共に敵として立ちはだかる存在である両者の特徴や相違点をまとめる。
・影魔は知能が低く、人の言葉を理解したり話したりはしない。
・エクリプスは知能が高く、人の言葉を話し、人間のように社会を構築する。
・影魔は動物や超獣のような異形の姿をしており、体色も全体的に暗めな個体が多い。サイズも個体差があり、小型なものは50cmから大型なものは100mを超える。
・エクリプスは二足歩行動物のような異形の姿をしており、食べた絶望に伴ってその姿を変える。サイズは2m前後の個体が多く、
・影魔は人の匂いを探り、人を見かけると見境なく襲い、物理的に食らう。人を前にした時の影魔は獲物を前にした時の獣とほぼ変わらない。しかし、親のエクリプスの言うことは聞けるため、人間と狩猟犬のような関係性に近いと言える。
・エクリプスは人の負の感情を嗅ぎ分け、非人道的な手段でターゲットを絶望させたり憎しみを与えて負の感情を増幅させ、その感情を食らう。逆に目的もなく襲ったりはしない。
・影魔は影を媒介にエクリプスによってのみ作られる生き物で、繁殖方法はない。
・エクリプスは人の負の感情を苗床に新しい個体を増やすことがある。
・影魔の強さは親のエクリプスの強さに影響し、人を食べれば食べるほど成長して強くなる。
・エクリプスは人の負の感情を食らうことで成長して強くなる。
・エクリプスは負の感情を力に変換する器官があり、それを影魔に分け与えることで影魔が一時的に被捕食者の負の感情と共鳴して強くなるケースが確認されている。
・エクリプスの方が影魔より強いというわけではなく、親のエクリプスより影魔の方が強くなるパターンも往々にして存在する。その場合も影魔は親の言うことを聞く。
・エクリプスの強さは上から下まで幅広く、とてつもなく強い個体が幹部級にいたり、生まれた直後のエクリプスが並の影魔より弱いといったケースはよくある。また、エクリプス内では強さに応じた階級分けの文化があり、戦う際にそのエクリプスが所属する階級を知るだけでも相手の実力を概ね量ることができる。各階級の分類や名称は現時点で未設定。