0 TW6キャラ相関図

父親代わり
土井・玄冬
弟子たちに無体な真似をされるのは、嫌われているからではなく「世界のすべては見えない天秤に乗っている。自分が幸せになった分誰かが不幸になる」という強迫観念に近いものを抱いているので、逆に考えさせて「あなたが不幸になった分ほかの誰かは幸せになっている」と安心を与えてもらっている。
生まれたときから理由もなく迫害され続け、自分が生きていてもいい場所、死んでも迷惑にならない場所を探し続けて譲葉、エリー、空穂、綾女、冬華の順に出会い、同じく拠り所がない、帰る場所がない彼らの親として未熟ながらに「帰る場所」であることを決めた。
心配性で不器用で割と人見知り。
家事全般が恐ろしく下手。空穂いわく「料理をするなら食材に謝れ」レベルで料理が下手、洗濯をさせると服が破れ、掃除をすると細かくやりすぎて家財が痛む。
一家の主だが家事要素からはすべて出禁扱い。
今のところスーツだがそのうち和服も着るかもしれない。
白銀の髪に青みがかった灰色の目。角度によって銀にも見える。
一見冷たい印象だが豆腐メンタル。
冬華には「のりもの。」といわれている。
イメージフラワーはカランコエ(たくさんの小さな思い出、幸福を告げる)

小金井・譲葉
実質こっちのほうが保護者。顔立ち自体は野性味ある美形だがわざとアシメトリーに歪ませる表情をとることが多い。
酒、たばこ好きだが妹弟子たちの前では控えている。
賞金首として追われていた十代半ばほどの時に玄冬に拾われた。
自分自身をみせることを好まず、皮肉や誤解を招く言い回しを好む。
セクハラ魔人だが本気でセクハラを嫌悪する相手や冗談の通じない相手にはいわないなど自キャラ陣営で一番空気が読める。
遊びの関係は男女問わずお互い気が合えば。本気の恋はしないと明言するろくでなし。
そのうち現代服やスーツも着せる予定。
金交じりの朱髪に鈍い金色の瞳。
イメージは炎。煉獄。
愛称は譲、あにぃ。
名前の由来は新芽がでるまで弱いものを守る譲葉であれ、から。
イメージフラワーは極楽鳥花(ストレリチア)(寛容)

エリアンヌ・ベルシュタイン
フェアリーなので店の経営には携わっていない。というか書籍の整理をさせるとみてる人の心臓に悪いのでマスコットにしかなれない。
自分のことをエリーと呼ぶ。
隠密・暗殺実行部隊にいたころに玄冬に拾われた。
表情が豊かなのはヒトになろうとしているから。
よく食べよく飲みよく笑うのは痛みを喜びで塗り替えたいから。
精神年齢は冬華にあわせている(らしい)がオンオフの切り替えが激しいのは過去の名残。
冬華のよき遊び相手。
未来に望むのは「天国に行くことは望んでいない。ただ、後悔する死に方はしたくない」
舞台にいたころの名前は「3173」これを逆読みでアルファベット風に読むと「ELIE」つまり自称であるエリ―。
それではあまりだとエリアンヌ、琥珀のようにゆっくり変わっていけるようにと琥珀を意味するベルシュタインを玄冬がつけた。
愛称はエリー(本人が望んだ)エリねぇ
イメージフラワーは花言葉というより今まで殺してきた存在への手向けとして白百合や曼殊沙華、蓮、菊など死者に近い花。

風峰・空穂
食事担当。玄冬以外には料理を教えている。一番精神的に老けている。
幼少期に妹と一緒に神隠しに会い、妹は帰ってこなかった。
それ以来今の世界に未練はない、妹のいる世界に生きたい、と自暴自棄になり家を飛び出し、二度と会えないなら世界なんて滅んでしまえばいい、世界が滅んでくれないなら私が死んでしまえばいい、そうすればすべて終わるのだから。そうやって緩やかな自殺を選ぼうとしたときに拾われた。
最初は何を話しかけても興味ない、構わないで、放っておいて、しか言わなかったが養い親と兄弟子と姉弟子があまりに生活不適合者だったので生活面での面倒を見るようになった。
今でもこの世に対してあまり未練はないが自分を家族扱いする赤の他人たちが一人で生きていけるようにならないと落ち着いて死に場所を選べないということで雪椿にいる。
家計簿とかを付けているのもこいつ。
経済観念の希薄な経営陣の中で一番常識的な金銭感覚の持ち主。
英才教育を受けてきた(花嫁修業のようなこともやっていた)のでできないことは力仕事以外あまりないが自分のためにすることに対しては面倒くさがり。
人のためになるとマメ。
ストレスがたまると大量の料理を作る癖有。
裁縫面は綾女が精神安定剤がわりにやっているので任せている。
弟子たちは全員玄冬に新しい名前をもらったがこの世に縛られるのはごめんだ、と空穂は本名のままを名乗っている。
名前の通り実ることのなかった稲穂のイメージ。
愛称は空、空ねぇ
イメージフラワーは枯れた白薔薇および黒薔薇(生涯を誓う・不滅の愛・憎しみ)
自分から妹を奪った怪異への憎しみ、妹のことを自分だけは忘れないという生涯の誓い、憎しみながらも妹が愛した世界を守り抜くという不滅の愛。要は重度のシスコン。
テーマは二律反背、矛盾。

