【現場写真】
　事件現場はピエール氏の自室。
　ピエール氏が椅子に座った状態で、右側頭部を撃ち抜かれ死亡
　頭部に弾丸が残っている
　　→貫通せずに頭部に残っている？
　　　→通常の拳銃では貫通することはないため、特に不自然ではない。
　足元に拳銃。銃口部分に血痕が付着
　　→右側頭部に銃口を突きつけて接射したものと思われる。
　　→撲殺の可能性は？
　　　→血が「銃口」にある点と、弾丸が頭部に残っている点から考えにくい
　　　→わざわざ銃で撲殺なんかしない。
　拳銃にはピエール氏とディーダ氏の指紋
　　→ディーダ氏も触れていた？　他に拳銃に触れられるような人は？
　　→ピエール氏の指紋も残っている。殺害後に指紋が拭き取られたわけではない？
　　　→ハンカチ越しに銃を持てば指紋はどうにでもなる
　　　→ディーダ氏が犯人なら、わざわざ指紋を残すか？
　第一発見者はMsクラーク
　部屋には鍵がかかっており、執務室へ鍵を取りに行き、扉を開けた
　　→犯人が外から鍵を閉め、執務室に戻した？
　鍵からはピエール氏とMsクラークの指紋が検出
　　→他の人の指紋は犯人が拭き取った？
　　　→ピエール氏の指紋が残っている。殺害後に拭き取られたわけではない？
　　　　→ハンカチ越しに鍵を持てば指紋はどうにでもなる
　　　→ディーダ氏が犯人だとして、鍵の指紋は拭き取り銃の指紋は残した？
　　　　→銃に残っているのは不自然ではないが、鍵に残るのは不自然だから？

【ピエール氏】
　日本文化の熱狂的なファンで日本語を使いこなし、知識も豊富
　執筆から仕事の管理までスマートフォンで行う。
　仕事中は自室に籠り、オーディオを鳴らしながら作業する。完全防音。
　　→ドアクローザーを設置して自然に閉まるようにしていないか？
　スマートフォンは仕事用とプライベート用の2種類。いずれも事件現場の床で発見
　ディーダ氏とはSNS上でのみ付き合いあり。銃のコレクションについて語り合う仲
　ピエール氏がディーダ氏にコレクションを見せたい旨のメールを送っている
　遺体からは多量のアルコールが検出
　　→酒を飲み酩酊状態になっていた？
　　　→そんな状態で拳銃自殺はおそらくできない。
　　　→犯人はピエール氏を酔わせて椅子に座らせ、拳銃で射殺した？

【ディーダ氏】
　Ms.ベネッタと婚約、もうすぐ式を挙げる予定
　事件前日に来国し、夕方にピエール氏の屋敷を訪問
　ピエール氏に招待され屋敷を訪れた。この時は初対面。
　　→実はディーダ氏が別人という可能性は？
　来客用の部屋→ディーダ氏の部屋→遺体が発見されるまで姿を確認できていない
　Ms.クラークが悲鳴を上げてすぐ、メイドと一緒に遺体発見現場に駆け付けた
　　→完全防音の部屋から悲鳴が聞こえた？
　　　→扉を開けたままなら悲鳴は聞こえる？
　　　→銃声が聞こえなかったという理由付けの為？
　　→メイドと一緒に来た？

【Ms.クラーク】
ピエール氏の屋敷で住み込みで働く47歳の女性。屋敷に勤めてから3年
ピエール氏を子どもの頃からよく知っている
ピエール氏の父に雇われていたが、彼の離婚時に失職。
その後は同じ街で家政婦として働く。
兄の息子がピエール氏と同じ野球チームの捕手として
バッテリーを組んでいたこともあり、たまに試合の応援に来ていた。
その後、時が過ぎ、縁もあって３年前にピエール氏に雇われた。
事件当日は「銃で血を流して、頭から！」
　→この台詞に不自然な点はあるか？
などと明らかに動転しながら、警察に通報している。
通報は彼女のスマートフォンからされている。

【アドラー氏】
A国在住の私立探偵。ピエール氏とは幼馴染の親友
探偵としてはあまり有名ではない
　→そもそもなぜアドラー氏は屋敷に？　事件の関係者？
　　→6/23の調査結果をもとにディーダ氏を呼び出し、立ち会った？
少年野球チームは全国大会レベルの強豪で、二人はダブルエース。
左のピエール、右のアドラーと言われていた
　→ピエール氏は左利き？
　　→右手で拳銃自殺をするのは不自然
高校生の時にプロ野球選手としてドラフトで指名を受けるも、
入団直前で怪我をし、以来野球のできない体となった。
　→どこを怪我した？　犯人から除外できる要因になり得るか？
　　→怪我をしたのが右腕なら、「右手で銃が撃てないから容疑者から除外」というパターンもありそう。

