1 健康メモ #駄文 みんなに公開

心身の健康というのを意識した時に、どう暮らすべきか、みたいなことをたまに調べたりするので、調べて考えて決めたことなどを淡々とまとめておくためのメモ。

ちなみに、このメモに書かれた内容は、個人的な研究のためのメモであり、狭い知識と体感的なものによる独断と偏見に満ちていて、十分なエビデンス(証拠)があるわけではない。また、同じ「人間」であってもそれぞれ特性が違うので、誰にでも当てはまるものではないので要注意。

前提

人体の設計は、適応と淘汰によって緻密に作り上げられたものだ。
適応と淘汰は一朝一夕に起こるものではなく、変化には長い時間が必要になる。

ほんの数世代で人の設計が大きく書き換わることはないだろう。さらに現代は医療や食など様々な技術の進歩により、たとえ生きる上で障害になるような特性が多少あったとしても、容易に淘汰されない。
それゆえ、現代人の体はある程度古い時代(数千〜数万年以上前とか)の人間の暮らしを前提とした設計を多く残していると考えたほうがよさそうだ。

一方で、今の世界は加速度的に変化している。現代の食も生活スタイルも、1万年前、千年前と比べたら激変どころの騒ぎではない。
これほどまで誰もが当たり前に白米や精製された小麦を食べていた時代は過去にはないし、今のように誰もがいつでも当たり前にお酒を飲める時代というのも、さほど長い歴史はない。

生活習慣病と呼ばれる病気の増加からみても、明らかに人体は、現代の新しい食生活や生活スタイルに適応できていない

いずれ医療技術が進歩すれば、ナノマシンだとか遺伝子治療だとか色んな技術の補助によって、今の食環境、生活環境に合った肉体に調整できる時代もくるのだろうが、2016年現在はまだそこまでの進歩にはたどり着いていない。ゆえにしばらくは「時代遅れの肉体」に合わせた調整を意図的に加えてやる必要がある。

特に、古い時代に人が日常的に摂取していたものではない食べ物、飲み物、嗜好品は、それを日常的に摂取する事に人間の体は適応できてない可能性が高く、摂取する量に注意を要するのではないか。

という事を踏まえて、生活を考え直す必要があるのではないか?

糖質

古い時代に人は何を食べていたのか、と考えてみると、「狩猟と採集」の時代はほとんど肉とか木の実、魚や貝が多かったはずだ。

糖質(食物繊維を除いた炭水化物、糖類)は、多くは食べられないものだったはずで、実際、人体はこれを食べないと死ぬような設計にはなってないようだ。
生まれたばかりの子供が摂取する母乳はタンパク質だし、人が必ず外部から摂取しないといけないとされる必須アミノ酸は、肉などのタンパク質からは摂取できるが、ご飯などの僕らにとっての「主食」からは摂取できない。

一方、糖質をあまり多くとると、様々なリスクがある。糖尿病や肥満はいわずもがな、たとえばご飯を食べて数時間でひどい眠気が来るとか、空腹時にやたらイライラする人は、血糖のコントロールがうまくいってない可能性がある。

インスリンの役割

インスリンの役割について、「上がった血糖を下げるために分泌される」としてある文献がいくつかあった。
糖分を摂取して、血糖値が上がる状態というのは、古い時代の人類にとってはとても貴重な状況だったはずで、体としてはそれは喉から手が出るほど欲しい状況だったはず。
インスリンは、血糖値を下げるために分泌されるのではなく、糖を体に取り込み、さらに多くの糖がある時は脂肪として蓄え、エネルギー不足に備えるために分泌されている(その結果として血糖値が下がる)と考える方がしっくりくる。

結論

兎にも角にも、人体というのは、多量の糖質を普段から大量に摂取するのに向いた設計にはなっていないようだ。

【結論】糖質は多くとりすぎないように注意する

脳に作用する嗜好品(カフェイン、アルコール、ニコチン)

