--- Title: OKRイントロダクション Author: hiro_y Web: 'https://mimemo.io/m/mqLXOlJP9GzQ19r' --- # これは何 OKRについて説明する機会が多いので資料を手元に用意しておこう、と書かれた資料です。なので特定の企業に特化した内容にはなっていません。 # OKRとは - Objective and Key Results - 目標と主要指標たち - 何のためのものなのか - コミュニケーションの効率化 - 会社、チーム、個人それぞれの目標を明確にするプロセス - それぞれの目標がリンクしていて、調整されているとよい - 例えば、各チームの目標を合わせると会社の目標が達成されるような - フォーカスすることによるメリット # Objective - 達成すべき戦略目標 - **Think Bold.** - 大胆に。何かしらのチャレンジ要素が含まれているべき - 普通にやっていったら達成できるような目標では低すぎ - 割と抽象的な内容でOK - 例: `最も使いやすいファイル転送サービスである` # Key Results - Objectiveの達成度を示す客観的な数値指標 - 計測可能(measurable)であることが望ましい - 達成度、現在位置の確認ができる - わかりやすいこと、大事。皆が同じ方向を向きやすい - KRsが多すぎるのはよくない - 例1: `アップロードに必要な画面遷移をxxステップに減らす` - 例2: `ユーザーの再利用率をxx%にする` # OKRの評価 - 何度でもOKRについて話す - 週次のMTGがあるのなら常にその中で話す - あまり長期間にわたる設定をしない - 状況は変わるものなので - OKRの見直しが頻繁に必要になってしまう # OKRとロードマップの関係性 - KRsを達成するために必要な施策をそれぞれ考えていく - 施策の優先順位を付け、実施すべきタイミングを見極めてロードマップ化 - ロードマップの進捗とKRsの達成度を定期的にベンチマークする # 人事評価との関連性 - OKRの達成度そのものを人事評価とリンクさせない - OKRを決めたり、KRs達成のためのプロセスを評価する - チーム体制とかその辺の見直しのきっかけにはなる # 共有すること - OKRは基本的に全員で共有されるべきもの - 公開しよう、全員が見られる場所に置こう - 誰が何に取り組んでいるのか、活動は何かが見えるようになる # 参考 - [Startup Lab workshop: How Google sets goals: OKRs - YouTube](https://www.youtube.com/watch?v=mJB83EZtAjc) - [OKR (目標と主な結果) – 前田ヒロ](http://hiromaeda.com/2015/01/19/okr/) - [OKR:組織内のコミュニケーション効率化と重要なゴールへの集中を促すシステム - yaotti's diary](http://yaotti.hatenablog.com/entry/2015/02/15/001352) - [GoogleやZyngaなどの企業が進捗を評価するのに「OKR」を使っている理由 | ライフハッカー[日本版]](http://www.lifehacker.jp/2013/10/131030okr_system.html) - [managementxyz: Google の評価制度- 評価される要素について](http://managementxyz.blogspot.jp/2014/03/google.html) - [2016-10-25 product manager conference 資料](http://www.slideshare.net/takeoiyo/20161025-product-manager-conference/24/)