0 74.BEYOOOOONDSとWITHから「好き」を探る
こちらは「アイドルオタクAdvent Calendar 2025」11日目の記事です。
初参加のせりなと申します。
長くなりそうですが、お時間ある方は最後までよろしくお願いします!
10日目は涅槃(ネハンヌ)さんの「「光のうた」ってさ、本当に良い曲だよね」でした。
私もとても大好きな曲ですが、こちらの記事を読んで改めて歌詞を噛みしめました。
2025年6月、横浜アリーナで私はでっっかい声で笑顔で光のうたを歌いました。とっても気持ち良かったし楽しかったし、嬉しかったのをすごく覚えています。コールレクチャー動画をガッツリ見て練習して良かった!
あと堂本光一さんを好きなお友達とカラオケに行った時に光のうたを歌ったら「良い曲だね~」って言ってくれて、「これ堂島さんが作ったんだよ」って言ったら「どおりで良い歌詞だと思った!!!」って返してくれたのも良い思い出です。
私の記事は三次元アイドルと二次元アイドルの話です。
2025年も変わらず大好きだった、ハロー!プロジェクトの女性アイドルグループBEYOOOOONDSと、2025年に大好きになった、男子アイドルチームWITHの話をします。
三次元と二次元、女性と男性、違うところはいっぱいけどどっちも大好きだと感じる。じゃあ私はどこに惹かれたんだろう?そんなことを考えていきます。
目次1.各アイドルの紹介、私の自己紹介2.それぞれの好きなところ3.児玉雨子さんの歌詞4.どっちも好きになって良かったこと5.まとめ6.宣伝
1.各アイドルの紹介、私の自己紹介
まずはそれぞれのアイドルの紹介と、ついでに私のことも紹介します。
- BEYOOOOONDS (ビヨーンズ)

↑2025/12/10に発売された3rdアルバム。装丁カワイイ!!
ハロー!プロジェクトのアイドルグループ。グループ名には「既成の枠組などを超えて、自由に未来へ大きくビヨーンと伸びていってほしい」という思いが込められている。12人でデビューし、2025年12月現在は9人で活動中。
初期は寸劇を取り入れた楽曲が特徴的で、今はそこで培った表現力を活かしたパフォーマンスや、ピアノやトークボックス、DJなど個々の特技も活かした楽曲も多く、ライブでは生演奏も披露される。
▼参考URL
・現メンバーや詳細
https://www.helloproject.com/beyooooonds/profile/
・丁度いいタイミングで自己紹介ソングの映像がアップされた!
- WITH (ウィズ)

↑再プレスされた初回限定版のアルバムと人生で初めてデコった硬貨ケース。
※二次元キャラクターゆえ切り口はいくつかありますが、アイドルチーム自体やその活動になるべく焦点を当てるよう努めます。
男の子なら誰でもアイドルになれる アイドルテーマパーク『男子プリパラ』、通称"男プリ" でトップの人気を誇るアイドルチーム。
メンバーは中学2年生の夢川ショウゴと、高校2年生の三鷹アサヒ、高瀬コヨイの3人。元々アサヒとコヨイの2人チームだったが、ソロとして活動していたショウゴが後に加入し3人チームとなった。
▼参考URL
・アニメ「アイドルタイムプリパラ」キャラクターページ
https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/ipp/chara/
・映画「KING OF PRISM-Your Endless Call-み~んなきらめけ!プリズム☆ツアーズ」キャラクターページ
https://kinpri.com/character/detail/?chara=19
- 私の自己紹介
2021年3月にハロプロにハマるまでは、アニメや漫画やお絵描きが好きな根っからの二次元だけのオタクでした(今でももちろん二次元大好き)。二次元アイドルジャンルとしては、主にうたの☆プリンスさまっ♪や、アイドルマスターを通っています。WITHは映画「KING OF PRISM-Your Endless Call-み~んなきらめけ!プリズム☆ツアーズ」通称:キンツアきっかけで好きになりました。
三次元に関してですが、モーニング娘。黄金期、ミニモニ。ド世代であり、曲を聴いたりハロー!モーニングを見たりしていたモー娘。(敢えての表記)大好きな子供でした。学生の時は声優に興味を持つものの、俳優やアイドルにハマることもなく二次元オタクとして過ぎ去りましたが、2021年3月、2ndシングル発売記念の1stライブYouTube無料配信をきっかけにビヨーンズ、そしてハロプロにハマりました。
そこから実在する人間の"見方"が分かるようになったのか、2023年にはサブスクをきっかけに嵐を好きになり、一度も完走したことなかった特撮作品を見たり、ビヨーンズのゲスト出演をきっかけにバスケットボール観戦にハマることになりました。
2.それぞれの好きなところ
続いて、それぞれのアイドルの好きなところをいくつか書いていきます。
まずは、共通する好きなところ。
・個性的な歌声による粒立ったソロパートと綺麗なユニゾンが両立しているところ。声の相性やまとまりが良いともいう。
・視覚でも楽しませてくれる、次に何がくるかとワクワクするようなパフォーマンス。
・お互いの個性をメンバー同士で理解していてリスペクトがあるところ。大切な仲間であり切磋琢磨し合うライバルでもあるところ。
・背中を押してくれる、自己肯定・開放してくれる歌詞を歌う曲があること。且つ、それを歌うに相応しいアイドルやグループ/チームでいるための努力をしてパフォーマンスで魅せてくれるところ。
次に、それぞれにしかなくて、特に私が好きなところです。
・BEYOOOOONDSは…共通点にも書いたけどやっぱ歌の上手さ!!
