0 寮生大会アプリ構想

寮生大会アプリ構想

この記事はKumano dorm. Advent Calendar 2020の22日目の記事です。

はじめに

ここ2回の寮生大会がオンラインで行われましたが、Zoom・Discord・LINE・ブラウザを併用する形で行われたため、真面目に議論を追いかけている人には画面の切り替えが忙しい寮生大会だったかと思います。また、採決時の出席確認に時間がかかる点やOBにも議論の内容が一部見えてしまう点など、そのほかにも改良すべき点も数多くあったかと思います。そこで、もしオンライン寮生大会の欠点を改良しつつ一つのアプリケーションまとめてしまうとしたらこんなアプリケーションが欲しいなぁという妄想を書き綴ってみたいと思います。

現状

妄想を語る前に現状の寮生大会がどのように運営されていたかを、使用したアプリケーションごとに確認します。

  • Zoom
    Zoomは従来の寮生大会で行われていた音声でのやりとり部分をオンラインに移行するために使用しました。
    その他議事録をリアルタイムで映したり、各種アピールの際のスライドを画面共有する際にも用いられています。
  • Discord
    発言の意思表明と雑談の活性化のために使用しました。
    寮生大会をオンラインに移行するにあたって、近くに座っている人と雑談をして意見をまとめたり疑問を解決することが困難になることが予想されたため、オンラインでの意見整理・雑談の場を作る必要があると考え、Discordを利用しました。
    具体的な利用方法としては、意見収集チャンネルを用意しそこに発言する前に発言の意思、もしくは発言内容を文章にまとめたものを投稿してもらううようにしました。議長団としては意見を文章化することを推奨し、これにより発言内容が事前にわかることで議事進行を行う際に非常に楽に進めることができました。また、雑談チャンネルを設置し、簡単な疑問解決を行ったりつぶやき欲をDiscordで発散してもらいTwitterで不用意なことを呟かないようにしました。
    似たような機能を持つSlackではなくDiscordを利用した理由は、簡単に通話ができるからです。DiscordにはなくSlackにあるスレッド機能は議論を階層化し見えやすくするために大変有用な機能だとは思いましたが、それにもましてDiscordの通話機能が必要だと考えました。発言前に文章化してもらった意見がまとまっていない場合に、通話を用いて事前に選出しておいた意見整理係と発言の論点を整理するためです。しかし、意見収集係の出動回数は2回の寮生大会を合わせても数回程度なので、これについては見直しても良いかもしれません。
  • LINE
    採決のために使用しました。
    オフラインの場合と異なり顔をみて投票の本人確認をするということができないため、二重投票を防ぐ仕組みが必要でした。そのため、普段からよく利用されているLINEの投票機能を使うことでこの問題を解決しました。
  • ブラウザ
    資料システムにリアルタイムで反映される議事録を確認するのに使用しました。
    議事録の先頭部分だけならZoomの画面共有で確認できますが、それ以外の部分を確認しようと思うとブラウザも見る必要があったかと思います。

このように、複数の画面を参照したり、使うアプリケーションを切り替えたりするのは面倒なので、これらを一つにまとめる夢の寮生大会アプリについて考えて行きたいと思います。

妄想

上の現状を踏まえてこれらを悪魔合体させて見ました。イメージ画像(同義語反復)は以下のようになります。

チャット画面
その他の画面

以下にあったらいいなを列挙します。

ロール

以下の三つのロールを用意する

  • 議長団ロール:全能ロール
  • 書記ロール:議事録への書き込みが可能
  • 提起者ロール:画面共有が可能

発言を事前に書き込む部分(Discord)

  • DiscordというよりSlackに近い感じでスレッドを簡単に作成できるようなチャットシステム
  • 発言者の意見に信号機マークと待合室番号を振る(Discordのスタンプみたいなやつ)
    • 信号機(赤):論点の整理が必要。ボイスチャンネルに誘導される
    • 信号機(青):そのまま発言して良い。議長から名前を呼ばれるまで待機
  • 自由にチャンネルが立てられるようにして、雑談のスペースも確保する

発言者の顔を映す部分(Zoom)

発言者の顔をうつすか画面共有を行う。まんまZoomのパクリだが、他のタブを開いている時にも発言者の顔を小さく表示する場所を作る。

招待

  • 議長団側:事前に名前とパスワードの登録フォームを用意する。リンクを公開することで参加者を募れる。開催までに登録したメンバーの名前などが確認できる。はじめに作成した人が自由に他のロールをつけることができる
  • 参加者側:登録フォームに名前とパスワードを登録したら、後で配布されたリンクから会議に参加することができる。

投票部分

チャット画面に作成される投票BOXで行う。

議事録

参加している人のうち、議長団が書記ロールをつけた人が自由に書き込めるようにする。書き込む議事録とは別に、音声を自動で文字起こししたものを垂れ流す場所も作る。

資料

今の資料システムにある資料置き場と同じものが見える。提起者ロールをもつ人は資料をアップロードできる。

まとめ

結局Discordに機能マシマシにしたやつにしかならなかったですね。結局画面を細かく切り替えないといけない問題は解決方法が見つからなかったです。
ただアプリ構想を諦めきれないので、もし興味がある・作りたい・もっといい案がある方がいたらコメントをお願いします。

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コメント(1)

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  • someone

    会議全部これでよくね?ってなりそう(あったらいいな)