
「ああ、いらっしゃい。適当に見ていって」
「俺は薬やらないよ。レビューなら余所に聞いて」
「おいで、淀。お前は俺のお願い、聞いてくれるよね?」
一人称:俺 二人称:お前 三人称:あいつ
淡々とした口調。起伏でマイナス寄りはあってもプラス寄りはあまりない。
身長:166cm(+5cmヒール)
誕生日:11月24日
イメカラ:ラベンダーグレイ
| 項目 | 名称 | 意味 |
|---|---|---|
| 日 | 11月24日 | 「いつも心をコントロールする傍観者」 |
| 色 | 鉛色 | 「感情回避・孤独・冷静沈着」 |
| 花 | セントポーリア | 「親しみ深い」 |
| 金木犀 | 「あなたの気を引く・謙虚」 | |
| 星 | パイ・スコルピィ | 「勝負強い自由主義」 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 好きなもの | チョコレート、お茶、落ち着いた場所 |
| 嫌いなもの | 窃盗、滞納、不必要な暴力 |
| 好きなタイプ | 聞き分けが良い、物事をハッキリ言う |
| 嫌いなタイプ | 見える形で自分に執着する、鬱陶しい、 商品・契約に対価を支払わない |
| 得意 | 薬品調合、覚えること(対象は問わない) |
| 苦手 | 甘えること、冗談を言うこと |
とある街で薬物の売人をしている男性(悪辣HO2)。
表情の変化に乏しく淡々とした口調が特徴。ぱっと見は万物に対して興味がなさそうな印象を与えるし実際そこまで執着等はしない。基本的に来る者拒まず去る者追わずのフラットなスタンスをしている。
見た目とは裏腹な点を挙げるなら割と気さくであり社交性はそれなりにあること。真顔で気楽に話しかけてくるため見た目とセリフのギャップに脳がバグることもある…かもしれない。本人は普通に接しているだけである。
たまにふっと微笑むことはある。大概は表情通りの感情が湧き上がった時か、相手を安心させて自分の言うことを聞かせたい時かの2択。
住んでいる街の一角で薬屋を営んでいる。 従業員はおらず完全に個人経営。
元々紫夕が孤児の身であり、高校時代に里親として引き取ってくれた人物が経営していたのを引き継いだのがきっかけ。自分の面倒を見てくれた恩もあり、また「彼が大事にしていたものなら自分も大事にしよう」という一種の親孝行じみた感情で後を継いだ。
とはいえ「好きにしていい」とは言われているので、不定期に休みにしたり気分で商品を仕入れたりと営業形態は自由奔放である。おかげで松来を店の前で無駄に待たせる…なんてこともしばしば。「お前が勝手に待っていただけだろ」と本人は悪気/zeroな様子。
当初は薬など全く興味がなく、なんなら今もすごく好きかと言われたら微妙ではある。あくまで「稼ぐための媒体」という認識が強く、仮に売るのが酒でも煙草でも多分今とそこまで変わりない。
薬物については当然違法性を理解していながらも「これを必要としている人たちが実際にいるから」とそこまで罪悪感とかは覚えていない。ちょっと強めの精神安定剤みたいなもの(本人談)。あくまで自分は調達して渡すだけの立場なので相手がその薬でどうなろうと知ったこっちゃない。「服用は自己責任。用量用法は守ってこその『お薬』だからね」と、初回の客には一応ふんわりと説明責任は果たしているくらい。
ちなみに自分はやらない。やらなくても今の人生にそれなりに満足しているので。
人よりも記憶力が良い。 よって顧客の顔や名前を覚えるのが得意であり、加えて「売る側と買う側」の均衡を崩さない範囲で気さくに接する彼の態度に親しみやすさを覚える客も多いため、外見のイメージがアレな一方で割と親しまれている。このあたりは元店主も見抜いており、彼に跡を継がせた理由の一つにもなっている。
余談だが、元来の背が小さめだったり袖の余った服をよく着ているあたり、もしかしたら女性客に可愛いと思われているのかもしれない。本人としてはどんな評価であっても大して気にしなくはあるが…
動くことがそこまで好きではないので店では椅子に座ってのんびり経理系の作業をしているか客と話すかといった様子だが、有事の際はそれなりに動ける。客が支払い未履行で逃げようものなら無表情ですっ飛んでいくし場合によっては容赦なく殴る。または履いているヒールで殴る(!?) 街の治安が治安なので暴力にさほど抵抗はない。
とはいえこれでも一応平和主義者なので無駄に痛めつけることは好まない。あくまで「報復」としてやるだけ。本人的には何事もなくゆるく生きられるのがベストなため、争いがないならそれに越したことはない。
避けること(=回避)が得意なのは、逃げることで無傷で不戦勝とするパターンをよくしていたから。店主やる前の何者でも無かった時代に。治安終わりならヤンキーとかたくさんいそうだし絡まれてそうなので。