一つのグループの曲を聴いているはずなのに、カラフルで色んな歌声が聞こえてきてとても楽しい!それがノイズにならずに綺麗にまとまっているところ!!美葉ちゃんの歌声とみいみの歌声が同じ曲から聞こえてくるってすごい。そしてグループの音域がとっても広い。ハモりもすっごい。それと歌詞がすごく聴きとりやすいと感じます。それくらい1ワードずつ丁寧に歌っているんだなあと。
あとは好きになって特に感じるのは、活動や一つ一つのパフォーマンスに対する意識の高さや、お互いを褒めて言えることは言い合って、支え合って高め合っているところですかね。メンバーの卒業はあっても現時点で加入はなくてある種の外部からの刺激が少ない中で、ダレずにずっと真摯にやり続けられているところは1人の人間として本当に尊敬しています。ステージに真摯なところはハロプロ全体に言えることではありますが。良すぎるくらいずっと良くて、ライブを見るたびに「どこまでいっちゃうんだ…?」と恐怖を覚えることもあるくらい、ビヨーンズは伸び続けてくれます。どんどんより良いパフォーマンスにしていこうって、個々もグループも磨き続けて高みを目指してくれる姿は、ファンにとっても本当に有難くて日々感謝が止まらないです。
・WITHは…同様に歌声の個性が大好き、というのももちろんありますが、二次元アイドルの中でもWITHにしかない魅力だと感じるのは「男プリのアイドルであるところ」ですかね。
先述の通り、男プリは男子プリパラ――つまり基本的に男性しか入れない空間なので(イレギュラーあり)、ライブや握手会等のお客さんも男性だけです。同性のファンに向けてIIZE!を届けているんです。それを踏まえて彼らの楽曲を聴くと…す、すごいなあと思います。
(ライブは配信もあるので、現実には女性ファンもたくさんいます。現場行けなくて平気なのかなあって思う…)
私の世界が狭いだけかもしれないですが、女性同士は可愛いねかっこいいねってお互いに結構言いやすいと思うんですが、男性同士って可愛いねかっこいいねそれ良いね、ってどれくらい言いやすいんでしょうか。それを特に不思議に思うこともなく、いいぜ!って言い合える男プリって本当に素敵だなと思っていて、そのトップを走るWITHってカッコいいなあと思う訳です。
好きなところはこんな感じでした。
共通するところもあり違うところもあり…
そんな二つのグループ/チームを私の中で繋ぐ大きなきっかけとなり、WITHに深くハマる大きな理由になったのが、作詞家の児玉雨子さんの書かれる歌詞でした。
3.児玉雨子さんの歌詞
児玉雨子さんのことはハロプロを好きならよく知ってる方も多いと思います。ビヨーンズだけではなく、つばきファクトリーや他のグループにもたくさん歌詞を書いてくださっています。二次元アイドルでも、アイドリッシュセブンやアイドルマスターミリオンライブ!、シャイニーカラーズなどにも提供していて、本当に幅広く活躍している方だと認識しています。
雨子さんはビヨーンズにもたくさん歌詞を書かれていますが、雨子さんの書くビヨ曲の歌詞とーーっても好きなんです。Go City Goって本当に美しい言葉たちで…そしてWITHの曲もたくさん担当されています。これを知った時は運命だと思いました。
Uta-Netのリンク貼るので、よかったら作詞が児玉雨子さんになっている曲の歌詞を読んでみてください。
BEYOOOOONDS→ https://www.uta-net.com/artist/27035/
WITH→ https://www.uta-net.com/artist/23657/
雨子さんがWITHの曲もいくつか担当されていると知った明確なタイミングは覚えていないんですが…キンツアでWITHと出会い「スーパー・ダーリン」の歌詞をしっかりと見た時に特に惹き付けられたフレーズがありました。
何度もめぐりめぐって出逢った
そして何度もめぐりめぐって また逢おうぜ
この次のファイヴミニッツ
(WITH/スーパー・ダーリンより引用)
これが映画作品という、止めたくても止められない、巻き戻したくても巻き戻せない空間で「また逢おう」って言われたらもう……また逢いに行くよ!!!!ってなってしまう。そしてリピーターへ。
この歌詞に関しては、WITHハマったばかりの私が色々言ってました。
素敵なステージ見た後の、名残惜しさとまた見たい、また会いたいが詰まってて、ステージからまた逢おうねって言ってくれるのも、切ないのに嬉しい
