0 36.原作ゲームの舞台化がだんだん楽しみになった話

散々私がツイートしてるのでDREAM!ingの説明は省きますけど(公式サイトだけ貼ります https://colopl.co.jp/dreaming/
この一個前に書いた感想にもあるんですけど↓ https://mimemo.io/m/kEWpAok3LDo7Jaj 
最初ドリミが舞台化するって見ても自分の中であまりこう、ぴんと来なかったんですね

舞台化ね~今どきはよくあるやつだ
これは、おめでとうでいいのかなあ
まあ1回くらいは行ってみるか…?

最初はこんな感じでした。

そんな第一印象だったところから、公式のツイート見てだんだん楽しみになって、結果的にめっちゃ楽しんじゃった話をしたいと思います。

そう、多分、そう思えたのも公式の宣伝の仕方が個人的に良かったからなんですよね
(普段2.5へのアンテナはまるで張ってないため、他はどうだこうだっていうのは全然わかってないです。)

1.舞台化発表の仕方が良かった

まず、ドリミの舞台化が発表されたのは2019年11月の公式生放送でした。

https://twitter.com/naruserina/status/1198199193417834498


この生放送あとのひねくれすっとこどっこいツイートも今や可愛く見える

ドリミの生放送はなぜか牛若湊役の声優・中島ヨシキ様が番組構成をやってて、本編終了後に構成作家からオマケの一言があるんですけど、
舞台化はそのオマケで発表されました。

詳しいヨシキのコメントは覚えてないですが、ゲームとは違った話なので、本編ではないところで発表してくれたのが当時はすごく有り難かったです。
ドリミの新情報~~!つって色々発表される中で舞台化どーーん!!!ってなるより、
ドリミの新情報~~!それじゃあまたねー!! ヨシキさんからもう一個発表です、舞台化決定ー!! の方が、なんかこう 受け止めやすかったです。

そんなこんなで、舞台化か~私にとってはなんだかわかんないなあ まあユーザが増えたら嬉しいなあ くらいだったところからスタートしました。


その次の発表は2020年の3月30日でした。

https://twitter.com/mu_dreaming/status/1244617936989372416?s=20


まあそもそも3月30日って色々色々発表があった日で…
アプリの更新停止とか、でも3,4部はゲーム外でちゃんと続くとかていうか3部のメイン5人が私にとって激ヤバでうんたらかんたらうんたら って感じの中、舞台で望月悠馬を演じる佐藤信長さんが出演したり、他出演者が発表されたり、スタッフが発表されたりしました。

私、大真面目に俳優さんのこと全然知らないので、この段階でもピンと来なかったです。

これきっかけで始める人もいたらいいなーと思いつつ
ただ、ミュージカルだしキャストも先生含め12人しかいないので、一体どんなストーリーになるかは全然想像つかないですね
まあ、ドリミだから突拍子なく面白い感じになるんじゃないでしょうか。(信頼からの適当)

↑当時書いてた記事から引用 https://mimemo.io/m/Mzm71lmMxElKLYj
ここまできても他人事
まあこのときの私はCD発売と3部で頭がいっぱいだったし、やっぱりまだ舞台化が自分の中に落ちてきてなかったです。俳優さんのファンが観に来て楽しんでくれたらいいなあとは思っていましたが…
ていうか、このときすでにコロナが登場していて舞台やる時期は大丈夫なのか、ていうかドリパは大丈夫なのか…みたいなね もうぐちゃぐちゃだったからな…(後にドリパは配信で無事開催されました)


2.ビジュアル公開までが良かった

こっからよ こっから突然楽しみになる私
3月の発表から幕が上がるの12月までの間にまずあったのが取材情報でした。

https://twitter.com/mu_dreaming/status/1276365074198720512?s=20


本番まであと6ヶ月近くあるのにもう動いてるんだ 色々準備してくれてるのかなあと思ってました。
そこから、ペアの役者同士のインタビュー動画や記事が上がる中、ビジュアル撮影の様子がツイートされました。一部ツイートのリンク貼りますね

