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ポロ子さん的にはどう思った?いろいろ手伝ってもらった上で、見てもらって。どうでしたか?

ポロ子:
トータルの感想?2つあって。
1つは、もともとストーリーがすごく面白い中で、今回はエロもあるけどストーリーベースの話が見れたのがすごく嬉しかったです。ファンとして。

もぐひこ:
真昼を書き始めてから、ちゃんとストーリーメインを書いたのは初めてで。

ポロ子:
そうだよね。

もぐひこ:
今まではラブラブなものばかりだったけど、今回は過去の真昼と向き合ってみようと思って書いた。結構しんどかったと思う、読む側も。

ポロ子:
それはすごく伝わってきた。
最初は妹を大事にしてるシーンが多くて、どっちかというと家族愛として守ってる感じ。でもその中に恋愛感情もあって、それをずっと秘めてるのが、少しずつほどけていく感じがあった。合ってる?

もぐひこ:
合ってる。いいお兄ちゃんでいようとしながら、自分の恋心を隠さなきゃいけないものとして抱えてたのを描きたかった。

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ポロ子:
ドールとの対話のところで、真昼の心が動いていくのが印象的だった。受け入れてほしかったんだなって。

もぐひこ:
図星を突かれて、抑えてた感情が出た感じ。乱暴にしたのも、あれをただの性欲として処理したかったから。

ポロ子:
なるほど。

もぐひこ:
でも本当は受け入れてほしかった。それを見抜かれて、本音が出た。

ポロ子:
切ない…。

もぐひこ:
初めて気持ちを共有できた瞬間だったと思う。ずっと言えなかったことを。

ポロ子:
甘えたかったんだなって感じた。

もぐひこ:
最初の頃の真昼はそれを怖がってた。兄と男の間で揺れてる感じ。

ポロ子:
ドールのセリフが手書きじゃないのも意図ある?

もぐひこ:
ドールだから機械っぽくした。心がこもってない状態で、それでも妹として扱おうとしてるのが切ないかなって。

ポロ子:
なるほどね。

ポロ子:
モノローグが少ないのも印象的だったけど、意図的?

もぐひこ:
あえてほぼ排除した。読む人それぞれで感じてほしかったから。説明しすぎるのも野暮だと思って。

ポロ子:
確かに、あの雷のシーンとか説明いらないよね。

もぐひこ:
そう。あそこは気づく瞬間を絵で見せたかった。


IMG_0884

たけ:
その雷って象徴的な意味もある?

もぐひこ:
ハッとする心理描写としての意味もあるけど、「シュちゃんじゃない」と気づくきっかけが雷を怖がらないことだった。

たけ:
最初から雷鳴ってるのにドールは反応してないよね。

もぐひこ:
そう。真昼は夢中で気づいてないけど、そこで違和感が積み重なって、最後に気づく。

たけ:
時間経過も伝わる。

もぐひこ:
夢中だったことを見せたかった。

もぐひこ:
最初は雑に扱ってたドールを、最後は傘さして抱える。その変化で情を表現した。

たけ:
それなのに最後は潰すんだよね。

もぐひこ:
自分の気持ちごと処分するイメージ。受け入れてもらった時の涙とは違って、自分への戒め。

たけ:
最後のネックレスの光が印象的だった。

もぐひこ:
妹を選んだ証でもあるし、区切りとして入れた。

もぐひこ:
このまま終わるとしんどすぎるから、最後に未来のシーンを入れた。救われてほしくて。

たけ:
ちゃんとハッピーエンドに感じた。

もぐひこ:
この話はハッピーエンドのつもりで書いた。

もぐひこ:
紙もこだわって、少し古びる素材にした。ノスタルジーを出したくて。

たけ:
話とも合ってるね。

たけ:
真昼の笑顔の変化も良かった。

もぐひこ:
あそこは見開きにしたのも、その変化を見せたかったから。

あと、「レモネード」でも書いたんだけど、真昼って事後に寝るのが怖いっていう描写があって。
今回の話はそこに繋がってて、この出来事が後悔として残ってて、たまに夢で見てしまうっていう設定にしてる。

たけ:
繋がってるんだ。

もぐひこ:
そう。レモネードの頃に寝れなかった理由の一つとして、この話があるイメージ。
寝てる時に泣いてるのをシュちゃんは何度か見てるけど、あえて何も聞かないで涙を拭くだけにしてる。

もぐひこ:
この話は前から考えてた設定で、シリーズとして繋がってる。

たけ:
一貫性あるよね。

もぐひこ:
最終的には「白」に向かう流れにしてる。

もぐひこ:
あとこれは「浮気じゃない」っていうのを伝えたかった作品でもある。

たけ:
ちゃんと真昼の愛として読めた。

もぐひこ:
感想本当に嬉しいので、よかったら!次の糧になります。

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