C.民の避難や救護に当たる
目的:
学問所を避難所化し、平民も賤民も学問所に受け入れ、全ての人を守る。
動機:
①確かに、平民からすれば賤民と一緒に扱われるのは不満だろう。
しかし、我々寿組は「全ての人を救う」という点で満場一致した。
とすれば、綺麗事と言われようが、その思いに忠実に行動したい。
②賤民差別は、かなり長期に及ぶため、とても根深い。
なので、すぐには改善できない。
しかし、今改善に着手すらしなければ、いつまでも続く。
そこで、今回の事件を不幸中の幸いとして、上記改善に着手したい。
そして、これから少しずつでも、差別解消に向けて皆で努力できれば良い。
手段:
まず、学問所を速やかに避難所化する。
具体的には、リズ·ロビィ組長に学問所師範等への説得を任せ、私は避難所化の実務を担う。
即ち、敵が学問所に侵入できないよう、「土遁」を使い学問所周囲に落とし穴を掘る。
その際、学問所周囲に落とし穴を設けない通路を1ヵ所のみ残し、敵がそこに殺到するようにしてこちらが守り易いようにしつつ、避難民や補給物資の出入りを可能にする。
加えて、上記落とし穴の中に「撒菱」を撒き、よりダメージを与えられるようにする。
そして、上記落とし穴に味方が落ちないよう、味方(寿組の面々や学問所の大人や子供)に落とし穴の配置図を配り、注意喚起する。
次に、上記避難所化後、学問所を敵から守る。
具体的には、上記の落とし穴を設けなかった通路を警戒し、そこに来た敵をロビィ組長に迎撃して頂く。
そして、私はその迎撃を後方支援する。
即ち、私は「封魔大手裏剣」を「手裏剣術」を使いロビィ組長の背中を狙う敵の影を狙って投げつけ、加えて「影縫い」も使う事で敵を動けなくし、敵が動けない間にロビィ組長に止めを刺して頂く。
更に、川沿いの村から「寿組弐」が避難民=賤民を連れて学問所に来たら、上記通路から学問所内に受け入れる。
その際、避難民が上記通路を通るのを敵に妨害され、学問所へ入れなくなるかもしれない。
そうなったら、私は「忍びの歩法」と「無響の装束」を使い無音の高速移動で彼らに近付き、彼らを学問所内へエスコートする。
最後に、ロビィ組長の学問所師範等への賤民受け入れ交渉が難航したら、「京茶」を淹れて交渉の場に差し入れ、「今だけです」と学問所師範等に申し添える。
称号:【“堅忍果決”】
アバター:忍者
武装1:撒菱
武装2:封魔大手裏剣
武装3:無響の装束
武装4:京茶
スキル1:土遁
スキル2:手裏剣術
スキル3:影縫い
スキル4:忍びの歩法