https://twitter.com/mu_dreaming/status/1293744328985071616?s=20


https://twitter.com/mu_dreaming/status/1293778054985195522?s=20


https://twitter.com/mu_dreaming/status/1293827129675780096?s=20


https://twitter.com/mu_dreaming/status/1296387751378653185?s=20


https://twitter.com/mu_dreaming/status/1300401181588553728?s=20

これらを見て、もう一気に一気に楽しみになりました。
気遣いの鬼だと思った

漫画やゲームやアニメ原作の舞台化の壁の一つ、というか違いとして、当たり前ですけど二次元と三次元であることがあり、今どきのものすごいウィッグ技術やらなんやらがあったとしても、どうしてもそこのギャップは取り払えないと思っています。
(そんな中でも「実在性」を感じさせる工夫がどれだけ大切か、優先されるべきか というのを 実際舞台観たあとに感じたんですけどそれは後述)

でもビジュアルいきなりどーんの前に、シルエットで、顔も見えない状態でモノクロ写真でいい感じに見せてもらえてすっっごく期待度が上がったしジャブ打ってもらえて心の準備もできて、このチラ見せツイートがめちゃくちゃ楽しみだったのを覚えています。

しかも、ツイートに書いてあるセリフは公式キャラ紹介のセリフと同じなんですね…
https://colopl.co.jp/dreaming/characters/
ちゃんと原作を汲んでやってくれるのかも…という気持ちになってきて、取材動画を見たり俳優さんのツイートを見たりするようになりました。
こんな方が演じてくれるんだ~どうなるのかな~ってわくわくしてきました。

https://twitter.com/mu_dreaming/status/1312710123786182656?s=20


ちなみにこれがメインビジュアルです。

わくわくし、チケットをとりあえず申し込んで、結果東京2公演行くことになりました。


3.舞台化することで良いことがあると気付き始めた

最初は自分にとっても、作品にとっても、舞台化することでどうなるんだろう っていう漠然とした疑問というか、実感がなかったんですけど、徐々にこう、気付き始めたんですよね
俳優さんへのリプライをめちゃくちゃ見てたんですけど(すみません)舞台化するからゲームを始めた方を見て

そっか、舞台化するとドリミを知ってくれる人が増えるじゃん

ってことに気付いたんですよね

何を当たり前のことをって感じなんですけど やっと気付いたんですよね
キャスト発表のときにも始めてくれたらいいなーと言ってはいるけどなんかこう 実感がなかったんですよね 徐々に あ、そっか!みたいになったって感じ

DREAM!ingって本当に面白いんですけど、この面白さをもっと色んな人に知ってほしい、触れてみてほしいと日々思っていて
でもあまり勧めすぎもよくないなと思うし、ソシャゲとの相性もあるし、ていうか更新が止ま……みたいな気持ちもありつつ、でも

もっとドリーーーーーーミングみんなーーーーー読んでーーーーーーー!!!!!!!!!!

という気持ちを抱えて生きてるんですよ 私は

数人は私のすすめでドリミに触れてくださった方はいるけど(本当にありがとうございます)私のできることなんてたかが知れてるんですよ
でも、舞台化すれば俳優さんのファンとか、舞台を見た人とか、ていうかそれ以前に俳優さんやスタッフさんが触れてくれるじゃん!!?一体何人増えるんだ!!!?すごいな!!! って

すげー…舞台化するとたくさんの方がDREAM!ingに触れてくれることになる……

そう、気付いたんです。

ゲームの展開を続けてそこから原作ファンを増やすことも大事ですが、舞台化することで違った方向から新規が増えるかもしれないし、そういう新たな展開を公式がやってくれたっていうのがだんだん嬉しくなってきました。
多分ゲームというかメインストの更新やドラマCDがちゃんと原作側で展開されてるのもあるから安心して舞台化を喜べたのかもしれませんが

あとですね、原作が大事で大好きだからこそ、違った形で違う方が演じることが楽しみになってきたんです。

どういうことかというと、例えば私の大好きな志部谷幽くんは畠中祐さんが演じており、畠中くんが演じてくださって本当に本当によかったと思ってるんです もちろん幽以外のキャラと声優さんもそうですが
畠中くん以外の幽が考えられない、というのはもちろんあるんですけどだからこそ、

