カルナの能力

心羽【羽のカルナ】
イメージカラーは赤。心羽の「空を飛びたい※」という心の具現。
一対の大きな翼を持ち、鳥のように空を自在に翔ける。炎を操る能力もあり、戦闘時は炎で弓矢を生成し遠距離から攻撃する。そのため、羽のカルナではあるが人々の間では「羽の使者」「炎の使者」「弓の使者」などさまざまな呼称がされる。
飛翔するコツを掴んでからはたまに窓から飛び立つ練習をしている。空を移動手段とするため障壁が少なく、車より早く移動できるのでたびたびパシリとして使われる。
繰り返す昇華の過程で弓を使わずに炎を操作することが可能になり、炎熱による温度操作で物質の融解や爆破も可能。
昇華の条件はカルナを空を飛ぶために使うこと。※

※弓音とカルナの形質が似ているために恒正がこうだろうと予想していたもの。実際は「人を救いたい」→カルナの力で人を助けること。

拓夢【竜のカルナ】
イメージカラーは紫。拓夢の「抗いたい」という心の具現。
全身の至るところに竜の鱗を纏い、格段の防御力を得ている。特に両手を覆う鱗は逆鱗になっており、殺傷能力も高い。
モチーフが竜ということもあり、RPGゲームによくありそうな外見をしているため同級生からの人気が高い。
昇華の条件は自分を束縛するものに対してカルナを振るうこと。

碧【水のカルナ】
イメージカラーは水色。碧の「癒したい」という心の具現。
水を生成して操る能力があり、戦闘時は水圧を上げて切断武器にするほか、仲間を癒してサポートする。
水を操れるだけあって掃除や飲み水など、あらゆる局面に対応できる上、水には触れたものを癒す効果があり、擦り傷や切り傷はもちろんのこと、疲れや熱からくる気だるさまでも治すことができる。そのため碧のまわりには常に水を必要とする人たちが集まり、碧には大きな負担となっている。
のちに、水は無尽蔵に出せるわけではないことがわかり、能力を存分に発揮できなくなった。
昇華の過程で水の固体である氷も操れるようになり、その形を創作して氷の壁や氷の剣などの生成も可能になる。ただしその力はストレスを必要とするらしい。
昇華の条件はカルナで自分や誰かに癒しをもたらすこと。

亮【爪のカルナ】
イメージカラーは黄色。亮の「強くなりたい」という心の具現。
両手の甲から伸びる3本の鉤爪を持つ。爪は伸縮自在で、素早く長さを調節できる。身のこなしも軽やかになり、戦闘時はアクロバティックな動きで敵を翻弄する。
爪を武器とするものの両手は空いているため、父親の経営する土木建築事業では爪の伸縮機能を利用して高所へ素早く移動し道具を渡したり飲み物を配ったりして協力している。
昇華の過程で周囲の風向きを制御できるようになり、移動時の追い風や敵の妨害に使う。また、さらに昇華することで小規模の竜巻を起こせるようになる。
昇華の条件は強さ(勇気)に繋がる行動をカルナで起こすこと。

魁斗【剣のカルナ】
イメージカラーは銀。魁斗の「生き残りたい」という心の具現。
右手に長剣を持ち、全身は鎧に覆われる。その割には俊敏な動きが可能で、美玲との連携攻撃を得意とする。
剣を生成する能力があり、華のある戦い方を披露する。

美玲【絲のカルナ】
イメージカラーはピンク。美玲の「繋がりたい」という心の具現。
糸を生成して自在に操る能力を持ち、糸の太さや固さまで自在に操作する。戦闘時は糸で敵の動きを押さえ、魁斗のサポートを行う。
その糸を使って服や布を作り、マーケットに出して資金稼ぎにし、魁斗と家計をやりくりしている。

恒正【命のカルナ】
イメージカラーは白。
触れた他のカルナが持つ力を読み取り、一時的に自分のものにして行使する能力がある。
一度に使える力はひとつまで。そのため心羽たちの前では誰かのカルナを読み取って戦う。普段使いは美津希の闇のカルナ。

弓音【鳥のカルナ】
イメージカラーは赤。弓音の「鳥になりたい」という心の具現。
鳥に
全身が鳥のようになり、随所から羽毛が生え、脚には鋭いツメを持つ。背中には一対の翼があり、心羽のように飛翔が可能。
戦闘時は手のひらに火球をつくり、対象にぶつける攻撃を行うほか、足の爪で敵を掴んで一方的に攻め立てることも。
心羽が持つ羽のカルナとは相似点が多く、普通はありえないカルナ同士のリンクを持つ。

美津希【闇のカルナ】
イメージカラーは黒。美津希の「影になりたい」という心の具現。

玲【記憶のカルナ】

司【力のカルナ】
イメージカラーは青。司の「すべて滅ぼしたい」という心の具現。

END

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