関係性に名をつけるなら「店主と常連客」だが、付き合いの長さは他の客よりも長め(店主を始めた当初くらいからの仲なので付き合いは大体3年とかそれくらい)なので友人みたいなところもあるのかもしれない。また会う頻度が他よりそれなりだからか、基本他人を苗字呼びする紫夕としては珍しく「淀」と名前で呼んでいる。
自分をやたら信頼してくるのは「奇妙な奴…」とは思っているが別に嫌いではない。自分に従順なのは何かと便利だし(あれ?) 純粋な友人というよりは「可愛い犬」みたいな認識。 自分の言うことを聞かせたい時は優しくするし微笑んで可愛がっている。たまに強めの薬もあげる(あれ??)。
静かにしたい時に周りをうろちょろされたり騒がしくされたりするのは嫌。そういう時は飴とかあげて黙らせている。
本編通過後も接し方は然程変わっていないが警戒心は上がった(それはそうかも)。
正直彼の本心的な部分はあまり触れたくない。 面倒な予感しかないので。直接的なアプローチ等は殺されない程度にそれとなく躱すが、見えない所で性的消費される等についてはキショ…と思いつつ止められるものでもないので放置。でも窃盗はやめろ。
飼ってる認識はあるが飼われるつもりは毛頭ない。 再度暴挙に出ようものなら最悪薬漬けにして服従させることも厭わない。でもできればやりたくない。可愛いままの淀でいてほしい。自分はその熱量に報いるだけの感情を持ち合わせていないんだから無謀にも求めてくんな馬鹿。これでも懇意にしてるんだぞお前には。
「用法容量を守ってこその『お薬』でしょ?俺は毒売ってるつもりはないよ」
「生憎ボランティアじゃないからね。タダであげるなんてことはしていない。窃盗犯にはそれなりの報いがあると思えよ?」
「別に、信じているものなんてない。この街で生きるなら尚更。人も、金も、俺が商品として取り扱う薬だって、いつどこで裏切ってくるかわからない」
「強いて挙げるとしたら、商人としての直感くらいのものか?結局一番金を稼げるタイミングを図るだけだから、心の安寧とか救いとか…そういうのには縁遠いけど」
「奪ったものは返すこと。子供でもわかる常識だ」
「ましてやいい歳した大人なんだから…どうすればいいのか、わかるよな?」
・白井 蜚蠊(HO1)
本編をきっかけに知り合った男性。「白井」と呼んでいる。
幾度もうっかりや軽率な言動をしつつ悪気がなさそうな様子には胡散臭さや不信感を覚えていたが、先陣切って遺体の回収や敵地への侵入等をしていたあたりは純粋に助けられたと思っている。よく溜息の元凶にはなる一方で本気で憎めない奴。
染岡の性格を考えると「よくそこで親交があるものだ」と意外に思っていたが、後の本性発覚で納得。あんなギャンブルを提案してくる奴に禄なのはいない(学び)。怖くはないが状況次第では頼りになりつつめちゃくちゃ面倒だと思っている。
・美人 局(HO3)
本編をきっかけに知り合った女性。「美人」と呼んでいる。
自陣の中では一番相互理解ができる相手かもしれない。 客のニーズに応えて多様な商品を扱う職業という共通点がある他、多分根は比較的人情のある常識人同士のため会話で不和が発生しにくく本人的には楽。騒がしくはあるので稀に叫び声にびっくりしている。
状況に対しハッキリと意見したり抵抗する姿が、諦めがちな自分と対照的に見えて眩しく見える時も。嫌ではない。むしろ好ましい。一方で麻野や七川といった周りの人間のやらかしに頭を痛めている図にはちょっと同情した。
・司夭 天理(HO4)
本編をきっかけに知り合った男性。「司夭」と呼んでいる。
温厚で控えめという良くも悪くもこの街に似合わない人間…だと思っていた。最初は。絶対的に信じているものがあるのは幸せそうだと思うが、羨望が全く湧かないのは信仰対象が冒涜的だから。 口にはしないが長生きしなさそうに見えてしまう。なんか頑張れ。
自分が発狂した時に落ち着かせてくれたことには素直に感謝している。でも自分が発狂解除した時は渋々…という感じだったので「信仰に盲目すぎる」と若干呆れていた。とはいえ街の主である安倉津と繋がりが強いのもあり少なくとも敵には回したくない。
・悪辣/HO2(2025/11/1.2.8)
・初期設定画
当初はFGOのアンデルセンみたいに「ショタ顔+低音ボイス」で行こうかなと思ったけど、いざ描いたらまほやくのファウストが連想されたので結果的にそっち寄りになった。まほやくにわかなんだけど…なんかこう、イメージ的なアレ…

↓この辺で服を凝ることを諦め始めている。今の袖のデザインは「流石にここくらいは凝らないと自分的につまらんかも…」と思った一種の悪あがき。

・ディスプレイ
松来くんの立ち絵と並べたら良い感じに上下バランス取れた気がした。偶然~