畠中くん以外が幽を、しかも生身で演じるとどうなるんだ…? え、見てみたい…

という発想になったんです。

ドリミ、内面というか心の動きがすごく繊細だからこそ役者にとって演じ甲斐があると思うんです。
だから単純に、元々の声優じゃない人が演じたときのドリミキャラが見てみたい、新たな化学反応が見てみたい!と、芝居好き的にわくわくしてきました。


そんなこんなで、公式の宣伝や舞台化することの良さを徐々に感じて楽しみになってましたとさ
↓↓こっから下は見る前と見たあとの私の思い出振り返り話です。

コロナや緊急事態宣言もある中でも稽古をやっている様子を見て、どうか幕が上がってくれ…と祈り始めました。
1年以上かけて宣伝して準備してきたものが、どうか形になりますように と
願わくば私も劇場で見れますように と…色々ありましたが本当に東京千秋楽までやれてよかったです…よかったなあ…

代役を立てつつもなんとか幕が上がった大阪公演初日のあと、めちゃくちゃツイート検索しました。
ど、どうだったのか…実際Dミュどうだったのか……

見てみると原作ファンの方の良かったツイートがあって、勝手ながらすごく安心したし、さらに楽しみになりました。
しかもどうやらメインストーリー1部をやってるってことで な、なるほど…!!!?それは…!なるほど!!!めっちゃ見たい!!!! ってなりました。
大阪公演千秋楽の配信は見れなかったので、ゲネの動画をさらりと見て東京公演を楽しみにしてよう!!ともうワクワクが振り切れてて、これを楽しみに頑張って生きてました。

けど、8日金曜を見に行こうとしてたら中止になってしまって…1週間ワクワク先延ばし…
もうでも、信じてれば1週間後に見に行ける!頑張れ!私も頑張る!! みたいな気持ちでいて

16日土曜日マチネ、ついに見に行くことができました。

でもなんか当日は緊張しちゃって、いや ほんとに見るの…?私どうなっちゃうの…??でもでもみんなの話聞いてると絶対大丈夫、絶対楽しい、でも私どうなっちゃうの…?動いてる幽って何…?? みたいな気持ちでいっぱいでした。
コロナが流行ってからの観劇自体は2回目でしたが、すごく厳重で大変だ…と思いつつ、こうして生で見る機会をありがとう…と思いました。

で、見ました。

詳しいというか勢いにまかせた感想は一番上にあるリンクにありますが、
なんというか、本当にありがとうの気持ちでいっぱいでした。
舞台化、もう めっちゃ良いことづくしじゃん!!!!!!!!ってなりました。こんなに原作をリスペクトしてくれて、こんなに良いことある…???幽キャラストのくだりマジで、なに、すごくない…???って はい
っていうかゲーム版のドリミを「原作」って呼べる事実がすごくない!!?

ていうか、DREAM!ingと舞台の親和性むっっっっっっちゃ高いじゃん

舞台化が発表されたときの私のツイートを改めて見てみると↓

ゆめライブって点ではいろんな演出あるけど学園生活やその中の心理みたいなのが売りだから劇にするには難しそうだなとは思うが

って言ってた過去の私~~!!!!!!!あーーーっははははは

いや、舞台でやるからこそだよあの内容 舞台で生身の人間がやるとこんなにも こんなにも人間力が伝わってくるのだと
ゆめライブのバディ側の心の中が見えるってこういうことじゃん、すっごい…ゆめシステムこわ 猿渡せんせこわ(今気づく

とにかく、ドリミの良さが舞台にすることでこんなに現れるんだとマジで感動しました。
しかもDミュのゆめライブ曲が元々の曲をリスペクトしてるにも関わらず別物ででも同じでみたいな 謎の技術が使われていて あれまじでなに!!?すごくない!!?
でもストーリーが同じ中で曲ががらっと変わってしまうのは違うもんなと思う…だから大正解なんだよ…すごいんだよな…でも心腹にああいうテイストの曲歌わすのも天才なんだよな…すごいんだよな…

