--- Title: 29 ただ地獄を進む者が 悲しい記憶に勝つ Author: ask-akenotori Web: https://mimemo.io/m/JYpaMlM950lyrdg --- 9/29。曇り時々晴れ。 秋休み最終日。明日から後期の授業が始まる。 最近、爪ささくれが酷い。ハンドクリームをつけないからだと彼女に言われたけど、つける習慣がないしベタベタしそうで 躊躇してしまう。 今日の日記のタイトルは星野源の「地獄でなぜ悪い」のワンフレーズから。 小学校だったか中学校の時代からずっと聞き続けている、私の精神的支柱的な1曲。この曲は、星野源が脳の病気で入院した時に書き上げたものだという。私も闘病生活中に何度この曲に励まされたか。特にこの部分が好きだ。 今日もまぁのんびりしてたね。 今日やったこと ・チキンナゲット(作り置き) ・ニットの洗濯 ・旅行の諸経費の計算 ・衣替え ・本の片付け 微熱があったのと血圧が低いのとで、合計で半日以上は横になって過ごしていた。 具合が悪いと不安は増してくるもので、例のごとく「親が死んでいるのかもしれない」「彼女がいきなり交通事故にあったら……」と頭を抱えていた。 それとなく親と彼女に電話をし、無事を確認できた所で頓服が聞き始めて その後しばらく脱力していた。 YouTuberの動画はこういう時に見るに限るのだ。 推しのペットチャンネルをひたすら見まくっていた。 彼女が早く帰ってきてくれたし、スキンシップ多めだったので、平均したら今日はそんな悪い日じゃなかった。 ![59EA3791-CDA7-4E80-9491-8F2047A45CC3](https://mimemo.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/attachment/662a19ed-007b-4819-9af0-3cd514a8f2d4.jpeg) 夕飯、鮭のハーブチーズソテー定食。 夕飯。冷蔵庫の上段から 手をつけていないピザ用チーズが3袋出てきやがり、我が家は大量消費を強いられているのだ。しっかりしてくれ過去の私。 あと、個人的ニュースは 〇元彼、入院(大腸憩室炎らしい) 〇叔父、結婚(昨日婚姻届を出したらしい) だね。 週末は、派遣バイトで新潟に行くことになった。 元彼はいないけど部屋を貸してもらえることになり、バイト終わりに一泊して翌日ゆっくり帰ることにした。 許可が出れば面会に行きたい。 別れてからやっと、良い関係になれた気がする。まぁこれも、たまにしか会わない友人だからこその距離なのだ。 昨夜、割と生々しい過去の夢を見た。 いじめられていた時や、先生に詰められていた時の記憶が蘇って 夢の中でかたまって動けなくなっていた。 うなされていて、夜中の3時くらいに彼女に叩き起された。頓服を飲んでまた寝た。 あまりに心細く、彼女に 嫌な夢を見たのかと聞かれて、いつもなら否定するところを「そうだね」と認めてしまった。 しばらく、夢の内容をぽつりぽつり吐き出しているうちに眠ってしまった。彼女が布団を掛けてくれる気配がした。 夕飯の時にもう一度話をしたが、彼女は「その人たちは鳥ちゃんに甘えてたんだね」とぽつりと言った。 その視点はなかった。けど確かに、そうかもしれない。 自分の問題を人に押し付けて甘えてたのか……と思うと腹はたつけど、少しだけ心が片付いた感はある。 しかし、当時の私もまた、自分の問題をその人たちに押し付けて甘えていたのだなと 少し自分を省みた。 文字通り、蓋をしていただけ、対処療法でごまかしていただけなのでまだトラウマは不死身なのだ。 しかし、「時間が解決してくれる」とはよく言ったもので、時の経過により記憶が薄れたこと、自分が大人になって客観視出来るようになったことで 前ほど劇的なトラウマではなくなった。 私も、小さいけれど幸せを掴んだことだしね。 今いる環境は地獄ではないけど、地獄を突き進んだから悲しい記憶に勝てたのかもしれない。 明日の支度をするからここらで失礼。 今月は、来月のライブ遠征のために結構多めにバイトの予定を入れた。頑張ろう。