CS 北条 八雲 / エンデビHO2 version 30
CS 北条 八雲

**「はぁ…今日も労働しましょうか」**
**「ん、いい感じにできましたね。レシピまとめておかないと」**
**「楽しいかは別として、退屈はしていませんよ。天使様と違って」**
一人称:僕 二人称:貴方 三人称:彼、彼女
例外なく全員に対し敬語口調。たまに皮肉が混じる。
身長:176cm
誕生日:9月19日
イメカラ:烏羽色
| 項目| 名称 | 意味 |
| :----------: | :--------: | :--------: |
| 日 | 9月19日 | 「厳しさを糧に<br>円熟に達する努力家」 |
| 色 | ライラックヘイズィ| 「厳格・日本的・素質の開発」 |
| 花 | 釣船草 | 「安楽・私に触れないでください」 |
| | スゲ|「諦め・自重」 |
| 星 | アル・カフラー | 「可能性を秘めたる才能」 |
# 概要
人間界で会社員として働く悪魔(**エンデビHO2**)。
寡黙で控えめな性格。**クールというよりはダウナーの方が正しい。** 感情的になることは滅多になく、常に淡々としている。
またやや厭世的なところがあったり、自己肯定感の低さから時々発言が自虐や皮肉っぽくなることも。溜め息混じりに話すことが多い。
他人にとっつきづらい印象を与えるが決して冷酷なわけではなく、最低限の礼儀や義理人情は持ち合わせている。ただ興味はあまりない。多分観葉植物とかの方が素直に話せる。陰キャだ…
天使たちに対しても特にこれといった感情はない。HO1のようにホワイト企業に勤めつつ悠々自適に過ごしている様に対しては「はいはい、エリート様は違いますね」くらいの態度。**嫌いではないが「自分とは何もかもが違う上の存在」という印象なので歩み寄ろうという気もあまりない。** そういう彼らに対しては「天使様」と呼ぶことも。「様」なんて言っているが別に敬意はなく、むしろ自虐の意の方が強い。
**正直なところ、(後述の)自分の境遇と比べてしまうとあまりにも惨めな気持ちになるため、必要以上は関わりたくない気持ちがある。** よそはよそ、うちはうち。なるべく割り切っていきたい。
**東京都天開区にある「マリートゥス・カンパニー」に勤めている。**
厳しいノルマと根性論を掲げる所謂ブラック企業のため、居心地は正直だいぶよくない。だがこんな自分でも在籍させてもらっているので表向きは文句等特に言わず働いている。
余談だが、「もうちょっと時代に沿ってデジタル化してくれたら」とはひっそり思ってたりする。手作業でのデスクワークは嫌いではないが時間の無駄だと感じている。
悪魔の身でありながら、**趣味は料理。** 休みらしい休みがない中で、少しでも時間があれば簡単なものを作ったりしている(2日に1食とか?作り置きして食べることも)。勉強中だが腕前としてはそこそこ上手い。振る舞ったら普通に喜ばれるレベル、ただし実際他人に振る舞ったことはほぼない。
和食の飾り切りに感銘を受けたのもあり、包丁の扱いは特に上手い。人間ってたかが栄養を摂るだけの行為にここまで芸術性を求めるのか…とか思いつつ普通に綺麗だと思ってしまった。故に真似してみた。他者に興味がない分こういうところは凝るのかもしれない。なおこの技術は「**芸術(飾り切り)**」として昇華している。
そんなわけで得意料理は和食全般であり、本人の食の好みでもそのあたりが好き。いつか蕎麦打ち体験に行きたい。逆にジャンキーなものはあまり好まない。
メタ的に言うと**彼のDEXは器用さにほぼ全振りしている。** なので料理や手芸等の技術はそこそこあるが、**逆に俊敏性は皆無と言っていい。**
逃走本能はあるため逃げ足的な感じで瞬間的には発揮できるが、長期は無理。ドッジボールとかできないし、社内運動会なんてあろうものなら真っ先に脱落すること間違いなしである。
# 秘匿
>**■HO2悪魔**
天使に魂(顧客)を奪われてはいけない。
あなたが勤める企業は厳しいノルマがあり、劣悪な環境で働いている。
その上あなたは落ちこぼれである。
なぜなら、『身体的損傷を負っている』からだ。<br>
――あなたは、人よりもうまく飛ぶことができない。<br>
外傷らしい外傷は見当たらないのだが、どうにもうまく飛ぶことが出来ない。
根性論を掲げている会社では、こんな状態の自分にとってはより居場所がない。
「持病でうまく働くことが困難だ」と訴えても悪魔の体に持病があるか、と叱責される。更に、動かないはずの心臓が時折痛むような気がする。