【Ms.ベネッタ】
B国在住の18歳女性。
天才ピアニストとしてA国の隣国であるB国で活動中。
まだ若いものの、その実力を多くの人が買っている。
ピエール氏の妹にあたり、5月の初めにディーダ氏と結婚している。
8月に結婚式を挙げる予定だった。
彼女が1歳のときに両親が離婚。
　→17年前。ピエール氏7歳、Msクラーク30歳
兄は父の元に残り、母はMs.ベネッタを連れてB国の実家に帰った。
父はA国にて死亡し、彼女が6歳のとき兄と再会した。
　→12年前。ピエール氏12歳、Msクラーク35歳
兄は18歳のときにA国の大学に入学し、
　→6年前。Msベネッタ12歳
以後は再び離れて暮らしているものの仲は良い。
頻繁に連絡を取り合っている。

【ピエール氏の手帳】
筆跡は全てピエール氏のもの
スマホ→「平仮名_pntz!2vhid5i」
　→ディーダ氏のスマホのパスワード？　ひらがなに変換する？
　　→もしパスワードなら、自分の手帳にわざわざ暗号化して書くか？
　　　→ひらがな入力モードで、記載された文字の順に入力？
　　　　「まひやれ！こゆちつさのつ」
　　→なぜピエール氏がディーダ氏のスマホのパスワードを？
　　　→ディーダ氏のスマホの本来の持ち主はピエール氏？
　　　　→ディーダ氏はピエール氏のスマホを盗んだ？
結婚式→「8/31　セントラルホテル　1F大会場」
　→これはおそらくMs.ベネッタとディーダ氏の結婚式
調査報告→「6/23　セントラルホテル204」
ディーダ氏面会→「8/2　例の銃,謝罪」
　→事件前日。例の銃=凶器？　謝罪するのかさせるのか
　　→コレクションを見せるために呼んだのではなかったのか？

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大和アクション

突如洋館が出てきたと思ったら、殺人事件の捜査に駆り出されるとはな……。
しかも、「事件の謎を解かないと全てを呪い殺す」という不穏な警告まで出てくる始末だ。
仕方ない。僕たちも事件について推理・考察に参加するとしよう。

真っ先に否定されるのは、ピエール氏の自殺だ。
ピエール氏は少年野球チームで「左のピエール」と称されたエースピッチャーだった。つまり彼は左利きだ。
一方、現場写真によれば銃創は右側頭部にある。
もしこれが自殺なら、わざわざ利き手とは逆の右手で拳銃自殺を図ったことになり、状況として不自然だ。
遺体のアルコール検出量や、手帳に結婚式の予定が書かれていたことから考えても、自殺の可能性は限りなく低いと見ていいだろう。
だが銃創があるのは右側頭部。自殺するのにわざわざ利き手ではない方の手を使うのは、あまりに不自然だ。
手帳に結婚式の予定が書かれていたことから考えても、自殺の可能性は限りなく低いと見ていいだろう。

残る容疑者の中でだれが一番怪しいかだが……僕はディーダ氏が最も怪しいと考える。
遺体から大量のアルコールが検出されたという点から考えると、
犯人は酩酊状態になったピエール氏の頭部に銃を突き付けて射殺した、と考えるのが妥当だな。
問題は誰が犯人か、ということだが……ルキナさんが「ディーダ氏は白」と仮定して考察するようだから、僕は「黒」の可能性を検討するとしよう。

理由の1つ目は、凶器にピエール氏とディーダ氏の指紋が残されていたこと。
これは、事件直前に拳銃に触れた人物が、ピエール氏とディーダ氏の二人しかいないということだ。
もっとも、第三者が手袋等を嵌めて指紋を残さなかったとも考えられるから、根拠としては弱い。
まず気になるのは、凶器に残された指紋。ピエール氏とディーダ氏の指紋が残されていたことが、ディーダ氏が疑われる一番の要因だ。
だが、部屋の鍵にはピエール氏とMs.クラークの指紋が検出された、という証拠もある。
凶器に指紋を残し、部屋の鍵の指紋のみ消す、というのは不自然だから、「犯人は犯行時に指紋を残さなかった」と考えるべきだろう。

