学びを結果に変えるアウトプット大全
2019/10/14
学校でお世話になっているカウンセラーの坂東さんに、今プログラミング学習をしている私にピッタリの本であると勧められたから。
インプットとアウトプットの反復こそが、知的生産活動の軸
情報をインプットするだけでは記憶には定着せず、ただの自己満足で無生産な行いにしかならない。しかし「アウトプット=情報を使う」ことを組み合わせるだけで情報の長期記憶と共に自己成長に繋がる生産的な行為に変わる。
インプットとアウトプットの黄金比は3対7
アウトプットは運動(行動)機会をを増やすということに繋がり、脳の情報記憶が効率的に行われる。自分の行動に変化があると周囲にも影響を与え、現実世界がポジティブに動き出す。つまり、アウトプットはリターンが大きいためインプットより多いほうが良い。
信頼関係は「一度に長く話す」よりも「短い会話を何回も」
心理学で有名な「ザイオンス効果」に基づくと雑談は内容よりも回数の方が重要であり、接触回数が増えると人の好感度は高くなる。
ある程度の「緊張」があったほうがパフォーマンスはアップする。緊張は敵ではなく、味方である。
緊張状態では脳内でノルアドレナリンが生成されるため、集中力や判断力を高める。多少の緊張は脳のパフォーマンス向上に必要である。
当たり前だが、行動しなければ何も変わらない。
全てのインプットを行動と結びつけることにより、人生に変化が生まれ自ずと自身の成長へと発展していく。
アウトプットの機会を増やしていく事が自己成長を促進することに繋がるため、アウトプットを惜しまずにどんどんするべき!
情報社会の現代、ニュースやテレビで情報を収集することに追われて、自分の思う事や感じている事をまとめてこなかった。1つのニュースや映画、本であってもたった数百字の感想を文字に起こしてみるだけで、自分の考えが明確化されて行動意欲も湧く。
本の内容はそこまで深くなかったものの、今このように本のレビューを書こうと思えたのも、この本がOutputの大切さに改めて気づかせてくれたからだ。自分に変化を与える本に出会えて嬉しい。