異様なロールプレイのうまさ、これにつきると思うけど、ロールプレイに忠実な人はいま有名な中ではそんなにいません。ごめんね。
でも考えてみた。一応にじさんじしばりはした。

# ロールプレイしている

- **でびでびでびる**
  - ほぼロールプレイの鬼。ほんもののあくま。おしょろしいあくま。悪魔なので他ライバーのことを珍妙なあだ名で呼ぶ。コラボ時もニンゲンに対しては「哀れな存在」という感じで接することが多い。動物は畜生として見ている。悪魔族に対しては同族に接するようにしている。
配信内容はおもに飲酒雑談。
- **竜胆尊**
  - この人もロールプレイがしっかりしてる。一人称はわらわの鬼の女王。のじゃロリから逸れない。驚いたりするときもしっかりわらわ。鬼らしく酒豪で、収録時にラベルレスのペットボトルを飲んでるから、でびるが聞いたところ中に入れてるのは酒だったという逸話がある。ご家族のことは婆様、爺様と呼ぶ。お忙しい身なので配信頻度は少なめ。
-  **文野環**
   - 野良猫。野良猫なので神出鬼没。話し方も野良猫っぽくて、のらくらしているし、朝ごはんはだいたい缶詰。空気読まなさもまさに猫。野良猫を擬人化したらこうなるだろうという猫。にじさんじ内ではあんまりオタクっぽくないが、大会にでるとなれば親指から血がでるまでスプラトゥーンやったりする努力家（負けず嫌い）な一面もある。野良猫だから配信頻度もまちまち。
- **出雲霞**
  - 卒業したけど、ロールプレイが一番うまい。というか、"出雲霞"という人生をyoutubeで演じきり、それが終わったので卒業した。アーカイブでリスト化されてる限定公開の動画が多いのでそちらをチェックしてください。これは出雲霞の物語。

# ロールプレイもしつつ回しがうまい
- **月ノ美兎**
  -  最初の人。ここからすべてが始まった。にじさんじの"委員長"として基本的に女子高校生の委員長キャラは崩さない。一人称は"わたくし"。ニコニコ生まれ・ニコニコ育ちの話回しがあまりにもうまく、この人に続いてにじさんじに加入した2期生はまじで全員突出した"狂"をはらんでいる。委員長のロールプレイは、委員長的まとめ役、みたいなところにある。
- **社築**
  - この人はロールプレイというか、社畜がライバーになったのでそのまんまというか。会社員やってあの頃ゲーセンにかよって音ゲーで突き指したりしてた人には「わかる」話題が多くて「うんうん」てなる。
- **レオス・ヴィンセント**
  - 話がうまいかはおいといて、この人もロールプレイが比較的安定している。というかキャラが濃すぎない？ このまま現実世界でしゃべってたら「ヒエッ」てなると思う、そういう意味でロールプレイだと信じたい。マッドサイエンティストの設定なので、配信でもわりと不遜な態度が多い。本人の趣味的には、アウトドアとかバイクのツーリングとか好きらしい。

# ロールプレイとか関係なく個人的なおすすめ

- **剣持刀也**
  - この人の配信はプロリスナーとの戦いである。深夜ラジオみたいなトークセッションが本当にやばい。雑談がうまいライバーでよくジョー力一（りきいち）が挙げられるけど、ベクトルが違う。リスナーもプロなので、コメントは半年ROMったほうがいい感覚になる。
- **鈴鹿詩子**
  - BL大好きなお姉さん。腐女子として共感値が高い。なぜなら擬態がうまそうな空気があるから。そして腐女子を全面に出しているので、シモネタ的配信も多い。腐女子が全員シモネタ好きかと言われればまったくそうではないんだが、腐女子はこのように精神に狂気を抱えながら、日々一般人として振る舞っているのだ……と納得できる姿。基本は真面目だけど狂ってる。
- **轟京子**
  - この人は服飾の知識のあるライバーで、ファッション関係好きな人は話が楽しいかも。服飾専門学校にこういう人いそう、というか高専にはいた。誰とは言わないけど、こういう狂ってる人間が集う学校にいくとこういう人いそうだねという人。しかし知識は本物だ。こういうライバーなのに専門的に学んだ分野があり、いろいろ語れて、リスナーの知見が増える配信者、好きです。
- **加賀美ハヤト**
  - 加賀美インダストリアルの社長で、一人称わたくし。基本社長スタイルを崩さないロールプレイだけどそんなにキツキツではない。この人はシュッとした印象を与えるのに実際は「遊戯王だワーイ！」「ガンダムだワーイ！」「プラモデル！ワーイ！」という少年の心が見えるところが「一緒…」となる。しかし歌うと平然とシャウトするラウドパンクがぶっ刺さってくるから気をつけろ！

# まとめ
ンゴちゃんとかあげたかったけど、あまりにも"狂気"だしやめておきました。わたしはライバーをアイドルとしては認識してないし、アイドルのよさがわからんので、あの頃のインターネットオタクとして生きてきた、おとなになった同士たち、みたいな目で見ています。だからニコニコ生まれニコニコ育ちを感じると、フフッてなっちゃう。
そういう人はにじさんじおすすめだけど、アイドルが好きな人はホロライブとかホロスターズのほうが、売り方がアイドルなのでいいかもしれない。ただし配信内容はそんなにアイドルっぽくないかもしれない。

わたしはアイドルとライバーの親和度は高いと思うけど、アイドルが好きな人からするとライバーには参入しにくい点もありそうなので、見守っていくのは結構楽しい。