CS No.0708 / NapFrappe HOMoon version 4

2025/06/15 20:45 by ll_tk090 ll_tk090
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CS  No.0708
**「No.0708らしいな、長い言いづらい。呼び方、適当に変えてもらって構わいぞ」**
**「へぇ君がの”ご主人”ってあたりかよろな」**
**「いやぁ、外の空気はいいね。獄中生活もそろそろ飽きてきた頃だったんだ」**
**「せいぜい上手く僕を使ってくれよ。道具は道具らしく、それなりに機能してやるからさ」**

一人称:僕 二人称:君 三人称:彼、彼女
ライネス(事件簿)やリドルくん(twst)に似た男性口調。
身長:cm
誕生日:月日
誕生日:324イメカラ:

|  項目| 名称 | 意味 |
| :----------: | :--------: | :--------: |
| 日 | 月日 | 「」 |
| 色 | | 「・・」 |
| 花  |   | 「・」  |
|  | |「」   |
| 星 |  |  「」  |
| 日 | 324日 | 「心の友人を求めるロマンチス」 |
| 色 |マロー | 「直感的高尚主観的」 |
| 花  |  クフェア | 「憧れ自由気まま」  |
|  | アセビ|「あなたと二人で旅をしましょう」   |
| 星 | アルゲニブ |  「環境に恵まれた聡明さ」  |




# 概要
とある世界で『異端者』として囚われている少女 **(なぷふらHO Moon)**。
とある世界で『異端者』として囚われている少女 **(なHO Moon)**。

涼しげで可憐な外観とは裏腹に気さくで物怖じしない自由気ままな性格。最低限の礼儀はあるものの、基本的に自分のやりたいように周りを巻き込みつつ行動する。軽薄かつ掴み所がない。軽口を叩いて何か言われたら「おー怖。冗談だって~」と茶化すこともしばしば。
**自身の外観に絶対的な自信がある。** 好きなタイプを聞かれたら躊躇いなく自身を指すレベル。

自身が囚われの身である自覚はしっかりしており、国家警察に反抗しようという気持ちは(今のところ)特にない。ただ、国家のために身を捧げる彼らのことは理解できないらしい。殉職だなんてつまらない、それが本当にやりたかったことなのかとある意味利他的な姿勢には懐疑的。また信頼もそこまでない。あくまで自身の保身のために従っている。

