0 サンプルロル
実際のロルはもう少し短くなることが多いと思います。
キャラ紹介を兼ねて、雰囲気をなんとなく掴んでもらえればと思います。
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御園 璃愛
(1年の夏休み、遊びに行った先で声をかけられたことがきっかけだった。いわゆる“スカウト”というもので、怪しく思いつつも条件を聞けば悪くなく、面白そうと二つ返事で承諾し。同時期に加入した4人でグループを組むことが決まり、初めてステージに立ったのはその数カ月後。といっても、小さなライブハウスで自分達の他にも出演者もいて、出番はほんの15分ほどで。それから定期的にライブをするようになり、客もそこそこついてきた時には2年に進級する頃で。)…またかぁ。まあ良いけど、もうちょっとあればなぁ…。(月末に行われる個別の売上結果にため息を吐いて。定位置となっている3位は4位の子とはそれほど差はなく、たびたび順位は前後して。2位の子とは2倍以上の差と壁は大きく。とはいえ自分にとっては趣味の延長のようなもので、お小遣い稼ぎの感覚。もれた嘆息も不人気に対してというよりも、給料としてもらえる額の少なさに対するもので。肩を落としている隣のボブヘアーの子に比べればかなり気楽な様子。)ま、来月も頑張ろうね~。じゃあ。(本気で落ち込んでいる様子の相手を慰めるようにポンッ、と肩を軽く叩いてから事務所を後にして。雑踏を歩きながら空を見上げた。)…私、枕までして稼ぎたいとは思ってないしね~。シフト増やそっ。(一瞬だけ冷めた目で呟けば、鞄をあさりスマホを取り出していって。) -
御園 瑠好
…スカウトされた?地下アイドル?ふぅん、良いじゃない?璃愛がやりたいなら…。(1年の夏休みも終わる頃、双子の姉である璃愛が部屋に戻るなり告げてきた。頬杖をつき、残る課題に向かいつつ、適当に返答を。心の奥がざわつき、どろっとした何か黒いものが渦巻いて。これが璃愛に対する嫉妬心であることは自覚してる。)…やらないよ、私は。そもそもスカウトされたのは璃愛でしょ?(「だからね、瑠好も一緒にやらない?」そう言いかける璃愛の言葉をピシャリと遮って。そんなこちらの返答に不満げな様子を感じても無視して課題を再開しようかと思えば、シャープペンを握る手に力が入ってパキンと芯が折れてしまい。)だいたい、私の運動神経悪いこと、璃愛だって知ってるでしょ?踊るなんて無理。(まだ何か言いたげな相手にきっぱり告げればこの話は終わりだと、参考書のページを捲っていって。仮に一緒に活動したところで、比べられてみじめな思いをすることは理解していて。過去に言われた様々な言葉が脳内で反芻されればため息が自然と出てしまう。)バーター扱いなんて、絶対嫌。(口の中で転がすようにぽつり、と呟いた言葉は璃愛には絶対に届かない。)