人工知能について調べていたところ、脳の仕組みについて理解が深まった。
結論として、人というのはニューロンを走る電気信号と、信号を受け渡しする神経伝達物質の作用で日々の行動だとか、やる気だとか、疲労感だとか、そういうものが決まっている。

そこで気になるのが以下のものだ。

  • カフェイン
  • アルコール
  • ニコチン

これらの物質は、何かしらの形で神経伝達の仕組みに影響を与える。
作用の実態はヘロイン等の禁止薬物とさほど大きくは変わらず、程度の差はあれ、みんな依存性があり、長期的に摂取した後に断つと禁断症状が起こる。
アルコール依存症やニコチン依存症はいわずもがなだし、コーヒーやコーラなどを毎日大量に飲む人は、それを飲むのをやめると頭痛になったりするが、これもひとつの依存症らしい。

そもそも、「疲労感」「眠気」「不安」みたいなものは、本来必要だから感じるものだ。それを何かしらの薬物で覚醒させたり、興奮させたり、和らげたりするというのは、本来体が感じて調整するための情報を失わせることであり、せっかく備わった体の本来の機能を失わせることになりかねない。

それ以外でも、「これを摂取すると目がさめる」「疲れが取れる」「気分がよくなる」など感情に何かしら影響のあるものは、何かしら神経伝達物質に影響を与えていると想像される。中にはポジティブな影響を与えるものもあるのだろうし、全てを避けるべきだとは思わないが、快感だったり覚醒だったり、強制的に「快」に近い感情を作るものは極力避けたい。

…っていうか、↑のものはどれも「妊婦が摂取してはいけないもの」として挙げられているものなのだけど、妊婦が摂取してはいけないものをなぜ日常的に摂取していいのだろうね。

【結論】妊婦が摂取してはいけないようなものは、本当に必要な時以外できる限り避ける。

C◯MP、ソ◯レント

C◯MPとかソ◯レントのように「完全栄養食品」を謳うものがある。
確かに栄養としてはそれで十分なのかもしれないし、アイデアとしては悪くはない。
ただ、恐らく、「飲み物」という形で摂取するものは避けたほうがよいのではないか、と思う。
「食べる」という行為は、「噛む」「咀嚼する」という行為もセットであり、それを省いてしまうと、唾液の分泌や顎の筋肉など、何かしらの口〜消化器まわりの不具合が予想される。(…っていうか実際にウィダーインゼリーばかり摂取する暮らしを一時期試してみて何だかおかしな感じになった)

また、人が必要とするエネルギー量やミネラル量が、全ての人で同じであるとは到底考えられないので、「これだけ摂取すればOK」というのはあまり信用できない。

【結論】もし、ソ◯レントがスルメのような噛みごたえのある固形物スタイルになり、人それぞれに合う処方がされる状態になったりしたら、導入を考えるかもしれない。

筋トレ、運動

古い時代を前提にすると、すくなくとも今よりは動いていただろう。
こうしてPCに向かって指先だけを動かしている時代なんて、現代しかあり得ない。

やる気だと疲労だとか眠気だとか、かそういう精神的な不具合も、肩こり腰痛などの身体的な不具合も、だいたい筋トレや有酸素運動などで体を鍛えていれば解消される。

筋トレをすると、アドレナリンなども分泌され、ストレスの解消にもつながると言われる。実際、一杯のコーヒーを飲むより筋トレなどを少ししたほうが目が覚めるしやる気が出るし、体も軽くなっていい事だらけだ。

【結論】筋トレ、運動万歳

諸問題

問題は、飲むものも食べるものも選択肢がなくなるということだ。
コンビニで売っている食べ物飲み物をざっと眺めてみると、ほとんどの食べ物には糖質が含まれるし、売られている飲み物も8〜9割くらいには糖質かカフェインが含まれる。
ローソンなどは最近糖質制限を意識したものを売ったりしているが少数派だし高いし。
外食だとまだまだ糖質制限的な食べ物は少ない。

【結論】とりあえずこの食の環境をどうにかしたい。

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