**目新しいものに興味を惹かれがち。** 普通に好奇心旺盛なため、新しい場所に出ようものなら本来の目的そっちのけで動いてしまう。気ままな猫に似ているのかもしれない。

# 秘匿
 **HO【Moon / 異端者】**<br>
>  ——時は2XXX年。
 第8128層。そこは、異端者であるあなたが拘束されている【塔】の最下層だ。
 光の届かない暗黒の牢の内側で、あなたは毎日夢を見ていた。それはおぞましい夢だった。おぞましいということが共通しているだけで、夢の内容は様々だ。腐乱死体の山の上で佇んでいたり、獣に生きたまま臓腑を引き裂かれたり。その夢にハッと目を覚ましては、瞼の内側と大差ない闇と、どこからか聞こえ続けている鳴り止むことのない低い機械音にそっと胸をなでおろす。そんな日々を過ごしていた。
 あなたには、ここで囚人となるまでの記憶がない。かろうじて残る一般常識から、異端者は国家の治安維持への利用のため記憶を改竄されると知っているが、それが自分の身に降りかかるとなると不思議な感覚だった。
 自分がどのように生まれ、どのように生きてきたか。誰と親しかったのか。なぜ異端者とされ、どのようにしてここに捕らえられたのか。今となっては何もかもが分からない。もちろん、自分自身の名前さえも。<br>
「——■■■■■。」<br>
 だから、その名に覚えがあったわけではない。直感的に理解したにすぎない。”それ”は己の名だ、と。<br>
 視線を向ける。そこにあるのは暗闇だけだ。けれど僅かに光が差して、眩しさに目を細める。光から顔を出したのは男のようだった。長い黒髪以外に特徴的なところは持たないが、アジア系の顔立ちには不思議な魅力がある。その頬に作られたまだ新しい傷に、あなたは自然、目をやるだろう。<br>
「あー……いや、違った。今は番号で呼ばれてるんだったか? 呼びづれぇよ、数字が名前とかさ。なぁ?」<br>
 はくりと口を開くあなたは直後、声が出ないことに気づく。しばらく喋らず過ごしていたためだろう。仮に声が出たとしても、扉を開けたせいでより大きく響き渡りはじめた低い機械音にかき消されてしまっていたかもしれないが。
 男は靴音を立ててあなたのそばに近づくと、あなたの瞳を布のようなもので覆い隠す。再び訪れた暗闇の中、ガチャリガチャリと手際よく拘束具を外す金属音が続いた。<br>
「これでよし。いいな、アンタは今からNo.0708だ。そういうことになった。ああ、オレがさっき言った本当の名前は、大切に胸のうちにしまっとけ。本名を知ってるなんて怪しまれるからな」<br>
 腕を引かれ、立ち上がる。両腕の鎖以外は外されたようだ。うながされるまま足を進める。機械音。強く、風が吹いている。濃い鉄の匂いと、その中に混じってかすかに塩の香りがした。素足がぬめぬめとした液体を踏む。<br>
「ったく、面倒なことになったもんだな。ただでさえツイてないってのに、その中でこのタイミングで選ばれるなんて、アンタもことさら運が悪いというかなんというか……っと、捕まってからの記憶しかないんだったっけか? 悪い悪い。まぁ、大丈夫だ。アンタがどこの誰かは知らねぇが、元の場所にはちゃんと帰れる。……オレたちが帰してみせる。必ずな」<br>
 なにか、乗り物にでものせられたのだろう。吹き付けていた風はひたりと止んで、機械の音もどこかへ遠ざかる。ふわりと強烈な眠気が襲った。あともうちょっとで声が戻りそうだったのに。そう頭の隅で思いながら、あなたは深い眠りへと落ちていく。<br>
「オレたちも最善を尽くす。だから頑張れよ、アンラッキー」<br>
 次に目を覚ますと、そこは白い牢だった。

# イメソン
・終焉逃避行 / 柊マグネタイト      

「へぇ…君が僕の”ご主人”ってあたりか。よろしくな」
「いやぁ、外の空気はいいね。獄中生活もそろそろ飽きてきた頃だったんだ」
「せいぜい上手く僕を使ってくれよ。道具は道具らしく、それなりに機能してやるからさ」

一人称:僕 二人称:君 三人称:彼、彼女
ライネス(事件簿)やリドルくん(twst)に似た男性口調。
身長:cm
誕生日:3月24日
イメカラ:

項目 名称 意味
3月24日 「心の友人を求めるロマンチス」
マロー 「直感的・高尚・主観的」
クフェア 「憧れ・自由気まま」
アセビ 「あなたと二人で旅をしましょう」
アルゲニブ 「環境に恵まれた聡明さ」

概要

とある世界で『異端者』として囚われている少女 (なぺHO Moon)

涼しげで可憐な外観とは裏腹に気さくで物怖じしない自由気ままな性格。最低限の礼儀はあるものの、基本的に自分のやりたいように周りを巻き込みつつ行動する。軽薄かつ掴み所がない。軽口を叩いて何か言われたら「おー怖。冗談だって~」と茶化すこともしばしば。
自身の外観に絶対的な自信がある。 好きなタイプを聞かれたら躊躇いなく自身を指すレベル。

自身が囚われの身である自覚はしっかりしており、国家警察に反抗しようという気持ちは(今のところ)特にない。ただ、国家のために身を捧げる彼らのことは理解できないらしい。殉職だなんてつまらない、それが本当にやりたかったことなのかとある意味利他的な姿勢には懐疑的。また信頼もそこまでない。あくまで自身の保身のために従っている。