アイドルでも作品でもこんだけ世の中にたっくさんある中で、自分がその人(物)に出逢えてかつ良いなと思えることなんて、偶然とか運命とか思ってしまう
たった5分の刹那、こんなにも胸に残る、だけど時間は過ぎて行って終わりが近づいて、あーもう終わりなんだ…って寂しくなってるところに「また逢おう」って言ってくれることが個人的にかなり沁みる…終わりじゃないんだ「また」があるんだって…何度か巡ってようやく出逢ってまた巡っても逢えるんだ…
ここからWITH曲の無限リピートが止まらなくなり現在進行形でも続いている訳ですが、どれもこれも良いと思いつつも、特に好きだと感じる曲の作詞がもれなく雨子さんでした。そして納得した。ありがとう児玉雨子さん。
雨子さんの歌詞の好きなところは色々ありますが、「そんな表現あったんだ!」と思うような新鮮な言葉の並びや、単純に響きが面白くて耳に残るワードチョイスとか、いわゆる「良い歌詞」もある中でちょっとトンチキ寄りの面白い歌詞もあり…本当に幅広いです。言葉って面白いな、日本語って素敵だなと感じています。
時に優しく包み、時に鋭く切り込んでいくような雨子さんの歌詞をこれからも噛みしめ楽しんで行こうと思っています。
そんなわけで、雨子さんの歌詞の後押しもありWITHにズブズブになる私でした。
今となっては好きだ!!と言える三次元アイドルもいっぱいいますが、なにせ二次元オタクとしてずっと生きてきたので最初は本当に戸惑いました。
だけど思ったよりも自分が別人にならなかったというか、何を好きでも根っこの自分は変わらなかったことが分かったんです。
そして、どちらも好きになれて良かったと感じたことも多かったです。思い浮かんだことをいくつか書いてみます。
4.どっちも好きになって良かったこと
・お互いの次元の 「アイドル」の解像度が上がる、高め合える
⇒三次元グループアイドルにハマると動体視力が上がります。
ずっと絶え間なく動く集団の中から推しを見つけたり、遠目で衣装や髪型やダンスを見て「あれは○○ちゃんだ!」って瞬時に判断したりするので。同様に曲の歌割りも二次元ほど平等ではなく、分かりやすくキャラクター感のある声でもないことが多いので耳も良くなります。
これが二次元アイドルCGライブを見た時にもめちゃくちゃ活きます。目が良くなりました。それこそWITHはダンスの個性もすっごいです。ショウゴの顔の完璧な顔や腰の角度に注目してみてください。
・変わり続ける三次元と、変わらないでいてくれる二次元を同時に好きでいることで自分を保っていられる
⇒これは諸説あるというか一概には言えない部分も多いですが。
三次元では時は止められません。オタクの時も止められなければアイドルの時も止められません。背も伸びれば髪も伸びるし短くもなるし染まるし。卒業、加入、活動休止、解散…他にも体調不良や人生のイベントが色々…
でも、有限だからこその良さがあると私は思っています。なんなら、変化は怖いことでもあるけど、変化するからこその良さもあると思ってます。
二次元も作品にはよりますが、基本的に見た目や年齢にそこまで大きな変化はないことが多いです。サザエさん時空なんて呼ぶこともありますが。
キャラクターは変わらずそこに居続けてくれることの有難さを良く感じています。変化はなくても成長や進化はあるところが二次元の良さだと思います。あとだいぶメタですが、私の存在自体がキャラクター自身に何か影響を及ぼす可能性が三次元より少ないってところも安心ポイントですかね…
変わるもの、変わらないもの、どちらにも良さがあり切ないところもあり。
それを同時に見ることで、両方にある良さと片方にしかない良さをよく感じています。そうすることで、それぞれの次元で頑張る人たちの存在が自分の中でより鮮明になり、一つ一つ、ひとりひとりと向き合うことが出来ているような気がします。
二次元には現実では起こり得ないロマンもあり、同時に実在を錯覚するようなリアルがある。
三次元では同じ時を生きる生身の人間同士、だけどアイドルとファンという関係性で織りなす唯一無二のコミュニケーションがある。
上記は全然対比になっていないですが、そんなようなことを感じています。
5.まとめ
思ったより主題からズレたというか、ダラダラ文章になってしまいましたが、なんとかまとめます。
二次元アイドルと三次元アイドル。
音楽に垣根は無いと思いますが、次元の垣根は"ある"と個人的には思います。