こんな話を他人にしても一笑されるだけなので、あなたはこの話について、誰にも話してはいない。
<br>
・あなたはブラック企業(マリートゥス・カンパニー)に勤めており、更に仕事の成果も奮いません。休みらしい休みはほとんど残業で消えてしまいます。そのため、『極楽浄土』への思いが人よりも強いことでしょう。<br>
・あなたが勤めている会社では、月に数回、宴会や飲み会が催されています。新入社員はそこで何かしらの一発芸を披露しなくてはいけません。あなたは《芸術》を75%以上取得してください。(内容は自由)<br>
・あなたは設備が充実していない旧態依然とした企業に勤めているため、手作業でデスクワークを行うことが多いでしょう。《経理》の初期値を30%に設定してください。<br>
・誕生日を設定してください。
PL 情報:PC は自分の誕生日を覚えていません。
<br>
**★ 特殊技能**
あなたは、《キス》を戦闘技能として用いることができます。
しかし、効能が持続する回数に制限があり、1 日に1 度しか元の技能値で使用することはできません。<br>2 度目を使用するのであれば、技能値が-20% ずつ減少していきます。
<br>
**|HO2 の既得技能**
戦闘技能《キス》 初期値99%
ダメージロールは窒息ロールを用いる。(基 p62)
<br>
**早く楽になりたい。**
謎に調子の悪い体から早く解放されたいので仕事を頑張って極楽浄土に行きたいと思っている。ただ仮にそれすら諦めたなら一気に無気力になるし死んでもいいやの気持ちになる(※死なない)。
何故虚弱っぽいのか。その理由は知りたいが心当たりがなく探りようもないため、原因究明という点では諦めている。また本当は誰かに理解して欲しいがそれも諦めている。
そんな自身の体を憂いているため、**逆を張るように人間みたいなことをしがち。** あまり飛ばなかったり、必要がないのに食事を摂ったり。動かない心臓が痛むのも「まるで人間みたいだ」と思っている。いっそ人間の方がよかった。簡単に死ねるところとか。
**料理や食事に関心があるのはここ由来。**「人間ならこれで元気になれるはずなんですけど」という自嘲とか皮肉を込めてやってみたら思いの外気に入った。純粋に楽しいからなのもそうだが、手を動かしている間は余計なことを考えなくて済むから…もあるかもしれない。和食が好きなのは健康的なのが多いからというのもある。
<br>
入社当時も大人しくはあれど今よりももっと気力があった、気がする。
頑張って、たくさん魂を回収して成果を上げて極楽浄土に行こう、そうして解放されようと。きっとそれが、人間であった時から動き続けて自分の真のゴールなんだろうと。
そうしてどこかで気づいてしまった。満足に動かない体、増え続けるタスク。ノルマ達成なんて遥か遠くで、どう足掻こうと他者からの負の視線とあるはずのない痛みだけが体に刺さっていく。どうしてだろう?でもどうにもならない。なら無駄に痛みを抱えるのは悪手では?
**そうしていつからか諦めるようになった。他者を気にすることも、己の体も。**
気にしたら負け。目を向けたら負け。これ以上惨めになってどうするというのだろう。よそはよそ、うちはうち。自分のペースでやるしかない。
彼は地道に努力し続ける。どうせ叶わないのだから今すぐじゃなくてもいい。着実に頑張って、これだけは諦めないで、極楽浄土への道を模索している。いつか自分が真に報われることを願って。
# 人間の頃
現在の会社で働き始めた時からそこまで性格に変わりはない。大人しいけど今ほど卑屈ではない。控えめなだけで前向き発言も全然できるしちゃんと笑える。
この時から家庭的な男だった。料理上手でその他手を動かすものは得意。また、運動神経は今ほど残念ではない。体も特に異常はなく普通に健康体だった。
仮に大事な人がいたなら割と尽くすタイプ。その人のためなら頑張れる。何かのために身を粉にできるところは今も昔も変わっていない。
# シナリオ通過後
「ありがとう、僕を覚えていてくれて」
「颯はこれからたくさん幸せになってね。ならなきゃダメだよ」
(…こんなのはただの罪滅ぼしかもしれないけど、それでも、僕は…)
<br>
小谷との契約を破棄したことにより悪魔から人間へ戻る。
また記憶を完全に取り戻したため、颯に対しては人間だった以前と同様に敬語を外して話すようになる。**自分を庇ったために死んだ、また悪魔の契約のこともあり罪悪感がある。** これは一生つきまとうものであるが、それをわかった上で「これからは颯に幸せになって欲しい」と健気に尽くそうとする。元悪魔だが内面は天使寄りだったかもしれない?
