【七英雄】

旧文明の時代より以前にカルナを扱える使者は、既にごく少数ながら確認されていたが、その能力の安定した行使は困難なものだった。(ごく少数なことや、ペンダントの存在が不明瞭であったなど、水面下の研究で解明されるものではなかった)そんな中、各地で影魔と戦った人々もいたが、この7人はその中でも伝説的存在。

・旭(あさひ)の使者
始英雄と呼ばれ、最も功績を残した使者。名前はヘリオ。
影を得意とする影魔とは対照的に光の化身のような存在であり、能力そのものが影魔キラーと呼べるほど。

・慈(うつみ)の使者
脳死すら覆す奇跡の治癒力で医療業界を伸展させた。
七英雄の医務室を担う。

・霆(いかづち)の使者
電圧を操作する能力。稲光を起こして影魔を引きずり出すほか、機器の統制を乗っ取って操る。諜報での活躍も多かった。

・結(むすび)の使者
線で繋ぐ能力。繋がりのないもの同士を繋げることができ、カルナを用いた意思の疎通や使者同士の力の融合を可能にした、影の苦労者。

・侭(まにま)の使者
自然の法則を操る能力。その範囲は小規模だが持ち前の想像力で七英雄らしい活躍を見せる。

・粧(よそい)の使者
触れた物質の姿を変える能力。本人が変身してのスパイ活動や、影魔から爪や牙を奪って無力化する。

・圓(まとめ)の使者
性質の同じものを集める能力。影魔を一点に集め、まとめて倒したり、カルネリア鉱の収集にも活躍した。

END

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