0 HerokuのPostgreSQLのアップグレード手順 #heroku #dev #postgresql みんなに公開
PostgreSQLのバージョンを上げるときとか、プランを変更する場合に。
公式のガイド
基本戦略
新規DBを作成し(その時点でのデフォルトバージョンになる、プラン変更すればそのプランのものができる)、そのDBに今使っているDBのデータをコピー。使うDBを、新しく作ったDBに向け直す。
アプリケーション側で DATABASE_URL
に接続するようになっていると楽なので、もしそうでない場合はそのように変更してから作業すること。
手順
- 新規DB作成
heroku addons:create heroku-postgresql:hobby-basic -a sushi
hobby-basic
の部分は新しく使うHeroku Postgresのプランによって変更- Standard以上のプランなら
heroku pg:wait -a sushi
- メンテナンスモードON
heroku maintenance:on -a sushi
- workerのDynoなど動いていたらそれも停める
heroku ps:scale worker=0 -a sushi
- workerのDynoなど動いていたらそれも停める
- バックアップ
heroku pg:backups capture DATABASE_URL -a sushi
- バックアップが正常に取れたのを確認
heroku pg:backups -a sushi
- データコピー
heroku pg:copy DATABASE_URL {NEW_DB_NAME} -a sushi
- 新規DBを昇格
heroku pg:promote {NEW_DB_NAME} -a sushi
- 昇格を確認
heroku config -a sushi
DATABASE_URL
が変わったのを確認する
- メンテナンスモードOFF
heroku maintenance:off -a sushi
- 停めたworkerのDynoなどあれば再開
heroku ps:scale worker=1 -a sushi
- 停めたworkerのDynoなどあれば再開
- 動作確認いろいろ
- バックアップ設定確認
heroku pg:backups schedules -a sushi
DATABASE_URL
がバックアップ対象であることを確認する
- 旧DBを破棄
heroku addons:destroy {OLD_DB_NAME} -a sushi
- バックアップが正常に取れたのを確認
heroku pg:backups -a sushi
注意事項
sushi
はアプリケーションの名前- 随時
heroku pg:info -a sushi
でDBの状態を確認しつつ進むこと- これでDBの名前やPostgreSQLのバージョンがわかる
- Posticoなどクライアントソフトを使っている場合は接続先のURLが変わるので変更を忘れないこと
- Standard以上のプランではsslmodeをONにして接続が必要になる。ただし、pg側の証明書がオレオレ証明書なので、
ssl: { rejectUnauthorized: false }
のような設定が必要。
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