0 【東藤組】主要人物まとめ

※東郷時生(三代目)率いる『東藤組』から
クラブ『花筏』の日記に登場するメンバーについての備忘録。

【お祖父様】
・本名:東郷新右衛門(とうごうしんえもん)
・真名:藤原元信(ふじわらのもとのぶ)
『東郷家』設立時に名を改めた。
『東藤組』は真名と祖母の名前から一字ずつ取って付けた。
・役割:初代、二代目代行
東郷時生の祖父であり、『東郷家』『東藤組』を創った初代当主。
常に和服で仕込み刀を携えるチャキチャキの江戸っ子。
独自の美学に生きる職人気質の侠(おとこ)。
モガで良家の子女だった祖母に惚れこみ、百日通いして口説き落とした。
時生の両親である娘と娘婿をとても可愛がっていたが、
祖母亡き後イマイチ愛情が伝わらず駆け落ちされる。
戻って来た時は腹に孫がいて驚愕したが、表情に出なかった為また拗れかけた。
イフリート襲撃時に盲目となる。
怪我に気を取られている間に娘たちを喪った時は、己の不甲斐無さにブチキレた。
特殊な力に目覚めた孫の将来を案じ、一度は組から引き離そうとしたが
本人の固辞で説得方向へシフト。孫を武蔵坂学園へ送る。
学園での生活を通して孫の成長と覚悟を認め、三代目を継がせる。
現在は楽隠居と称し、第二の人生を楽しんでいる。

【側役】
・名前:小松久秀(こまつひさひで)
・役割:初代の側近、右腕、相談役
新右衛門と共に『東藤組』の基盤を創り上げた、自他共に認める組のナンバー2。
飄々として掴み所の無い男。本心を晒す事を嫌い、人を煙に巻くのを好む。
ロマンスグレー、ベルベットボイス、イケオジ。リアリストで夢想家。
丸眼鏡の糸目だが、鋭い眼光を隠す為にわざとそうしている。
常に2ケタのカノジョを持つ。曰く、全員愛してるから浮気じゃない。
出身は広島。二十代の頃に新右衛門に引き抜かれた。
その時から己の身、命、魂の一片まで初代に捧げると決めている。
何かある度に初代とサシ飲みに行くのが一番の楽しみ。
時生の三代目継承を最後まで反対していたのは、
喧嘩っ早く生き急ぎ傾向のある性質を誰よりも理解していたからであり
二代目夫婦の二の舞になる事を恐れていた為でもある。
現在は教育係を自称し、三代目の成長を生温く見守っている。

【側近】
・名前:藤堂暁夫(とうどうあきお)
・役割:時生のお世話係、三代目の側近
元は『東藤組』二代目の下で若衆をしていた。
時生(3歳)に「私のものになって」と言われて、強制的にお世話係になる。
クソ真面目で融通の利かない強面お兄さん。左頬に傷がある。
二代目夫婦を守れなかった事を心底悔いており、その事で時生に引け目を感じていた。
が、その時生に「良いから黙ってついてこい」、
「おまえは私のものと言ったはずだ」と言われて目が覚める。
以降、時生の側近として修練に励んだ結果、
パーフェクト執事&オンリーワン側近に進化。
良くも悪くも『ヤクザらしくないヤクザ』になった。
現在は側近として夫として、三代目の傍らにある。

【若桜(わかさ)】
・本名:鷹野慎二(たかのしんじ)
・役割:『東藤組』若衆筆頭
チャラくてノリの良い黒髪ピアスの兄ちゃん。
元は『東藤組』の敵対組織の末端構成員。
鉄砲玉として時生を襲ったところを返り討ちに遭う。
襲撃後に「帰る場所なんてねぇよ!」と叫んだら、
「ならその命、私が貰う」と手打ちにされた。
初めは時生の正気と真意を疑ってたし、
コワイおっさん(側役)が笑顔で睨んできやがるやべーなここ、とも思ってた。
が、『この女、誰かが守ってやらないとアッサリ死ぬぞ』と気づいてからは
誰よりも時生に懐く。めちゃくちゃ絆された。
時生の事を最初に『姐さん』と呼び、周囲にも浸透させた男。
呼び名は時生にねだって付けて貰った。
いつ『三代目』になってくれるのかなー、とワクワクしてた。
現在は若衆筆頭として、三代目を支えている。

【柊(ひいらぎ)】
・本名:不詳
・役割:『東藤組』若衆
リプレイ『残存ダークネス監視~闇なき世界の闇たちは』にて
時生の傘下に入ったダークネス。アロハシャツの男。
元は学園の保護下に入った羅刹。時生の保護観察テストの被験者となり、
『自分を律して他人を尊重する生活に耐えられるか』を証明した上で
『時生の指示に従う』ことを条件に『安定した衣食住とある程度の自由』を得た。
趣味は麻雀。
呼び名は時生がつけた。
現在は若衆の一人として、三代目と共に歩んでいる。

【ウメさん】
・名前:塚田ウメ(つかだうめ)
・役割:『東藤組』女衆まとめ役、台所番
『東藤組』に出入りするお手伝いさんたちをまとめ、指導する台所のヌシ。
明朗快活で優しいみんなのおかあさん。
元は祖母の家の使用人。
婚姻時に「花嫁道具です」と言い放ってついてきた剛の者。
祖母亡き後、初代が唯一頭の上がらない相手である。
また、側近もこの人の言う事だけは素直に聞く。敵に回すと怖いと身に詰まされたので。
若い頃に息子を亡くしており、大切な人を喪う事の辛さをとてもよく理解している。
祖母が亡くなった時も、娘夫婦が亡くなった時も、
気丈に振る舞って組のみんなの背中を押した。組に無くてはならぬ女。
現在も女衆のまとめ役として、美味しいご飯を提供し続けている。

【おキク】
・本名:浅木真琴(あさぎまこと)
・役割:『東藤組』女衆、装束係まとめ役
『東藤組』住み込みのお手伝いさん。主に和服の着付けや修繕を担当する。
物腰柔らかですきっとした美人。おばさんだけどお姉さんと呼ばないと怒る。
元はパートだったが、ウメがその技術に惚れこみ
専属として雇うよう初代に薦めた。
『東郷家』の年中行事でその才を存分に発揮している。
呼び名は時生がつけた。ウメとキクで二大柱という尊敬の念を込めて。
現在は装束係のまとめ役として、後継者育成に勤しんでいる。

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