抱きしめられたときの君の香りを思い出す
優しく髪をなでてくれた手の感触を思い出す
繋いで歩いた手のぬくもりを思い出す
降ってきた唇の感触を思い出す
ふいに降ってきた唇の感触を思い出す

きみの体温を思い出すことでしかわたしは自分を守れないのだと気づいた、春の香りがした日