なお元来の尽くそうとする性格と己の過去の所業もあり、自己犠牲的な部分は今後も変わらない。**一番は颯が笑って過ごしてくれること。それが叶うなら自分は二の次でいい。**~~DV気質に組み合わせてはダメな人種だと思う。~~
暫くは颯の家で過ごす予定。暫くではなく一生かもしれないが、少なくとも八雲としては大人しく居候するわけにも…の気持ちのため、絶対一度は出て行く宣言をするし確定で修羅場になる。どちらにしても逃がす気はないという颯の気持ちを悟ったなら大人しく同棲することにはなるだろう…結局ここまで拗れたのは自分のせいというのもあるので。泣き顔で彼の性癖をねじ曲げたことは知らないが。知ったら宇宙を背負う猫になる。
キス(戦闘技能)に関しては悪魔ではなくなったため効力を失ったが、**純粋に技術としては残っているためやれば上手い。** 駆け引きとかそういうのは全くの無知だがDキスは上手いというよくわからない状況。なお使う予定はないし使ったこともあるかと言われるとそこもない、はず。どのみち悪魔の体も不完全であったため、無理をせず動いてきた故に使う場面もほぼなかったのは本当の話。やられても面倒だからと抵抗しなかっただろうけど。
**不定の狂気として4ヶ月間颯が時々死んでいるように見えてしまう。** いつもの彼に過去二回の死に様が重なるイメージ。
そうしてフラッシュバックしては彼を過剰に心配したり、日によっては泣きながら謝ることもある。自ら命を断つとかそこまではしないものの、彼の中で大きな後悔になっているため情緒不安定になってしまう。この時の彼は一等弱いため、颯に何か要求されたら大体聞くと思う(え?)。
# 人間関係
**・颯(HO1)**
ライバル他社の天使であり、人間だった時の親友でもある。前者では「颯さん(本当は苗字呼びがよかったが、口頭だと自分と同じでややこしかったため渋々名前呼びしていた)」、現在は「颯」と呼んでいる。
天使だった頃の彼は「**押しが強い割にどこか掴めない人**」という印象。悪い方ではないだろうと思いつつもシンプルに苦手だった。できれば関わりたくない。住所バレしていた時は表に出さなかったものの流石に戦慄したらしい。何処で知ったんですか…
一方でホワイト企業勤めであったり社交性に長けていたところは純粋にすごいと思っていた。敬意はないが。なおナンパ癖については「よくやりますねそんなこと。今後続くかもわからない関係性を軽々しく作るなんて、僕には理解が及びません」とのこと。
**記憶を取り戻した今では大事な友人として接している。** 通過後設定の罪悪感のほか、悪魔時代に無愛想に接していたことを後ろめたく思っているため、彼にはあまり反抗的な態度が取れない部分がある。それでも言いなりというわけではなく、言いたいことがあればちゃんと言い返せるだけの強情さも存在している。
なお**彼の自分に対する常軌を逸した執着のことは知らない…というか理解していない。** 自分にそんな要素はないと思っているため、覚醒時から彼が嬉々として自分を囲おうとしているのも「過保護だな…」と見ている。これが後の修羅場を生むと知らずに─(?)
