0 マダミス「星陰りて、謀り響く」BGMセットリスト

「星陰りて、謀り響く」未通過NG
※一部の内容は過去に投稿したふせったーと被ります。
※実演を聞いていただきたいのでYouTubeにある実演動画(一部例外あり)を貼っておりますが、卓中に使う演奏とは多少異なります。
OKな方はスクロールしてください















基本的に卓ゲーのBGMにクラシックを使わない(百年単位の文脈を背負ってしまっているので、一曲あたりの情報量が多すぎて手に余る)のですが、使うとなったら盛れるだけの文脈を盛りに行きます。クラヲタになりたかった人間なので。

前世キャロルとしてはこの地に降臨したハスターさまが全ての愚かな異教徒に裁きを与えてくださることを期待したいので(あとフーガも死んでるし)、作者さま推奨BGMや自陣のBGMよりもなお死の匂いが濃厚なセトリを組んだつもりです。



おまけ:入れたかったけど泣く泣く外した曲

  • J. S. バッハ『ゴルトベルク変奏曲 BWV988』より第1曲「アリア」(Johann Sebastian Bach: Goldberg-Variationene - 01 Air)
    不定期放送の深夜ドラマ「ホラー アクシデンタル」の劇伴に使われていて、この曲こんなに怖く聴こえるもんだっけ!?と度肝を抜かれた覚えがあります。もしかしたら「アリア」「作品番号」の2語だけで「BWV1068」に辿り着いてしまう人に対するブラフになるかもしれない。
    直接的に人が死んではいないかなーと思ったので本セトリの趣旨から外れると判断し、泣く泣く外しました。
    余談ですが、元来「空気/息」のなど意味を持つイタリア語ariaは、文脈によっては「風」を指します。「Quando è tiepida l'aria e il ciel sereno 風が温み、空が澄む季節(に私は死を迎えたい)」という詞の歌曲があったりとか。
  • C. フランク『ヴァイオリンソナタイ長調 作品8』より第4楽章(César Franck: Sonata Pour Piano et Violon en La majeur FWV 8 - 04 Allegretto poco mosso)
    ソナタの終楽章ってロンド形式で書かれてることが多いですよね。この曲の場合はさらに、ヴァイオリンとピアノの掛け合いがカノン(厳密にカノンかどうかはちゃんと確認してない。ただの「カノン風」かも)になっています。
    前掲のゴルトベルクと同様に死の匂いをあまり感じられなかったので、泣く泣く外しました。
    ところでこのソナタ、なぜかヴァイオリンではなくチェロで演奏されることも非常に多いです。というかチェロって割と別の楽器の曲をさも元からチェロ曲だったかのように弾きがちよね。前出のヴォカリーズもそうだし、フォーレの歌曲「夢のあとに」とか、エルガーのヴァイオリン曲「愛の挨拶」とかとか。
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