0 白黒新聞 第10347号 『籠水山火事 未だに燃焼中か』

一向に進まない消火活動 山火事46日も続く

publicdomainq-0025255wykuvb
(フリー素材 パブリックドメインQより引用)

200X年XX月XX日、黒峰市郊外にある籠水山にて発生した山火事は、XX日より消火活動が開始され、消防隊員と救急隊員あわせて60人によって消火、および負傷者の捜索が行われていました。

通常の山火事とは異なり、高い燃焼性を持つ炎が蔓延していたこともあり、山火事発生から46日経過した本日も消火が難航しているとのことです。現在およそ12ヘクタールの山林が燃焼しており、救助された21名も全員負傷がないと救急隊が先日発表しました。■■■医療隊[1]に所属する沖名 渚さん(27)は「今回の火災は主に冬の時期によく見られる空気の乾燥、そして籠水山の山林が野焼きを放置したままの木材で溢れかえっていること。これらが炎の燃焼を助け、消火を困難にしているものだと考えています」と語りました。

籠水山は長らく登山者から愛される"登山初心者おすすめランキング"第二位にも記載[2]されるほどの人気を誇る山で、年に一度野焼きが季節的な行事としても知られています。観光客である40代男性は「籠水山は観光客にとって迷わない"道しるべ"みたいなものだった。それが燃えてしまうのはとても残念だ」と心配そうに話していました。

今回の山火事でどれほどの影響が出るかは予測ができませんが、再び登山者の、そして観光者にとっても目印となる姿を再び見られることを祈るばかりです。



[1]規制箇所については諸事情により行っております。当団体が日本法人団体であることをここに記しておきます。

[2]黒峰市白黒新聞社発行 『ドキドキ★黒峰観光ガイド 20XX年XX月号』より

0

メモを他の人に見せる

このメモを見せたい人に、このURL(今開いているページのURLです)を教えてあげてください

コメント(0)

  • someone

  • someone