また彼の所有欲や独占欲を受け入れることができるか否かはその時による。最悪監禁ルートかもしれない。怖い。
彼に向ける感情としては「親愛」が一番大きい。同時に、目の前で二度も死なれている経験から **「もうこれ以上は失いたくない」という喪失への恐怖心も抱えている。** ただその隣に最悪自分はいなくてもいいと考えているため、離れてくれと言われたなら寂しく思いつつも従うだろう。間違ってもそんな未来はないが。
# イメソン
・メビウス / 柊キライ
・地球の裏 / いよわ
# 通過シナリオ
・エンジェル・デビル・インプロパー/HO2(2024/12/1.8)
・おやすみきみたち(2024/12/15)
・星を喰む(2025/5/5)
・溺遭/KPC(2025/5/17)
# おまけ
**・初期設定画**


**・衣装設定画**



**・ディスプレイ(HO2/自陣)**




「はぁ…今日も労働しましょうか」
「ん、いい感じにできましたね。レシピまとめておかないと」
「楽しいかは別として、退屈はしていませんよ。天使様と違って」
一人称:僕 二人称:貴方 三人称:彼、彼女
例外なく全員に対し敬語口調。たまに皮肉が混じる。
身長:176cm
誕生日:9月19日
イメカラ:烏羽色
| 項目 | 名称 | 意味 |
|---|---|---|
| 日 | 9月19日 | 「厳しさを糧に 円熟に達する努力家」 |
| 色 | ライラックヘイズィ | 「厳格・日本的・素質の開発」 |
| 花 | 釣船草 | 「安楽・私に触れないでください」 |
| スゲ | 「諦め・自重」 | |
| 星 | アル・カフラー | 「可能性を秘めたる才能」 |
概要
人間界で会社員として働く悪魔(エンデビHO2)。
寡黙で控えめな性格。クールというよりはダウナーの方が正しい。 感情的になることは滅多になく、常に淡々としている。
またやや厭世的なところがあったり、自己肯定感の低さから時々発言が自虐や皮肉っぽくなることも。溜め息混じりに話すことが多い。
他人にとっつきづらい印象を与えるが決して冷酷なわけではなく、最低限の礼儀や義理人情は持ち合わせている。ただ興味はあまりない。多分観葉植物とかの方が素直に話せる。陰キャだ…
天使たちに対しても特にこれといった感情はない。HO1のようにホワイト企業に勤めつつ悠々自適に過ごしている様に対しては「はいはい、エリート様は違いますね」くらいの態度。嫌いではないが「自分とは何もかもが違う上の存在」という印象なので歩み寄ろうという気もあまりない。 そういう彼らに対しては「天使様」と呼ぶことも。「様」なんて言っているが別に敬意はなく、むしろ自虐の意の方が強い。
正直なところ、(後述の)自分の境遇と比べてしまうとあまりにも惨めな気持ちになるため、必要以上は関わりたくない気持ちがある。 よそはよそ、うちはうち。なるべく割り切っていきたい。
東京都天開区にある「マリートゥス・カンパニー」に勤めている。
厳しいノルマと根性論を掲げる所謂ブラック企業のため、居心地は正直だいぶよくない。だがこんな自分でも在籍させてもらっているので表向きは文句等特に言わず働いている。
余談だが、「もうちょっと時代に沿ってデジタル化してくれたら」とはひっそり思ってたりする。手作業でのデスクワークは嫌いではないが時間の無駄だと感じている。
悪魔の身でありながら、趣味は料理。 休みらしい休みがない中で、少しでも時間があれば簡単なものを作ったりしている(2日に1食とか?作り置きして食べることも)。勉強中だが腕前としてはそこそこ上手い。振る舞ったら普通に喜ばれるレベル、ただし実際他人に振る舞ったことはほぼない。
和食の飾り切りに感銘を受けたのもあり、包丁の扱いは特に上手い。人間ってたかが栄養を摂るだけの行為にここまで芸術性を求めるのか…とか思いつつ普通に綺麗だと思ってしまった。故に真似してみた。他者に興味がない分こういうところは凝るのかもしれない。なおこの技術は「芸術(飾り切り)」として昇華している。
そんなわけで得意料理は和食全般であり、本人の食の好みでもそのあたりが好き。いつか蕎麦打ち体験に行きたい。逆にジャンキーなものはあまり好まない。
メタ的に言うと彼のDEXは器用さにほぼ全振りしている。 なので料理や手芸等の技術はそこそこあるが、逆に俊敏性は皆無と言っていい。
逃走本能はあるため逃げ足的な感じで瞬間的には発揮できるが、長期は無理。ドッジボールとかできないし、社内運動会なんてあろうものなら真っ先に脱落すること間違いなしである。
秘匿
■HO2悪魔
天使に魂(顧客)を奪われてはいけない。
あなたが勤める企業は厳しいノルマがあり、劣悪な環境で働いている。
その上あなたは落ちこぼれである。
なぜなら、『身体的損傷を負っている』からだ。
――あなたは、人よりもうまく飛ぶことができない。