目新しいものに興味を惹かれがち。 普通に好奇心旺盛なため、新しい場所に出ようものなら本来の目的そっちのけで動いてしまう。気ままな猫に似ているのかもしれない。

秘匿

HO【Moon / 異端者】

——時は2XXX年。
 第8128層。そこは、異端者であるあなたが拘束されている【塔】の最下層だ。
 光の届かない暗黒の牢の内側で、あなたは毎日夢を見ていた。それはおぞましい夢だった。おぞましいということが共通しているだけで、夢の内容は様々だ。腐乱死体の山の上で佇んでいたり、獣に生きたまま臓腑を引き裂かれたり。その夢にハッと目を覚ましては、瞼の内側と大差ない闇と、どこからか聞こえ続けている鳴り止むことのない低い機械音にそっと胸をなでおろす。そんな日々を過ごしていた。
 あなたには、ここで囚人となるまでの記憶がない。かろうじて残る一般常識から、異端者は国家の治安維持への利用のため記憶を改竄されると知っているが、それが自分の身に降りかかるとなると不思議な感覚だった。
 自分がどのように生まれ、どのように生きてきたか。誰と親しかったのか。なぜ異端者とされ、どのようにしてここに捕らえられたのか。今となっては何もかもが分からない。もちろん、自分自身の名前さえも。

「——■■■■■。」

 だから、その名に覚えがあったわけではない。直感的に理解したにすぎない。”それ”は己の名だ、と。

 視線を向ける。そこにあるのは暗闇だけだ。けれど僅かに光が差して、眩しさに目を細める。光から顔を出したのは男のようだった。長い黒髪以外に特徴的なところは持たないが、アジア系の顔立ちには不思議な魅力がある。その頬に作られたまだ新しい傷に、あなたは自然、目をやるだろう。

「あー……いや、違った。今は番号で呼ばれてるんだったか? 呼びづれぇよ、数字が名前とかさ。なぁ?」

 はくりと口を開くあなたは直後、声が出ないことに気づく。しばらく喋らず過ごしていたためだろう。仮に声が出たとしても、扉を開けたせいでより大きく響き渡りはじめた低い機械音にかき消されてしまっていたかもしれないが。
 男は靴音を立ててあなたのそばに近づくと、あなたの瞳を布のようなもので覆い隠す。再び訪れた暗闇の中、ガチャリガチャリと手際よく拘束具を外す金属音が続いた。

「これでよし。いいな、アンタは今からNo.0708だ。そういうことになった。ああ、オレがさっき言った本当の名前は、大切に胸のうちにしまっとけ。本名を知ってるなんて怪しまれるからな」

 腕を引かれ、立ち上がる。両腕の鎖以外は外されたようだ。うながされるまま足を進める。機械音。強く、風が吹いている。濃い鉄の匂いと、その中に混じってかすかに塩の香りがした。素足がぬめぬめとした液体を踏む。

「ったく、面倒なことになったもんだな。ただでさえツイてないってのに、その中でこのタイミングで選ばれるなんて、アンタもことさら運が悪いというかなんというか……っと、捕まってからの記憶しかないんだったっけか? 悪い悪い。まぁ、大丈夫だ。アンタがどこの誰かは知らねぇが、元の場所にはちゃんと帰れる。……オレたちが帰してみせる。必ずな」

 なにか、乗り物にでものせられたのだろう。吹き付けていた風はひたりと止んで、機械の音もどこかへ遠ざかる。ふわりと強烈な眠気が襲った。あともうちょっとで声が戻りそうだったのに。そう頭の隅で思いながら、あなたは深い眠りへと落ちていく。

「オレたちも最善を尽くす。だから頑張れよ、アンラッキー」

 次に目を覚ますと、そこは白い牢だった。

イメソン

・終焉逃避行 / 柊マグネタイト