木崎・綾女
監獄の中の特別房で籠の鳥として一切の外の世界にかかわらずに育てられた少女。
人形遣いとしての素質を磨くため人形とぬいぐるみだけが世界のすべてだったところを救出される。
綾女は出会った日として誕生日にした五月五日のころに咲く菖蒲から。
本名も正しくは綾女だが、「女性の本名は家族と将来の夫だけが知る」という平安の文化がなぜか抜けていない玄冬が「名前は一番短い呪いであり祝いであり願い」だと綾女に転じた。
人との距離の取り方がわからず、攻撃することによって自分を守ろうとする傾向がある(言葉がきついのは空穂も同じだが、空穂は「これ以上関わる人を増やしたくないという明確な拒絶」であり「もうすくうべき両手は埋まっている」という意味から。綾女は本心では親しくしたいが自分を否定されるのが怖いだけの、臆病で繊細な性格。ただし空穂の口調を参考にしていたので舌禍が絶えない)
愛称は綾、綾ねぇ
イメージフラワーは菖蒲(信じる者の幸福・消息)

雨宮・冬華
遥か昔に芸術品として作られたヤドリガミ。
芸術品はただ美しいだけでいい、心を持つのは不完全になる。そんな呪いにも似た持ち主たちの想いが枷となって精神が宿るのが遅れた。
銀細工の煙管が本体で、美術館の金庫に保管されていた時に自我を得て暗闇と孤独の恐怖に泣いていた子供。
美術館のスタッフはヤドリガミを知らず、怨霊の類と勘違いして手を差し伸べるどころか拒絶し、化け物だと罵った。
その頃には玄冬たちは猟兵として動いていたため情報を聞きつけて来訪、ヤドリガミだということを見抜いて引き取る(展示品だと主張するオーナーを黙らせるために多額の金銭をはらったことは冬華には内緒だが本人は気づかないふりをしているだけでそういうことも理解するようになった。無知だが乾いた砂が水を吸うように覚えは早い)
出会ったのは三月三日、桃の節句。桃華という名前をおきかえて冬華にしたのは、まだ人のぬくもり(春)を理解していない、冬に咲く華、雪の重みで折れそうになりながらも生きるために一生懸命になり、やがてしなやかな若木になってほしいという願いから。
いつもにこにことしているが本当にうれしい時の笑顔はこもっている感情の色が違う。宝物をもらったかのようにうれしそうな顔をする。
自我を得てから五年程度、外見年齢は十六歳程度、器物として過ごした時間は何百年と成長と時間が不釣り合い。
イメージフラワーは桃(長命・天下無敵(日本)・見つめるほどあなたが好きになる・忍耐(フランス)幼女らしい遠慮のなさであたりの空気を壊す天下無敵さと、ヤドリガミとして過ごした長命な時間。生まれた瞬間が孤独だった分皆に愛されるように)・桜(私を忘れないで(フランス)多分おいていかれる立場で別れを経験する回数がこれから先一番多いため。本人は「辛かったら、忘れていいですよ。さよなら」というだろうが本心は忘れないでほしい、どんな些細なことだっていいから何か一つだけでも覚えておいていてほしいというのが本音)
空気は読めないものの本能で悟る、が見当はずれなことも多く、人生経験の少なさから基本的に読めない。
敵意、悪意、嫌悪感には敏感。
大裘(十二国記に出てくる王の第一礼装)のようなものを着てものすごくたくさんの飾りをつけているあたりはヤドリガミらしい。服がとても重そう。
歩くことに慣れていないのでよく転ぶし疲れるのも早く、玄冬がいる時はよくのりものにしている。
「私(バケモノ)には人の心はよくわからないのです。
でも、うれしい時人は笑うのだと聞きました。
笑わせることは難しいけれど笑われることは簡単なのだそうです。
だから私は変な行動をたくさんとって、人に笑われるモノであろうと決めました。
まだ子ども扱いするお師匠やあねぇたちやあにぃはしかたないな、って笑って頭をなでてくれます。
私には人の心はよくわからないけれど、そうやって私をみてくれる皆が生命体として大好きです」
基本思考はこんな感じ。

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