外傷らしい外傷は見当たらないのだが、どうにもうまく飛ぶことが出来ない。
根性論を掲げている会社では、こんな状態の自分にとってはより居場所がない。
「持病でうまく働くことが困難だ」と訴えても悪魔の体に持病があるか、と叱責される。更に、動かないはずの心臓が時折痛むような気がする。
こんな話を他人にしても一笑されるだけなので、あなたはこの話について、誰にも話してはいない。
・あなたはブラック企業(マリートゥス・カンパニー)に勤めており、更に仕事の成果も奮いません。休みらしい休みはほとんど残業で消えてしまいます。そのため、『極楽浄土』への思いが人よりも強いことでしょう。
・あなたが勤めている会社では、月に数回、宴会や飲み会が催されています。新入社員はそこで何かしらの一発芸を披露しなくてはいけません。あなたは《芸術》を75%以上取得してください。(内容は自由)
・あなたは設備が充実していない旧態依然とした企業に勤めているため、手作業でデスクワークを行うことが多いでしょう。《経理》の初期値を30%に設定してください。
・誕生日を設定してください。
PL 情報:PC は自分の誕生日を覚えていません。
★ 特殊技能
あなたは、《キス》を戦闘技能として用いることができます。
しかし、効能が持続する回数に制限があり、1 日に1 度しか元の技能値で使用することはできません。
2 度目を使用するのであれば、技能値が-20% ずつ減少していきます。
|HO2 の既得技能
戦闘技能《キス》 初期値99%
ダメージロールは窒息ロールを用いる。(基 p62)
早く楽になりたい。
謎に調子の悪い体から早く解放されたいので仕事を頑張って極楽浄土に行きたいと思っている。ただ仮にそれすら諦めたなら一気に無気力になるし死んでもいいやの気持ちになる(※死なない)。
何故虚弱っぽいのか。その理由は知りたいが心当たりがなく探りようもないため、原因究明という点では諦めている。また本当は誰かに理解して欲しいがそれも諦めている。
そんな自身の体を憂いているため、逆を張るように人間みたいなことをしがち。 あまり飛ばなかったり、必要がないのに食事を摂ったり。動かない心臓が痛むのも「まるで人間みたいだ」と思っている。いっそ人間の方がよかった。簡単に死ねるところとか。
料理や食事に関心があるのはここ由来。「人間ならこれで元気になれるはずなんですけど」という自嘲とか皮肉を込めてやってみたら思いの外気に入った。純粋に楽しいからなのもそうだが、手を動かしている間は余計なことを考えなくて済むから…もあるかもしれない。和食が好きなのは健康的なのが多いからというのもある。
入社当時も大人しくはあれど今よりももっと気力があった、気がする。
頑張って、たくさん魂を回収して成果を上げて極楽浄土に行こう、そうして解放されようと。きっとそれが、人間であった時から動き続けて自分の真のゴールなんだろうと。
そうしてどこかで気づいてしまった。満足に動かない体、増え続けるタスク。ノルマ達成なんて遥か遠くで、どう足掻こうと他者からの負の視線とあるはずのない痛みだけが体に刺さっていく。どうしてだろう?でもどうにもならない。なら無駄に痛みを抱えるのは悪手では?
そうしていつからか諦めるようになった。他者を気にすることも、己の体も。
気にしたら負け。目を向けたら負け。これ以上惨めになってどうするというのだろう。よそはよそ、うちはうち。自分のペースでやるしかない。
彼は地道に努力し続ける。どうせ叶わないのだから今すぐじゃなくてもいい。着実に頑張って、これだけは諦めないで、極楽浄土への道を模索している。いつか自分が真に報われることを願って。
人間の頃
現在の会社で働き始めた時からそこまで性格に変わりはない。大人しいけど今ほど卑屈ではない。控えめなだけで前向き発言も全然できるしちゃんと笑える。
この時から家庭的な男だった。料理上手でその他手を動かすものは得意。また、運動神経は今ほど残念ではない。体も特に異常はなく普通に健康体だった。
仮に大事な人がいたなら割と尽くすタイプ。その人のためなら頑張れる。何かのために身を粉にできるところは今も昔も変わっていない。
シナリオ通過後
「ありがとう、僕を覚えていてくれて」
「颯はこれからたくさん幸せになってね。ならなきゃダメだよ」
(…こんなのはただの罪滅ぼしかもしれないけど、それでも、僕は…)
小谷との契約を破棄したことにより悪魔から人間へ戻る。
また記憶を完全に取り戻したため、颯に対しては人間だった以前と同様に敬語を外して話すようになる。自分を庇ったために死んだ、また悪魔の契約のこともあり罪悪感がある。 これは一生つきまとうものであるが、それをわかった上で「これからは颯に幸せになって欲しい」と健気に尽くそうとする。元悪魔だが内面は天使寄りだったかもしれない?
