夜な夜な捕まった娘たちがすすり泣きをあげるとされるシャーレの地下室において、
機密事項を知ってしまった者が外の世界へ出られた試しは一度たりともありはしない。
まるで眉唾のような、裏世界で流れる連邦捜査部シャーレの噂話の一つである。
「ん、んむっ、んんっー!!」
真夜中、そんなシャーレの地下室から呻き声が聞こえてくる。
くぐもったような声と、粘着質な水音、更に何かが軋むような音。
それらが混ざり合って出来た音は固く閉ざされた扉の隙間からも僅かに漏れ出ていたが、
既に月光が降り注ぐような時間に、その音を聞けるような人物は当人達以外には存在しない。
"シャーレの秘密を知ったからには生かしては帰せないよ"
「むぐっ、んんっ!!」
この地下室の中には、噂を確かめようと侵入を試みた一人の少女が吊るされていた。
天井から吊るされた赤い縄は胸部を強調させるように喰いこみ、
まるで芸術の如く少女の裸体を強く縛りつけあげる。
視覚は奪われ、手足の自由は奪われ、そうして今は口さえも満足に言葉を紡ぐこと等出来はしない。
その建物の主たる男の手によって部屋のオブジェクトとして飾られた彼女に逃れる術など無く、
娘の口には男の一物が深く突き刺さっていた。
"うっ……そろそろ射精る……!!"
「んむっ……!?んぅ……っ……!おえっ……!!ごほっ、がぁ……」
暫くした内に男はそう言い、娘の喉奥に肉棒を深く入れ込むと、
ネットリと胃の奥へ己の精液を流し込んでいく。
数秒に続く射精の後、口から一物が抜けきると同時に娘は咳と共に精液を吐き捨てた。
「げほっ……うぇっ……ぁ……っあ……」
"あーあ、零しやがった。躾のなってない狐にはお仕置きが必要かな!"
呼吸を塞ぎ込まれていたことと、圧迫されるような窮屈感。
そして青臭い液体が齎す嫌悪感から男の足元に逆流させてしまったのは無理もない話だが、
汚された足元と床を見て、男側はその行動に納得する訳がなかった。
男から渡された土産を無碍に吐き捨てるような忍に遠慮はいらないと悟り、
男は娘の背後へと回って一つ平手打ちを臀部に放つ。
「きゃんっ!?」
"なんだ、もう既に濡れているなんて。実は自分でも期待してたんじゃないの?"
赤く痕を残すように尻臀を幾度か打ち叩いてみると、
娘の秘裂からつんと牝の匂いが漂う液が垂れていることに男は気付く。
ニヤリと笑みを浮かべつつ、男は反応を見せる秘裂に対して肉棒を宛がった。
「っう……あっ……い、嫌です……ごめんなさい、そ、それだけは……イズナは、主殿とっ……」
"主殿?それは……今は私のことだよね!?"
視覚を奪われてもなお、感触で様子に気付いた娘はそう乞うものの、
男からすれば興奮への潤滑油に他ならない言葉であった。
そうして結局のところ。
「ひぐっ!?」
ズブリと、非情にも少女の身体は男によって貫かれたのだった。
「っあ……!?っ……あ、あ……?」
"なんだ初物じゃないのか、まぁいいや。その主殿との思い出を上書きしてあげるよ"
既に奪うべき膜がなかったことにガッカリした様子だったが、
それならそうと今この場において'主殿'が誰なのかを教えるべく男は腰を打ち付けていく。
「ひうっ、あっ、ごめんなさっ、あるじどのっ、いやああああ……!!」
全ては任務を遂行出来なかった己が責任。
今こうして男の手により犯されているのは、すべてが自分の咎によるものだと分かっていても、
頭と心ではそれを拒み、理解に至りたくないと泣き、叫び声をあげる。
膣内が男のモノによって蹂躙され、喘ぎ声を部屋に響かせ、
それでも娘は絞るように主に対して許しの言葉を出すものの、
それは却って男の怒りを買うばかりであった。
"今は私が君の主だ、分かったか!?口答えは許さん!!"
「っあ、い、いやですっ、んうっ、きゃんっ!!」
折れぬ心は流石に忍びの者だと感心こそすれど、いつまでも己に媚びないのは面白くない。
なればこそ完全に折るのであれば行うべき行動はただ一つ。
"ぐっ……膣内に出してやる、うっ……"
「っ……!?ぁ……やぁ………!?」
男が腰の動きを止めると勢いよく放たれた子種が娘の子宮を襲っていく。
腹部に数多の侵入者が現れ、やがて卵子はこの侵入者を受け入れるだろう。
結合部からはごぽりと大量の白濁液が漏れ出ては愛液と混ざって滴り落ちていく。
このような手籠めに遭ってしまっては、最早主殿に合わせられる顔などない。
「いやぁ……っ……ひぐっ……」
(ある……の……ごめ………さ……い…………)
"……じゃ、録画停止ボタンを押して……イズナ、お疲れ様"
「はぁ……はぁ……♡お、終わりましたか?あるじ……どの……//」
そうしてシャーレの先生はカメラの録画を切り上げ、
イズナにかけた拘束を少しずつ解いていく。
"……で、イズナ。本当に大丈夫だった?痛くない?"
「はいっ、ありがとうございます、主殿!楽しかったです……//」
"そ、それなら良かったけど……縄とお尻の痕は大丈夫?少し強すぎたかな……"
「き、気にしないでください!痛いのが、その……気持ち良くて……//」