--- Title: 2020-06-16に見た夢の話 Author: sam0044246 Web: 'https://mimemo.io/m/ZYrNkl1bwY4QqA5' --- 精霊(妖精)世界 自然界の妖精が存在する世界の話。 文明レベルは一昔前程度に見えたが、現代の田舎レベルでもいけそう。 -妖精 妖精は自然に祝福やイタズラを与え、人々に認知されて存在している。 迷いの森だとか、爆発する石、体に良かったり良い香りの草、すごく綺麗な蜘蛛の巣や、落ちると不思議な事がおこる水溜まりだとかを作る。 それに引っかかった人間が妖精の存在を感じることで、妖精は存在している。 人に忘れられた時が寿命で、人に認知されない妖精はどんどん死んで入れ替わっている。 人には通常見えないが、疎通の為に人の形をとり、人の言葉で話すこともある。 大きさは人間程度になる。子供だったり大人だったりする。 人に見えることで分かりやすくなり、力をえやすくなったり、同一個体での寿命が増えたりする。 名前などあると、特に生きやすい。 長生きしたらそれだけ出来ることも増えるし、意思もつよく、口も達者になる。 人の姿をもち、人の前に出てくる妖精にはそこまで至ったものが多い。 (妖怪や精霊などとも呼ばれてるのかも) -祭り 小さくすぐ入れ替わる妖精の延命(認知の炊き出し)として、人の行う祭りが存在する。 色々な儀式もあったりするが、そういうのは別に意味なく、名前のない小さな妖精が居ると思い出す事が肝心。 小さな妖精がこの一瞬死なないことで、豊かになる自然がある。 別に死んでもすぐ新しく生まれるからどっちでもいいのだけど。 *** -幻獣 それとは別に幻獣というものも存在する。 主にドラゴンなど。ドラゴンは人に懐く。 幻獣は実体ある獣なので、忘れられても消えたりはしないが、忘れられてるとエネルギー不足で成長が遅れがちだし、小さいうちにあまりにもエネルギーが得られないと飢え死ぬ。 人と関わったほうが成長もよく、幼かったり若い幻獣はよく人と絆を結びたがる。 成長の速さは寿命の短さにもなるけど、人間としばらく一緒にいてすぐ老衰するわけでないし。気楽。 幼いうちは特に獣らしく、気性も荒いが、それでも本能的に他の生物を好む。 仲良しの生物にはすごく懐いたり、執着したりする。 余裕で死ぬまで見てるし、子孫代々飽きるまで見てたりする。 自分から祭りを行わせる幻獣はあまり存在しない。 妖精と違い、無意味に認知を集めても死ぬのが早くなるだけだからだ。 老いた幻獣だと、祭りなんかするなと山から降りてくるくらい鬱陶しいらしい。 幼い幻獣だとすごく喜ぶ。 普段見てあげてるのがご飯なら、お祭りはご馳走のようなもの。 毎年誕生日パーティーしてあげよう。 -魔獣 ドラゴンに対応するのは、ワイバーンや恐竜。 山の幻獣は熊や猪に、海の幻獣は巨魚や海豚や鯨に。 幻獣が幼いうちから何者にも認知されず、食べ物だけで生きてると獣になってしまうし、一度そうなるとどれだけ食べても獣並の寿命で死んでしまう。 魔獣がまれに人を襲うのは幻獣としての死に際、最後の最後に認知を求めているため。 人を襲う魔獣は強大な害獣なので、だいたい殺されるが、捕まえて大切に見てあげると、人を襲わない存在に戻ることもある。 村が総出で敬って、お祭りなどしたら割とすぐ戻る。 魔獣は栄養不良で育った子供の様なもので、認知してエネルギーをあげても並の幻獣より成長は遅れており、人の生きてるうちに、言葉を話せるまでに戻すのは難しい。 **** -人間 獣の一種。 不思議を認知し、存在させる力が他の生き物よりかなり強い。 その特性から妖精や幻獣に守られ、繁栄している。 妖精や幻獣に限らず、草花や他の獣も認知し育てて増やすし、好きなように地形も変えるし、とても変わっている。 だが獣の一種でもあるので、他の獣を狩って食べたりもする。 幻獣は半分幻なので、人間を含む獣にとっては食べても栄養にしづらいらしい。 魔獣は食べれるが、種類によっては美味しくない。 -獣 堕ちた魔獣の子孫たち。植物やほかの獣を食べて存在している。 人間ほどでないが、意思があるので、少しの認知と存在させる力をもつ。 食べ物があれば、認知されなくても生きていける。 -植物、自然物 妖精のおもちゃ。 人間は妖精の宿らない草すら雑草と呼び、認知を与え存在させようとする。 意志をもたず、認知し存在させる力を持たない。 獣に食われたりする。 -伝説 幻獣と妖精が居た。 妖精は生まれては消えて、また生まれていた。 幻獣の半分の獣の部分に支えられ、幻獣は幻獣のままでいた。 幻獣のまま生きられない幻獣は魔獣となり、次に獣になった。 獣の小さな認知の力で、幻獣は幻獣のまま居られるように、妖精は僅かに長く存在出来るようになった。 ある時、獣から、更に認知に長けた獣が生まれた。 獣として生きる力はなかったが、幻獣と妖精にとって、とても都合の良い獣で、幻獣たちは彼らを守ることにした。 それを人間という。 幻獣に安寧が訪れた。 人間が現れるまで、妖精は力のない存在だったが、力を得て、さらに長く生きれたならば、妖精も意思も持つようになる。 世の中は更に豊かになった。