【宿主】

現代で進化し、多様化した影魔の新たな戦術。

・概要
簡単に言えば、影魔が人の魂に取り憑くこと。その際に憑いた人間のことを宿主と呼ぶ。

・性質
人の体を乗っ取るわけではなく、あくまで憑いているだけなので、影魔の意思で宿主を制御したり、操作したりはできない。
別段宿主と契約が必要という訳でもない。

逆に、宿主は影魔の力を借りることができ、憑依された影魔の分身を召喚して宿主の指示に従わせることができる。
同時に召喚できる分身の数には制限がなく、カルナが足りればいくらでも作成可能。また、分身の記憶は本体と共有している。

影魔にもメリットがあり、宿主の体(正しくは魂、カルナの宿る部分)に棲むため影に隠れずとも安全に活動できる(例えば心羽の持つ炎の魔法は光を伴うため、影はなくなってしまう)。また、宿主のカルナはいつでも吸い放題となり、宿主に従事することで効率的にカルナを集めることができる。

影魔が宿主から出たり入ったりは自由だが、宿主の意思で体から追い出されることもある。
しかし、影魔が憑依した状態で宿主が死んでしまうと影魔も一緒に消滅する。

ちなみに憑依できる対象は「自身のカルナを持つもの」。なので使者やゴーレムといった特殊なものに対しても可能。しかし死んでいるとカルナがないため不可能。

・攻略法
本体が人間の魂に隠れているため、召喚される分身を倒し続けてもキリがない。
宿主に追い出してもらって本体を倒すか、宿主自身を殺すかの2択が基本となる。

END

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