0 27.深海生物の講演会に行ってきた inシーパラ

某日。
私とフォロワーのしーさんはDREAM!ingというゲームのリアルイベントで八景島シーパラダイスに行くため、サイトを見ながら予定を立ててました。
その中で、シーパラ内イベントのある文字が飛び込んできたのです。

「深海生物まつり 講演会 講師:鈴木 香里武さん」

カリブじゃん!!!!行かなきゃ!!!!!

というわけで行ってきました。

https://twitter.com/naruserina/status/1231461697891627013?s=20

深海生物まつりのリンクはこれ
http://www.seaparadise.co.jp/aquaresorts/event/shinkai.html
講師の鈴木香里武さんと石垣幸二さんについてはお調べください…

行った理由としてはかんたんに言うとミーハーで、不純な動機です。
カリブさんは最近テレビでよく見かけ、以前出演されてたマツコの知らない世界を見たのですが、まーーーーその、、、クリス……

リアルにこんな素敵な見た目と、素敵な研究をされてる方がいるのかと驚きましたが、
そんな方の講演が!とっっっても丁度よくシーパラに行く日にやってまして、
こんなん、行くしかねえ!!って思って行ってきました。
一日2回講演で45分ずつ、計90分がタダって どういうこと…
いや、入場料はそれなりに取られてますけどね…

シーパラ楽しかったツイートはこの一連ツリーを見てね

どんな講演だったかをざっくり書きたいなと思うのですが、
私は専門的な知識は皆無なので、その辺はもう本当に ざっと 概要だけにしたいと思います。間違ってたら申し訳ないし…

内容としては、深海生物の採り方を石垣さんとカリブさんそれぞれの経験を元にお話してくださいました。
お話だけではなく、画像や動画付きでわかりやすかったです。

石垣さんは実際に漁に出て、朝2時から夜まで~って長時間海の上で過ごして、
いろんな採取の仕方でいろーーんな生物を採ってるお話でした。
漁のやり方も様々で(かごとか網とか)、2部合わせて7,8種類紹介していたような…(なんと潜水艦もありまして、すごい、こう フィクションの世界で見るような潜水艦が実際に使われていた…)

カリブさんは岸壁採取と言って、地上から海面をじーーーーっと見て、釣屋さんで売ってるような網で赤ちゃん生物を採るお話をしてくださいました。
珍しい生物を見つけたときのカリブさんのはしゃぎようが面白くて楽しそうで子供みたいで可愛かったです。

講演の中で、「魚を採ろうとしても採れない。違和感を探す」
という言葉があったような覚えがあります。

実際に見せてくださった動画の中で、水面にわずかに光った生物を見逃さなかった!みたいなのがあったんですけど、
何度も見せてくれたけど、スローでも見せてくれたけど、矢印まであったけど、
正直、私はわかりませんでした。(あーみたいな声もあったので分かる人にはきっと分かる)

水面のゆらめきとはわずかに異なる生物をカリブさんは見逃さなかったわけなんですね。
他にもあのクラゲなんかおかしいなーと思ったらクラゲっぽく見えてた別の生き物だったりとか。
石垣さんもおっしゃってましたが、新種が見つかる瞬間は違和感だと、
相当な数を見ている漁師さんが、あれなんかこれ違うぞ、ってところから新種が見つかることもあるみたいです。

で、カリブさんのゲットの瞬間を数分の動画で見ましたが、実際は朝から晩まで張り付いてるうちのごく僅かな瞬間を見せてもらったということで
根性の要る研究だなと…でもだからこそ見つかった瞬間あれだけの喜びがあるんだろうなと…

そんな感じのお話がメインの講演でした。

会場は子供と親御さんが多い印象でしたが、私と同い年かそれ以上くらいの方もいて、
手の上がり具合や反応から見ると、老若男女の深海生物を愛する、そして熱い方々が集っていました。
子供が多かったのもあってか、解説も優しく丁寧で、でもちょっとマニアックな話もあり、話す方も聞く方も充実した時間だったように感じました。
まあ私は完全ミーハー心で来て申し訳なかったなと思う一方で、
私みたいなまるで知らないみたいな人が聞いても面白かったな って思えたのはすごいんじゃないだろうか…なあクリスよ…

カリブさん、声も話し方もすごく落ち着いて、いい声で、きちんとこちらを見て喋ってくださって…
石垣さんのお話も聞きやすくてテンポよくて、ほんと、無料で良いんですかって…

講師の方は変わりますが、どうやら3月もあるみたいなので機会があるかたはぜひ。

聞いてみて感じたことは深海生物は決して遠い存在ではないということ。
のどぐろとかキンメダイとか、普段何気なく食べているというのもあるけど、
深い深い海の底にいるようで意外と海面にいたりとか。
あと見たり触ったりして、幻想ではないというか、普通に生きてる生物なんだなって…いや当たり前なんだけど、海が近くにない人生を送ってきたから、どうしても違うところの存在だと 思うよね…

それを熱心に研究してる方がいて、まだまだ知られてないことや新発見がたくさんあって、またそれを聞きに来る人たちもいろんな世代にたくさんいて、

どの分野も、人が探して見つけて伝えるから伝わっていくんだなーって
思いました。

深海の幼魚さんたちは、毒を持ったクラゲに自分たちを見せかけることで身を守っていたことはよくわかりました。
海の生き物…特に深海生物はなかなか独特な顔をしてるので苦手意識はまあありますが、
お話や実際にやってた深海まつりのコーナーを見て、前よりは、それこそ 身近になったかなって 思えました。
メンダコちゃんはゼリーと寒天の間みたいな触り心地でした。
どれもなかなか未知って感じ…果敢に触りに行く子どもたち…すごい

とまあ偶然にも色んな意味で貴重な経験ができたので長文打ちました。

余談ですが、講演のあとフォトセッションなるものがありまして、
カリブさんと石垣さんと一緒に写真撮れるっていうやつが ありまして

結論から言うと一緒に撮ったんですけど
すごいなんか、それこそ違和感って感じで なんだかよくわかんない写真が残りました。

子供と撮るときにかがんでたのとか、すごく よかったです。

金も払わず接触なんて恐ろしいことが起きました。
別に話はしなかったしできませんでしたけど…

こういうの、話してる本人の魅力はもちろん大事ですが、
やっぱりそれだけではなく、中身への興味がどれだけ持てるかってことですよね。

ね、クリス……

ともかく、深海生物少年少女たちの未来が明るいことを祈ります。

0

メモを他の人に見せる

このメモを見せたい人に、このURL(今開いているページのURLです)を教えてあげてください