なお元来の尽くそうとする性格と己の過去の所業もあり、自己犠牲的な部分は今後も変わらない。一番は颯が笑って過ごしてくれること。それが叶うなら自分は二の次でいい。DV気質に組み合わせてはダメな人種だと思う。
暫くは颯の家で過ごす予定。暫くではなく一生かもしれないが、少なくとも八雲としては大人しく居候するわけにも…の気持ちのため、絶対一度は出て行く宣言をするし確定で修羅場になる。どちらにしても逃がす気はないという颯の気持ちを悟ったなら大人しく同棲することにはなるだろう…結局ここまで拗れたのは自分のせいというのもあるので。泣き顔で彼の性癖をねじ曲げたことは知らないが。知ったら宇宙を背負う猫になる。
キス(戦闘技能)に関しては悪魔ではなくなったため効力を失ったが、純粋に技術としては残っているためやれば上手い。 駆け引きとかそういうのは全くの無知だがDキスは上手いというよくわからない状況。なお使う予定はないし使ったこともあるかと言われるとそこもない、はず。どのみち悪魔の体も不完全であったため、無理をせず動いてきた故に使う場面もほぼなかったのは本当の話。やられても面倒だからと抵抗しなかっただろうけど。
不定の狂気として4ヶ月間颯が時々死んでいるように見えてしまう。 いつもの彼に過去二回の死に様が重なるイメージ。
そうしてフラッシュバックしては彼を過剰に心配したり、日によっては泣きながら謝ることもある。自ら命を断つとかそこまではしないものの、彼の中で大きな後悔になっているため情緒不安定になってしまう。この時の彼は一等弱いため、颯に何か要求されたら大体聞くと思う(え?)。
人間関係
・颯(HO1)
ライバル他社の天使であり、人間だった時の親友でもある。前者では「颯さん(本当は苗字呼びがよかったが、口頭だと自分と同じでややこしかったため渋々名前呼びしていた)」、現在は「颯」と呼んでいる。
天使だった頃の彼は「押しが強い割にどこか掴めない人」という印象。悪い方ではないだろうと思いつつもシンプルに苦手だった。できれば関わりたくない。住所バレしていた時は表に出さなかったものの流石に戦慄したらしい。何処で知ったんですか…
一方でホワイト企業勤めであったり社交性に長けていたところは純粋にすごいと思っていた。敬意はないが。なおナンパ癖については「よくやりますねそんなこと。今後続くかもわからない関係性を軽々しく作るなんて、僕には理解が及びません」とのこと。
記憶を取り戻した今では大事な友人として接している。 通過後設定の罪悪感のほか、悪魔時代に無愛想に接していたことを後ろめたく思っているため、彼にはあまり反抗的な態度が取れない部分がある。それでも言いなりというわけではなく、言いたいことがあればちゃんと言い返せるだけの強情さも存在している。
なお彼の自分に対する常軌を逸した執着のことは知らない…というか理解していない。 自分にそんな要素はないと思っているため、覚醒時から彼が嬉々として自分を囲おうとしているのも「過保護だな…」と見ている。これが後の修羅場を生むと知らずに─(?)
また彼の所有欲や独占欲を受け入れることができるか否かはその時による。最悪監禁ルートかもしれない。怖い。
彼に向ける感情としては「親愛」が一番大きい。同時に、目の前で二度も死なれている経験から 「もうこれ以上は失いたくない」という喪失への恐怖心も抱えている。 ただその隣に最悪自分はいなくてもいいと考えているため、離れてくれと言われたなら寂しく思いつつも従うだろう。間違ってもそんな未来はないが。
イメソン
・メビウス / 柊キライ
・地球の裏 / いよわ
通過シナリオ
・エンジェル・デビル・インプロパー/HO2(2024/12/1.8)
・おやすみきみたち(2024/12/15)
・星を喰む(2025/5/5)
・溺遭/KPC(2025/5/17)
おまけ
・初期設定画


・衣装設定画



・ディスプレイ(HO2/自陣)


