる。
 
”或るところにひとりの少女がいました。
”彼女は都市伝説を取り込み喰らう力を持っていたといいます。
”心優しい娘で、彼女は村人の要請に応え人に害為す都市伝説を次々に喰らったそうな。
”だが人はその異能を畏れ、少女を厄神として祀り上げました。
”少女は孤独でした。
”何一つ為したい事も為せぬまま、今も誰かの魂の内で深い眠りについています。

彦麻呂から『闇堕ち人格』に向けたメッセージでもある。
(闇堕ち人格と意識的に対話する事は難しいが、タタリガミは七不思議の影響を少なからず受けるので)









タタリガミ『禍津妃』


呪いや災厄を喰らい血肉とする厄神。
すべての七不思議、災厄を統合した存在。















使用されているイラストは、株式会社トミーウォーカーのPBW『サイキックハーツ』用のイラストとして、彦麻呂PLが作成を依頼したものです。イラストの使用権は彦麻呂PLに、著作権はcoromo/さをう銀河/takaz/久佐葉/nemiに、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。

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