2つ目は、Ms.クラークが悲鳴を上げてからすぐに駆け付けたことだ。
これはMs.クラークが遺体発見時に部屋の扉を閉めていたかどうかによるが、
もし扉を閉めた状態で悲鳴を上げたなら、完全防音の部屋で上がった悲鳴は誰にも聞こえなかったはずだ。
ディーダ氏とメイドがすぐに駆けつけてきたのは、悲鳴が上がることをあらかじめ知っていたから、という疑惑が浮上する。
もう一点気になるのは、Ms.クラークが死体発見時に悲鳴を上げた際、ディーダ氏とメイドが「すぐに駆け付けた」という点。
ピエール氏の自室は完全防音だったにも関わらず、悲鳴を聞きつけて駆けつけることが本当にできたのか、という点に疑問が残る。
Ms.クラークが扉を開いたまま悲鳴を上げたのなら、声が聞こえても不自然ではないが、実際の状況がどうだったのかは検証する必要があるだろう。

そして3つ目は、ディーダ氏のポケットに入っていたスマートフォン。
ピエール氏の手帳には謎の文字列が記載されていたが、これはおそらくスマートフォンのパスワードだ。
そして、現場で発見されたスマートフォンのうち、パスワードがかかっていたのはディーダ氏が持っていたものだけ。
例えば、入口の扉にドアクローザーが設置され、手を離せば自然に閉じるようになっていた可能性。
音を漏らさないよう完全防音にしていたのなら、扉が開けっ放しにならないようドアクローザーを設置していても不思議じゃない。
ドアクローザーが設置されているかどうかは、扉を見るか、実際に扉を開いてみれば分かるはずだ。
調査に携わった人に、扉が自然に閉まる構造になっているかどうかを聞いてみるとしよう。

もしあの文字列を元にしたパスワードでロックが解除されたとすれば、
ディーダ氏のスマートフォンのパスワードをピエール氏がメモしていたことになり、あまりにも不自然だ。
あのスマートフォンは本来ピエール氏のものであり、ディーダ氏がそれを盗み出した可能性が浮上する。
殺人現場から被害者のスマートフォンを持ち出した。これが、ディーダ氏が怪しいと考える一番の理由だ。
称号：【探偵は聴いた】
アバター：探索者
武装1：YCアタッカー【YCアタッカー】
武装2：【調査資料】ピエール氏の手帳
武装3：【調査資料】ピエール氏
武装4：【調査資料】現場写真
スキル1：観察眼：Ｌｖ２
スキル2：地理：Ｌｖ１
スキル3：心理学：Ｌｖ１
スキル4：説得：Ｌｖ２

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コロナアクション

殺人事件の捜査、ですか……犯人を突き止めないと、わたしたちも呪い殺されてしまいそうな、不穏な状況です。
わたしたちにどこまでできるかは分からないですけど、頑張って推理して、真犯人を突き止めるですよ！

現場に残された証拠品で、わたしが気になるのは、
ピエール氏の手帳に残されていた「スマホ→「平仮名_pntz!2vhid5i」」という文字列ですね。
スマホに関して文字列をメモするとすれば、十中八九、ロックを解除するパスワードだと思うです。
現場の証拠品で、パスワードロックがかかっているのは、ディーダ氏のポケットに入っていたスマホだけ。
もし、手帳の文字列を元に、このスマホのロックを解除できたとしたら……ディーダ氏が黒である可能性が、一気に跳ね上がるです。

普通、他の人のスマホのパスワードなんてメモしないですから、
手帳に書かれた文字列が、スマホのパスワードを示しているとしたら、そのスマホはピエール氏の持ち物と考えるべきです。
被害者であるピエール氏のスマホが、ディーダ氏のポケットに入っていた。つまり、ディーダ氏が事件現場から被害者のスマホを持ち出したことになるです。はっきり言って、この上なく怪しいですね。

ただ、ピエール氏のスマホは事件現場から見つかってるそうですけど……別のスマホとすり替えたです？
もしそうなら、前もってスマホを持ち込んでるわけですから、計画殺人の可能性が高くなるです。
……でも、それだと中身を見たらすり替えたことがすぐにばれちゃいそうですね。
うーん……実はピエール氏はスマホを3つ持ってて、そのうちの1つを持ち出した、とかです……？

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武装4：【調査資料】Ms.ベネッタ
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