▼海で殺そ★桜舞う海辺の季節感バリ無視殺人事件プレイング
……。
これ、いつまで倒れていればいいのだろうか…
え？　あぁ、もう起き上がっていいの？
【殲神封神大戦⑱〜表裏の階】プレイング
目の前に広がるのは凄惨な町並み
建物は崩れて火の手が上がり、逃げ惑う人々の悲鳴が聞こえる
そんな彼等を助けようと、見知った顔の猟兵達の姿が見える

パンパンと埃を払いながら立ち上がれば、鏡に映るのはボロボロの姿
銀色の髪は油にまみれ、服は所々焼け焦げて見る影もない
ため息を一つ零すと同時に、拳を握り締めて決意する
そして次の瞬間、助けたかった友人達の、そして私が救うべきだった住人達の亡骸が積みあがる
一緒に転移してきたシルヴィアのことも忘れ、亡骸のそばにへたり込む

この借りは返さねばならぬと
僅かでも普通のヒトのように生きてみたいと願ったから？

さぁ、歯を食いしばれ
あなたが泣いて謝るまで私は殴るのをやめない
この場を彼等に任せてしまったから？

これは油塗れになった私の分！
これは一度しか袖を通したことがなかった服の分！
そしてこれは…えーっと…特に思い浮かばないけどもう一発！
彼等の代わりに私が前に出てさえいれば、死なずに済んだのでは？

私の気は済んだから、あとは好きにしていいよ
思い浮かぶ答えは自責の念ばかりで、それは違うと否定したいが否定しきれない
そうして見上げると、「私の為に生きれば良い」と言ってくれた友人の顔が見えた

演技とはいえ、大分みっともない姿を見せてしまったし
誤解されないようファンに弁明しに行かないとな


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