大和
九狼の最高指導者ハダルが何を企んでいるのかは知らないが、
それがこの世界を滅ぼすことに繋がるというのなら、放置しておくわけにはいかない。
連中の企みは、必ず止めてみせる。

僕たちはハダルの側近、“虚無”のリーを相手に戦うとしよう。
リーは分身を無数に出現させて戦う「幻術の使い手」と見られているようだが、「低位の幻影魔術」という言葉は奴自身が否定した。
分身が「フィオナの衝撃波を防いだ」ことや、リーと初めて対峙した時に見せた「瞬間移動」、
リーは分身を無数に出現させて戦う「幻術の使い手」と見られているようだが、「低位の幻影魔術」という線は奴自身が否定した。
分身がフィオナの衝撃波を「防いだ」ことや、リーと初めて対峙した時に見せた「瞬間移動」、
そして「九狼の能力は、それぞれの潜在能力が付加魔法で引き出されたもの」というアネットの情報から考えると、
リーの「幻術」の正体は、緑の付加魔法による、残像を生み出すほどの「高速移動」である可能性が高そうだ。

この考えが正しいとすれば、対処法はある。
鍵を握るのは、レニアの魔法『マグネシア』。この魔法で地震を引き起こせば、地面を蹴って移動すること自体が困難になるはずだ。
すかさずコロナが『月光翼』と『ヴェンタ・インカント』で空中から接近して、地震が止まると同時に着地、『クアッドリープ』で本体に畳みかける。
コロナがリーと斬り結んでいる間に、僕もまた『ヴェンタ・インカント』で加速して距離を詰め、『エクスブレイド』を叩き込む。
風の付加魔法を用いた高速の波状攻撃で相手が怯んだら、僕とコロナの必殺の連携技『シルフィードライブ』で仕留めにいく。これが今回の戦術だ。
想定通りリーの動きが止まったら、僕が『月光翼』と『ヴェンタ・インカント』で空中から急速接近して、地震が止まると同時に着地し、リーの腕を掴む。
すかさずレニアの『アクアフルクシオ』で僕の腕ごと拘束してもらえば、リーの「高速移動」は封じたも同然だ。

あとは、リーに張り付いた状態で、刃の切り返しと体捌きで敵を圧倒する剣『エクスブレイド』を叩き込む。
拘束が解けたらすかさず離れ、入れ替わりに高峯さんの『黒の閃』やコロナの『クアッドリープ』で追撃する。
追撃で敵が怯んだら、僕とコロナの必殺の連携技『シルフィードライブ』で仕留めにいく。これが今回の戦術だ。

称号：【緑の魔導騎士】
アバター：剣士
武装1：雄風の黒虹剣【虹鋼の騎士剣】
武装2：クリスティアメイル
武装3：太陽のマリッジリング【結婚指輪】
武装3：月光翼
武装4：天空のネームネックレス【ネームネックレス】
スキル1：エクスブレイド
スキル2：シルフィードライブ
スキル3：ヴェンタ・インカント
スキル4：アームズマスタリー
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コロナ

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白羽

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レニア