--- Title: 34.どうして同人誌出したいの? Author: naruserina Web: 'https://mimemo.io/m/ydN6wox0x9op7qE' --- こんな記事を書いたこともあった これを読んでからだと私が何者かがなんとなくわかる https://mimemo.io/m/JYpaMlMg3YGyrdg 多分まとまらない、答えのないことをぐるぐる考えるだけになると思うので、読みやすさはあまり考慮せずにだらだらやりたいと思います。 長くなりそうだったのでツイートするよりはこっち向きかなと思って記事を書きます。 私は同人誌が好きです。 二次創作自体好きですが、紙媒体で読むのが好きなので同人誌の方が好きです。 まず読むのが好きです。漫画も小説も読みます。 そして気付いたら思ったより描いてました。 未だに描く側の意識はありませんが、イナズマオンリーにコピー本を持ってサークル参加したあの日から大体10年経ってました。 私が同人誌を出す理由としては、もちろん同人誌が好きだから それから、何かわからないけど「本を出そう」って思うから あと、長めの話を思いつくとだったら本にしようかな って思うから 最近だと、自分の好きになるカプとかキャラの本がそこまで多くないことが多いので、この世にこのカプの本が1冊増えたら嬉しいな、pixivのタグが1件増えたら嬉しいな、サークル数が1あったら嬉しいな と思ってやってることが多い気がします。 あまりにも、そのパターンが多すぎるような気がするんですけど。 普通、こんなもんなんだろうか… 賑わってるものが目に付きやすいから、よく見ると実は少数派の方が世の中多いんだろうか… 私は自分のために同人誌を出してます。これははっきり言えます。 自分が満足するために、本を出すことで上記が果たせて達成感が得られるから 同人誌を発行する自分だけは自分で褒められるから あと、自分で読みたい話は自分で描くのが早いから 自分の絵なのは癪なんだけど そう、そうなんですけど… 自分で読みたいだけだったら、1冊だけ出して自分だけ読んで終われば良いんですけど、 私はサークル参加をして、少なくとも2冊以上本を刷って、会場で頒布して通販をやって、私以外の人間の手元にも渡らせようとしています。 それは結局、自分以外の人にも読んでもらえたら嬉しい っていうのがある…のは事実 ないとは言わない、絶対に あるんだと思います。大きくはないにしても 誰かに喜んでもらいたいとか、そのカプをもっと好きになってくれる人が増えたらいいなとか、そういう、布教的な意味は大分薄いと思っています。心の奥底ではわかりませんが だからこそ、野心というか、もっとでかくしてやる!このカプを!俺が!!みたいな気持ちがないからこそ、それが自分のスキルアップに繋がらないとか、漫画を描く、カラーを塗るにあたっての工夫をしないとか、そういう学びを怠る っていうのになっちゃうんだなって 思いますけどね… うまくなりたい気持ちはあっても、結局今のままでいいやっていうか、私が満足すればいいやなので…良くないなあ 絵が上手くなれなくても、漫画は上手くなりたいし、トーンワークをもっと気遣いたいっていうか線画どんなに頑張ってもトーンを最後に全部やるせいで仕上げがいまいちなの何とかしたいのでこれはちょっと ほんと やり方改めよう… 締め切り2時間前くらいから心臓がバクバクしてくるの、本当、寿命が縮まる なぜ同人誌をってところに話を戻しますが、 世間に1カウントされたいと思っていますが、私が出した本 としてカウントされたい欲は正直そこまでありません。多分 私が5出したらカウントが5増える、それだけでいい ただまあ数だけ増えればっていうだけではなく、せっかく出すなら良い本を出したい 私はよく後からジャンルにハマってpixivを漁ったり書店ページを検索したりするので、その時にあ!これある!!って気になってくれる人がいたら嬉しい そのために既刊本屋をやってるし だから、私の本が世に放たれていくのは 割と長いスパンを考えなければならないんだな…今思った でも、これは被害妄想というか加害妄想ですけど、 このカプいいな!ってなった時、世にあるそのカプの本がほとんど私だったら、その人が私の作品好きじゃなくて「このカプ好きだけど好きな作品なかったな~」って終わっちゃったらすごく、ごめんなって気持ちになるので、そういう意味でも、書き手は多いに、越したことはない!!!!!!! (こういうとき大概「自分で気に入るのがないならじゃあ自分でかけよ」ってなるかもしれないけど、現実難しいだろうなとは思う 興味が途絶えたら終わる) なんか私だけ ってところに私自身が勝手にプレッシャーを感じてることがよくある…私がこのカプで参加してるから誰も参加してくれないんじゃないかとか…そんなことないんだけど…誰も見てねーしそもそも……… あとあと、これは社会人になってからよく感じるのが、かけた時間と見合ってるかどうかをどうしても考えてしまう 何と比較して見合ってる って考えてるの?と言われると、 それを考えてしまう時点で、私自身の満足だけでは見合わないんだ って じゃあやっぱり自己満だけじゃなくて他にも必要なんじゃん って…強欲なのに純朴ぶりやがって…と我ながら……卑しい人間… 見てもらえる数が少ない(少ないと言えるようなレベルなの?っていうのはある)からと言って描くことをやめることはしないと思うし、 実際描きたいと思う前に申し込みを考えてるし、 本にする以前にまず妄想して話を考えてあーこれ描きたいなって思ってるから やっぱり、紙媒体で自分の絵がばーんて形になった時の喜び 結局これに尽きるんですよね 初めて手にしたあの時の感覚が忘れられないんだな… --- 確かに自分自身いわゆる人気どころを避ける癖はある、のは認める けど、さすがに、どこ言ったって一人とか一桁とかは なんか流石に、神様、もういいんじゃないですか…?と思いつつ、100もサークルが在るようなカプは自分じゃ描かないんだろうなと思いつつ、そこで描いたら私の本はどれくらいの人に行き渡るのかな?というのも知りたいと思いつつ あれなんですよね、自分の本を読んで欲しいより、 自分の本を手にとってもらえた=そのカプが好き、興味がある人 がいることを実感したいんですよね そういう意味で、私自身認めてもらいたいんでしょうね…そうなんだろうな… 長くなってきたし割と満足してきたからそろそろ終わりにしようと思いますが、 永久になぜ私は本を出すのかは考え続けるような気がする…火がつくところはジャンルやカプによるだろうし… 本が出てイベントが終わってからだと全部言い訳に聞こえそうなので(もう既に大分言い訳じみてるけど)今書いちゃいました。 次の本は人生で初めて箔押ししたから楽しみだな 結局、自分で考えた最強のストーリーが自分の絵じゃ納得いかなくてすごいもどかしいってのは一生つきまとってるけど みんなそうなんだろうか… せめて自分の絵を好きになりたいと 数年思っているが 無理かな… ただ、描いてて楽しいとか、ここいい感じに描けたなとかはあるから 絵を描くのが好きっていうか、漫画を描くのが好きなのと、話を伝える手段として漫画を選んでるだけってのと…そういう意味では小説にも挑戦してみたいけど 最近 活字がまじで読めない…… ネガティブ文章ではあるけどそこまで なんていうか 振り返ってるだけなので ただなんか さすがにギリギリ人間をどうにかしたいなって 思いました。今回、もっと頑張りたかったなって 思っちゃったので…頑張れよって話なんだけどね…でも本は楽しみ 自分の本が楽しみなうちは、ひとまず 大丈夫かなって思います 腐女子はやめるものでもやめられるものでもないし 元気に これからも 描きたいと思ううちは漫画描いて創作したいなと思いました おわり