一瞬の告白

『僕は、今日ここで君と駅で別れるのが寂しいと感じた。
上り車線と下り車線の境目で別れを告げ
手を振った後、ホームの違う君と僕は向かい合い
君の方の電車が先にやってきたその瞬間
君は僕に何かを伝えようとしたが
電車に遮られ、通り過ぎた後、君は居なかった。
でも電車が僕達の間を遮る寸前の
その瞬間スローモーションのように
君の唇からある言葉が読み取れた。

好きだよ

って。』

一人称・語尾改変可

END

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