だって、二次元アイドルには抱くけど三次元アイドルには抱かない感情や感想もあるし。逆もしかり。それは自分が二次元オタクの血が濃すぎるからかもしれませんが。
それぞれへの接し方は私の中では全く異なります。
だけど、でも、パフォーマンスを見て良い!好きだ!と感じる部分は共通していることも多いです。それを自分で探して繋ぎとめていくのが楽しいみたいです。
ガチガチ二次元オタクだった私の中にあった垣根をハロプロ、特にBEYOOOOONDSが文字通り超えてくれました。ビヨーンズってもちろん生きている人間ですが、キャラクター的個性を感じやすいのかもしれません。
そこからは色んな人やものを地続きで見ることができるようになり、切り離すところと繋げるところの意識が出来るようになりました。
今回の記事を書いて気付いたのは、私は自分の好きなものを繋げるのが趣味なんだということでした。
色んな世界にある無数の物や人の中から、私と出逢ってくれて、集まってくれた者たちに対してどこからきたのか、何故私のところに来てくれたのかというのを一つ一つ紐解いて、解いた紐をちょっとずつ繋げていくのが好きなんだなと。
もちろんそれぞれに対し唯一無二だと思っています。
これからも色んな事をきっかけに、色んなものを見て体験して感じて考えてみたいです。好きだな、いいなと感じるものが多いに越したことはないと思っているので。
そして、今好きだと感じている人やものにこれからもたくさん感謝して、「好き」を膨らませて、「好き」を繋げていけたらいいなーと思いました。
おわり!
6.宣伝
あとはBEYOOOOONDSとWITHの宣伝です。
気になるな~って思ったらぜひチェックしていただけるととっても嬉しいです。
まずはBEYOOOOONDSの宣伝です。
・雨子さんの美しい歌詞です。
・生声、生ハモ、生ダンス、生演奏 それがステージプラクティス
・二次元好きな人は気に入ってくれそうなトンチキ雨子歌詞
・KING OF PRISM好きな方、DJ KOOさんです。
↑この曲はサブスク配信もある!!!
https://open.spotify.com/intl-ja/track/5SOeTklRn5gtScL2c8ychb?si=58cef4a8112c466e
最初に紹介した3rdアルバムも2025/12/10に発売したばかり!
これからもBEYOOOOONDSを応援するぞ!
次にWITHの宣伝です。
WITHはサブスクに曲あるのでよかったら「WITH プリパラ」等で検索して聴いてください。
・とりあえずCGライブをどうぞ!!(再生位置合わせてます)
・私が半年近く再生し続けているアルバムのトレーラーです。
・アルバムリピートだけだと逃しがちなので、大好きなオレーザービームも
https://open.spotify.com/intl-ja/track/2rjNtQ5i6fQjmjsBIPlnxB?si=232fb04c116342da
・そして最新のWITHのチラ見せショート動画です
https://youtube.com/shorts/K-R_Hi2lbYU?si=OYNAGIVgBYtYOisJ
↑このチラ見せの全貌を知るためにもぜひ「KING OF PRISM-Your Endless Call-み~んなきらめけ!プリズム☆ツアーズ」通称キンツアを上映している映画館に行ってください。6月公開の映画なのでもうだいぶやっていないところも多いですが、もし機会があればぜひ。
あとついでに、私が書いた過去記事のリンクをいくつか貼ります。
・ハロプロにハマりかけで戸惑っている私の記事
https://mimemo.io/m/0x5QZodRDg43Ojn
・嵐を好きだと思った時の記事
https://mimemo.io/m/M2rKBGz1q14D0Em
・Berryz工房のラストライブを見た時の記事
https://mimemo.io/m/z2XWn4vYN8lYApm
・ロージークロニクルにハマった時の記事
https://mimemo.io/m/QDXzlaZ8Y34Pvwk
・WITHに歌わせたいハロプロ曲リスト
https://mimemo.io/m/qLXOlJPR89GzQ19
明日は霞さんの「アイドルを観に行くために精一杯着飾る話」です!
私もアイドルに会いに行く時が最もおしゃれをしようと意気込む人なので、読むの楽しみです!
改めて、素敵な機会をありがとうございました!