0 ウィータ・モーテル #設定

――"あなたは、何者ですか?"

――"私は、死を誘うもの"

◆ウィータ・モーテル
語源:
ウィータ、「vita」(イタリア語で生命。本来はヴィータと読む)
モーテル、「morte」(同様に死。)

モーテルは後で自分で名付けた。
生と死を齎す者。
死を誘う者。

▼性格
"私はウィータ・モーテル。よろしくね!"
"とりあえず、お腹すいた。ご飯……食べたい、かも"
"子犬みたいな眼差しを向けてみる。いわゆる、かまちょ、だっけ?"
"自分で愛らしいというのはどうかと……"
主人格。無口無表情を貫く少女。
感情がないわけではない。表に出せないだけ。
思念で会話するか、文字を描いて会話できる。
別人格との記憶は共有している。
見た目に反して、会話自体は饒舌で(人並より少し)良く食べる方。
生きる意思を持つのなら、オブリビオンも助けたい。

……その魂の本質は、「慈悲と慈愛の女神」が転生したもの。

生まれ育った街は、大好きだった。
不思議な力に気づいてから、私は街の人々に、父や母により愛されて育っていた。
人の為に、傷ついた誰かの為に、その力を使うことが私の存在意義だと……それは今でも思っている。

いつ頃だろう、オブリビオンが街に攻めて来た。
街は為すすべもなく壊滅し、怪我をした人を力を使って助けようとした、でも、次々運ばれてくる人達は後を絶たない。
それでも助けたくて、手を伸ばして、建物が崩壊した。
気が付くと、朦朧とした意識の中で、語りかけてくる声があった。

「君が望むなら、誓約と共に力をあげるよ。僕は君が気に入ったんだ♪」

少年の声。私は、無我夢中で願った。
助けたい。この街を、もう一度甦らせたい。
あの幸せな日々を……心から願った。

「……誓約成立だね」

▼出身
UDCアース
今は滅びた街『ヴィータ』

▼能力
・命の灯火(UC:生まれながらの光)《Vita molti vita mea》
ウィータが生まれた時から、身についていた力。
この力が発覚してから、人々はウィータのことを奇跡の人と崇め奉られた。
自身が疲労する代わりに、生きとし生けるものを治療する。
また、生きる意思を持つのなら、オブリビオンも治療出来る。……かもしれない。

・死霊術
死者の魂を扱う術。
基本は魂と自身の生命力を繋いで、霊体として行使することが多いが、魂を、生命力をもって人形や物質に憑依させることも出来る。
今はまだ、あまり成功していないために、UCとして扱えていない模様。

・(UC:オルタナティブダブル)
自分が多重人格者と認識したその時に、使えるようになった。
自分以外の他の人格を呼び出すことが出来る。
主人格で行うよりも、それぞれの人格で行う方がより強い力を発揮できるのだとか。

◆UDC:誓約の黒猫【ユラン】
由来:「Juramento」(スペイン語で誓い。正式にはフラメント、と呼ぶ)

「にゃーん♪」
「僕は愛らしい猫だよ! 仲良くしてね!」
「いいよ! ……誓約に従ってね」
赤い瞳の黒猫(時々悪魔っぽい翼つき)、もしくは黒髪赤目の少年の姿。
誓約を交わすことにより誓約内容に応じた力を与えることが出来るUDC(元邪神級)。
元はそれなりに強い邪神だったが、竜神達により致命傷を負う。
密かに力を取り戻すべく、死にかけている生き物の魂を喰らったりしていたが、猫の骸を手に入れてから、たまたま滅びる寸前の街に行きつく。
そこでウィータと出会い、彼女の強い輝きを持つ魂に惹かれて契約を持ちかけた。

姿が猫である為か、
猫じゃらし等の揺れ動く物に反応したり、ツナ缶、猫缶が好きだったりする。

少年姿になる事も可能だが、長時間の維持は現在負担がかかる。
→現在は、邪神の呪詛の牙を少しと、ある依頼で生命力をかなり吸収した為、半日程度なら余裕で人型を維持できるようになった。
翼で飛行し、大鎌を難なく振り回す。

☆誓約内容
ルーン文字『Y』(ユル)(意味:イチイの木・死と再生)

「生きる意思を持つ者(オブリビオン等)に対し、生きる為の手段を与えることができるようになる」
「契約者が命の危機に陥った時、契約者の生存の意思をもって誓約者は手を貸すことが出来る」

「誓約する代わりに、指定する契約者の自由を奪う。但し主人格のウィータのみ適用する」
※誓約は追加することが出来る。誓約1つにつき1つの代償。
☆生きる為の手段とは
「ウィータが助けたいと思って、尚且つ相手も助けられたいと思うなら、死霊術をもって成立する」。
(ユランを介してのみ、ウィータが死霊術が扱えるのはこのため)

☆奪う内容は「発声の自由」、「感情表現の自由」。
主人格のみの理由「多重人格になる前に誓約したのは、ウィータだから」
なお、「他の人と意思疎通できるのは僕のサービス。じゃないと不便だしね?」

1、契約者が自殺や寿命以外、例えば事故死や他殺された場合
誓約者(ユラン)は誓約に従い、契約者(ウィータ)を魂含め自由に扱うことが出来る。
但し、契約者に生存の意思を受け取れる場合、誓約内容が適用されることとする。
「つまり、ウィータが死にたくないって思っているうちは僕が助けてあげるよ。それでもまぁ、治療は可能な範囲でだけど」

2、契約者が自殺、あるいは寿命で死に至った場合
契約者は生存の意思を放棄したとみなし、誓約者は誓約に従い、契約者を魂含めて自由に扱うことが出来る。
「今のところはないと思うけどねー? もう死にたい、生きたくないってなった時は僕が主導権を握らせてもらうよ」

3、契約者が誓約者を殺そうとした場合。
誓約者は、契約者を自由に扱える。
「生かすも殺すも、僕次第ってことだね」

◆別人格「???」→「フロル」
ユランとの誓約の後、発覚した人格。
女性だが粗暴、攻撃的。
ウィータは、滅ぼされた街をもう一度蘇らせたいと思う気持ちが強いとするのであれば、
大好きだった街を滅ぼされ、オブリビオンに対し怒り、憎しみ、恨みを持つ人格。
ウィータと意思疎通は出来るものの、彼女の意思と関係なく出たいと思った時に出てくるため、コントロールが難しい。そのため、ウィータは手を焼いている。
現在名前が浮かばない、というより悉く却下されたため、「もう一人の自分」と呼んでいた。
ウィータは死んだ者達の魂、つまりオブリビオンを扱うため、嫌っている。

なお現在、名前はまだ無いものの、区別を付けるという意味合いは理解し、許容している様子。
仮名、フロル(UC 魂の焔より)。

▼能力
ウィータと比べ、遥かに身体能力が向上している。
死霊術や回復の力は失われる代わりに、攻撃に特化した力を行使する。

・魂の焔(UC:アドバンテージ・アンサー)《Ira furor arma》

イメージソング:「Birth/喜多村英梨」
(変更前「Lacrimosa/Kalafina」)

★その他(メタ)
基本中~長ロルの可能性大。
設定はまだ荒削りのため矛盾あるかもしれない&随時改定の可能性大。
(イメソンは特に変わりそう……?)
会話方法は、基本は思念会話>空中文字の優先順です。

フレンド欄はランダム。
・合わせ立ち絵
うちの子フリー素材です。
フレンド欄(活性化している)にいないと、立ち絵が出ないので、活性化してほしい場合は手紙や自旅団にて教えていただけたらと思います。
最低3ヶ月以上はできるはず、です(

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