--- Title: チケットテンプレ Author: ukei1986 Web: https://mimemo.io/m/n7vg4WgpPy4Aa1q --- # チーム運用ルール v1 3人チーム(室長 / シニアエンジニア / ジュニアエンジニア)の運用ルールとチケットテンプレート集。 --- ## 基本方針 - スクラムは組まない。**カンバン + 週1棚卸し**で回す。 - チケットは2層構造: **親(What/Why) × 子(How/How much)** - 技術スタックの決定は**技術チームを必ず通す** --- ## チケットのルール ### 親チケット(種別: 機能追加 / 改善) - **書く人**: 依頼者(主に室長) - **内容**: What(何を) / Why(なぜ) / 完成の判断基準 / 希望時期 - **書かないこと**: 技術スタック、実装方法(技術チームで検討します) - **起票タイミング**: 随時。週1棚卸しで整えます。 ### 子チケット(種別: タスク) - **書く人**: 技術チーム(シニア or ジュニア) - **内容**: 前提確認 / 技術方針 / サブタスク / 見積り / リスク - **起票タイミング**: 週1棚卸しで親を分解、または着手前 ### 原則 - 親チケットの**完成の判断基準が埋まっていない**場合、着手しない - 子チケットの**前提確認欄は必ず文字で書く**(口頭で済ませない) - 範囲外の追加依頼は**必ず子チケット化して見積りを出してから着手** --- ## 親課題テンプレート(種別: 機能追加 / 改善) Backlog設定 → 種別 → 各種別の「テンプレート」欄に貼り付け。 ```markdown ## 何をしたいか(What) > 実現したいことを1〜3行で。技術用語は不要、やりたいことをそのまま書いてください。 ## なぜやりたいか(Why) > 背景・目的。どの課題を解決するか、誰が嬉しいか。 ## 完成の判断基準(Acceptance Criteria) > 「こうなっていればOK」を箇条書きで。3〜5個目安。 > ここが埋まっていないチケットは着手しません。 - [ ] - [ ] - [ ] ## 優先度・希望時期 - 優先度: 高 / 中 / 低 - 希望時期: YYYY/MM/DD 頃 ## 参考情報(任意) > 参考URL、類似サービス、関連資料など。雑でOK。 ## 技術的な希望(任意) > 使ってほしい技術、参考にしたい仕組みなどがあれば記入してください。 > **指定する場合は「なぜそれを使いたいか」もあわせて書いてください。** > (例: 「◯◯を使いたい。理由は過去案件で実績があるため」) > 理由が技術的に妥当か技術チームで確認し、より適した選択肢があればご提案します。 ## 技術チームへの相談事項(任意) > 「ここは任せたい」「この方法でできる?」など、迷っている点があれば。 > ここは気軽に書いてください。技術的な答えはこちらで整理します。 --- ### 記入ガイド - 技術スタックや実装方法は基本的に書かなくてOKです(こちらで検討します) - 書きにくければ箇条書きで投げてください、週1棚卸しで一緒に整えます - 子課題(実装タスク)は技術チームが作成します ``` --- ## 子課題テンプレート(種別: タスク) ```markdown ## 親課題 関連: ## 前提確認 > 親課題を読んで、自分の理解を明文化。認識齟齬を防ぐための欄。 > 口頭で済ませず必ずここに文字で書く。 - やること: - やらないこと: - 不明点・確認したいこと: ## 技術方針(How) ### 使用技術・ライブラリ > 親課題に技術指定があった場合、その妥当性検証結果もここに記載。 ### 実装アプローチ > どういう構成で作るか。ファイル構成、データフロー、主要な設計判断。 ### 影響範囲 > 既存のどこに触るか、依存関係。 ## サブタスク分解 > AIに投げやすい粒度(1タスク1ファイル/1関数目安)まで分解。 - [ ] - [ ] - [ ] ## 見積り(How much) - 想定工数: 〇人日 - 着手可能日: YYYY/MM/DD - 完了目標: YYYY/MM/DD ## リスク・懸念 > 技術的に引っかかりそうな点、事前に潰しておきたい点。 > ここに書いたことは週1棚卸しで共有。 ## AI活用メモ(任意) > どの部分をAIで進めるか、プロンプト方針など。 > **AIに投げる前に「自分はこう思う」という仮説を1行書いてから投げる。** ``` --- ## ミーティング ### 週1チケット棚卸し(30分〜1時間) - **参加者**: 全員 - **内容**: - 新規の親チケットを一緒に整理(室長の口頭依頼をその場でチケット化) - 既存チケットの優先度・進捗確認 - 子チケット分解と見積り - リスク・懸念の共有 ### 週1レトロ(15〜30分) - **参加者**: 技術チーム(必要に応じて室長も) - **内容**: - 詰まった点の共有 - AI活用の効率化ポイント - プロセス改善の提案 ### デイリーは非同期 - 朝会はなし。進捗共有は**Slackの分報 or Backlogのコメント**で。 - 詰まったら即Slackで相談する。 --- ## ガントチャート - **親チケットのみ表示**(種別フィルタで「機能追加 / 改善」に絞る) - 子チケットはボードで管理、ガントには出さない - 親の期間は、子の見積り合計を反映してから確定 - 長期案件はマイルストーンで節目を可視化 --- ## AI活用ルール ### プロンプトを打つ前に仮説を1行書く - AIを「答えの出力装置」ではなく「検証装置」として使う - 子チケットの「AI活用メモ」欄に仮説を記入 - シニアレビュー時は仮説部分にもコメントする ### チケット粒度はAIに投げやすい単位まで分解 - 1タスク1ファイル / 1関数を目安 - 分解自体がシニアの設計判断 --- ## 技術スタックの決定 - **技術スタックは技術チームを必ず通す** - 案件ヒアリング段階から技術チームが関与 - 室長の独断で技術選定・発注はしない - 親チケットに技術指定がある場合、**指定理由を明記してもらう** - 理由の妥当性を技術チームで検証 - より適した選択肢があれば代替案を提示 - 事前相談がなかった案件でトラブルが発生した場合、対応は**工数計上した上で**引き受ける --- ## トラブル・振り返り - 技術的な齟齬やトラブルが発生した案件は、**技術ログ**として記録を残す - 責めるためではなく、次に同じ事が起きた時の参照資料 - Wikiに「技術ログ」ページを作成し、案件ごとに追記 --- ## 禁則事項 - 技術スタックを技術チーム不在で決めない - 「わかってるから作れ」での丸投げ依頼(完成の判断基準を必ず書く) - 口頭指示での作業開始(必ずチケット化) - チケットなしの追加作業(後で揉める) --- ## 運用の見直し このルールは固定ではありません。月1のレトロでルール自体も見直します。 不都合があれば遠慮なく提案してください。