【慧天の星】

慧天の星(えそらのほし)とは、ノルン発祥の言い伝えに登場する伝説。

・概要
慧天の星はノルンの歴史に大きな影響を与えている。
はじめてこのワードが出てきたのは、何百年も昔にとある読星術者が告げたひとつの啓示。この啓示では、慧天の星と呼ばれる人物が「世界の命運を変えられるほどの絶大な力を持つ」とされた。
しかし、次代の読星術者による啓示では「慧天の力を扱う者には宇宙の意思に抗えるほどの器量が必要であり、持たざる者が扱うと宇宙の大きな意思に自我を乗っ取られ、星空の一部となる」とも示され、危険性も明らかになった。
この力を追い求めた当時のノルンたちは、この啓示を研究する過程でカルナを具現化した。
カルナの存在はノルンの生活に大きな変化をもたらし、やがてノルンはカルナを扱える種族へと進化を遂げた。このことでノルンは全種族の頂点に立ち、慧天の力はカルナを指し、慧天の星とはカルナを手にしたノルンのこと、ひいては空中に浮かぶノルンの大地のことだと解釈された。
しかし、代々の読星術者たちは慧天の星の伝説は終わっていないとし、そもそもカルナが本当に世界の命運を変えられるほどの力なのかと疑問視するノルンも多く、慧天の星がなんなのかは現代に至るまで依然不明瞭のままだった。

END

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