【感想】Black Box Diaries version 3

2026/01/15 19:24 by knktknk
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【感想】Black Box Diaries
まず自分は性犯罪被害者の傍に立ちたいので、映画を支持します。映画を観て、伊藤さんと一緒になって「怒る」ことが、当事者じゃない自分にできる唯一の連帯だと思うから。

伊藤さんは、不正義が許せない人で、それを追及するだけの信念と行動力がある人で、「ジャーナリスト」という鎧を纏って矢面に立ち続けるけど、そもそも司法がまともに機能してたら、性犯罪被害者が救済されるような法律が最初から整ってたらそんなことしなくて済んだはず。
調査が進むに連れいよいよ「ジャーナリスト」としてではなく「被害者」として事件に向き合わなければならなくなり、心身の不調を来してしまう。被害に遭ったのが桜が満開の時期で、それすらもトリガーになってしまうとも話されていて、事件によって奪われたものの大きさを知る。伊藤さん自身が「ジャーナリスト」を称して映画を撮っていることを挙げて「ジャーナリスト」として批判する人がたくさんいるけど、映画を観たら分かるよね。「被害者」として立ち向かおうとするとたちまち潰れてしまう。ここでの「ジャーナリスト」は潰れないために纏う鎧。職業倫理的なところを突いて批判するのがお門違いであると。
調査が進むに連れ、裁判も目前に迫り、いよいよ「ジャーナリスト」としてではなく「被害者」として事件に向き合わなければならなくなり、心身の不調を来してしまう。被害に遭ったのが桜が満開の時期で、それすらもトリガーになってしまうとも話されていて、事件によって奪われたものの大きさを知る。伊藤さん自身が「ジャーナリスト」を称して映画を撮っていることを挙げて「ジャーナリスト」として批判する人がたくさんいるけど、映画を観たら分かるよね。「被害者」として立ち向かおうとするとたちまち潰れてしまう。ここでの「ジャーナリスト」は潰れないために纏う鎧。職業倫理的なところを突いて批判するのがお門違いであると。

観ていて涙が吹き出たところが3つある。不起訴の報告を聞いたお母様が「悔しい」と言われてたところ。同業者向けの講演で女性たちが発言してるところ。ドアマンの方が電話で「性犯罪は許せない」「罪が軽すぎる」と言われてたところ。家族の方をはじめ伊藤さんを支援されていた方たちは概ね言葉を抑えて冷静に暖かく寄り添われていた印象だったけど、3つのシーンは発言者の怒りの気持ちが表れているシーンだと思って。酷い理不尽だって、一緒になって怒ってくれる人がいてよかったと、安堵の気持ちで泣いた。それまでの証言をしてくれた人や警察関係者、報道関係者とのやりとりを見ていて、どこか他人事のようだったり、高圧的だったり、親身になってくれているようにはとても見えなかったから、怒りや悲しみを一緒になって汲んでくれる人達がいてくれてよかった。「ブランケットを掛けていただいたようだ」という伊藤さんの言葉が忘れられない。

加害した張本人である山口敬之には、テメーの強姦のせいで伊藤さんは傷付けら社会全体から攻撃されてるのに他人事みたく抜かしてんじゃねえドタマカチ割んぞクソが、と映画館なのにでかい声出そうになった。伊藤さんに匿名で誹謗中傷メールを送った人間も、伊藤さんに罵声を浴びせたクソババアも、揃って地獄に落ちろと思う。      

まず自分は性犯罪被害者の傍に立ちたいので、映画を支持します。映画を観て、伊藤さんと一緒になって「怒る」ことが、当事者じゃない自分にできる唯一の連帯だと思うから。

伊藤さんは、不正義が許せない人で、それを追及するだけの信念と行動力がある人で、「ジャーナリスト」という鎧を纏って矢面に立ち続けるけど、そもそも司法がまともに機能してたら、性犯罪被害者が救済されるような法律が最初から整ってたらそんなことしなくて済んだはず。
調査が進むに連れ、裁判も目前に迫り、いよいよ「ジャーナリスト」としてではなく「被害者」として事件に向き合わなければならなくなり、心身の不調を来してしまう。被害に遭ったのが桜が満開の時期で、それすらもトリガーになってしまうとも話されていて、事件によって奪われたものの大きさを知る。伊藤さん自身が「ジャーナリスト」を称して映画を撮っていることを挙げて「ジャーナリスト」として批判する人がたくさんいるけど、映画を観たら分かるよね。「被害者」として立ち向かおうとするとたちまち潰れてしまう。ここでの「ジャーナリスト」は潰れないために纏う鎧。職業倫理的なところを突いて批判するのがお門違いであると。

観ていて涙が吹き出たところが3つある。不起訴の報告を聞いたお母様が「悔しい」と言われてたところ。同業者向けの講演で女性たちが発言してるところ。ドアマンの方が電話で「性犯罪は許せない」「罪が軽すぎる」と言われてたところ。家族の方をはじめ伊藤さんを支援されていた方たちは概ね言葉を抑えて冷静に暖かく寄り添われていた印象だったけど、3つのシーンは発言者の怒りの気持ちが表れているシーンだと思って。酷い理不尽だって、一緒になって怒ってくれる人がいてよかったと、安堵の気持ちで泣いた。それまでの証言をしてくれた人や警察関係者、報道関係者とのやりとりを見ていて、どこか他人事のようだったり、高圧的だったり、親身になってくれているようにはとても見えなかったから、怒りや悲しみを一緒になって汲んでくれる人達がいてくれてよかった。「ブランケットを掛けていただいたようだ」という伊藤さんの言葉が忘れられない。

加害した張本人である山口敬之には、テメーの強姦のせいで伊藤さんは傷付けら社会全体から攻撃されてるのに他人事みたく抜かしてんじゃねえドタマカチ割んぞクソが、と映画館なのにでかい声出そうになった。伊藤さんに匿名で誹謗中傷メールを送った人間も、伊藤さんに罵声を浴びせたクソババアも、揃って地獄に落ちろと思う。