血で血を洗う戦争は終戦を迎えたこの時代にとある一つの国があった。
広大な領地、大量の兵隊と戦略兵器を持ったその国の名は『エーヴィヒカイト』
世界第一位の軍事大国であり、戦勝国でもあるその国は確固たる地位を築きあげていた。
...しかし現実は違う。
少数派民族の迫害や革命派の処刑、命令に背く者の粛清...まさに地獄であった。
そしてこれは、そんな国のトップである総統と、それを取り巻く幹部達のお話...
【 エーヴィヒカイト 】
広大な領地、大量の兵隊と戦略兵器を持つ世界第一位の軍事大国。
殺戮や虐待が横行しており、銃声や叫び声が聞こえてくるのは日常茶飯事。
【 総統 】
エーヴィヒカイトを治める国のトップ。残虐だが、魅力的で魔性。
【 幹部 】
総統を取り巻く臣下。総統に忠誠を誓っているものもいれば、
総統の行いに疑問を感じているものもいる。
【 側近 】
総統の側近。総統の補佐や処刑、粛清を行う。
【 書記長 】
国家機密や書類、情報の管理を行う。また、軍の指揮をとる。
【 大佐 】
エーヴィヒカイト軍の最高位階級軍人。
前線ではあまり戦わず、平時は新人の指導係をしている。
【 軍医 】
兵隊の怪我の治療を行う。また、稀に兵器の開発に関わる。
【 研究所長 】
兵器の開発や、捕虜を使って、人体実験を行い、結果を書記長に報告する。