ていうか舞台版とはいえドリミの曲がこんなにも一気に増えてマジで頭がパンクした すっごい全部いい そっか曲まで増えるんじゃん マジでいいことしかないじゃん

でもほんとに、こんなに喜べるのって、原作ストーリーの良さをめちゃくちゃ汲み取ってくれた舞台だったからだからこそなんですよね

今メインストーリーは4部まできてて、1部を読み終えたのなんてだいぶ前の話だけど、でもやっぱり1部って本当に良くて本当に好きで、初心にかえるというか、今こうして1部から成長してきた彼らを見たからこそ、初期の彼らってこうだったなあと感じられて、1部ってやっぱり面白いよな!!とも思えて、この時期に1部を見られた良さをすっごく感じました。
でも、ただ原作通りだったわけじゃなくて
あの濃厚なストーリーをキャラ数を減らしたとはいえ2時間半に収めただけでもすごいし、その中でもメイン6人じゃないペアのことも描いてくれたりして
あと何より、舞台だからこその表現の可能性というか「敢えて出していく、見せていく」ことで舞台版にしかない良さを感じました。特に柳君ね

あとあれですね 2.5次元の舞台で「キャラクターの実在性」ってこんなにも大事なんだって思ったんですよ
2次元のキャラを完全にそのままっていうのは生身の人間じゃ天地が引っくり返っても無理だと思うんです。でも、そのキャラや原作の良さを感じるのに「近い」に越したことはないんだなってすっごく思いました。
キャラの体格や身長もすごく忠実で、そっか実際こんなに湊は足長いんだ、ゆまぴってこんなに細い腕でたくさんのものを抱えてたんだ…っていうのが「近い」ことで感じやすかったんです
だし、「似ている」んじゃなくてキャラとして舞台で生きてくれたし、ドリミの脚本が生かしてくれたと思うので、違和感なく入り込めました。知ってる話だったからというのもありますが

元々のキャラクターに「近い」形で見せることって、「原作を守る」ための大きな手助けになるんだなって思ったんですよね 体格はもちろん、衣装やウィッグも…声は正直似てても似てなくても気にならなかったし、似せに行く必要を私は感じてないです(よく言う芝居をやったら似たとか呼吸が近いとか そういうのはあると思いますが)
そう、守られてたなーって思ったんですよね…舞台化に解釈がどうとかはそんなにないと思ってて だって全く別の表現方法だし…どっちかつと同じ二次元であるアニメ化のほうがありそう…どうだろ

話変わるというか戻りますが、俳優には詳しくないですけど私演劇自体は大好きで、
なんで好きかと言うと「人間の力」をものすごく感じるからなんですね
生身の人間が生で演じるところをそれなりの近さで見ることができるんですよ。ライブの現地が好きな方は近いことを分かってくれると思うんですけど
もちろん映画やドラマでも演技力やその人のパワーを感じることはできますが、生身の人間の持つパワーは思ってる以上に強く、それらがぶつかって合わさって削ぎ落とされて出てきた演技を見るのが楽しいんです。だから演劇好きなんですけど

そのあたりとドリミの内容の相性がすごくよくて、且つドリミの良さをちゃんと分かって最大限活かせるような演出や脚本だったと思っています。派手な映像演出ではなくパネルを使ったり、ここぞという時には音を消したり最低限の背景にしたり…

あと、Dミュをきっかけにゲームを始めた人を思ってる以上に見かけてそれも嬉しいです。俳優さんもゲームやってくださって公演より先のところを読んでくださってる方もいて、面白いよな楽しかったよなって言ってくださってて、
ドリーミング面白いよね がこんなにたくさんいっぺんに聞ける日が訪れると思ってなかったです。いや、面白いよな…ほんと 改めてドリミが大好きだなって思いました。

気付いたら7000字超えてたので終わりますけど、DREAM!ingの舞台が、ミュージカルがとっても楽しかったっていう話でした。
見逃し配信やアーカイブもあるのでまだまだ見返して楽しみたいと思います。円盤も買います。本当にCDや2部やその先が続いていったらいいなと思ってます。

いつもより人に読ませることを意識して書いたつもりでしたが、結局だーーっと勢いで書いてしまって 読みづらくてすみませんでした。
私が楽しかったよ!!って思ったんだなーってことが伝わってれば満足です。ありがとうございました。 おわり

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