0 モルによる創作全体の大まかな展望 みんなに公開

数年前、数ヶ月後といった時間表現は健人パートの1話を基準(現在)とする。

数年前。心羽は自分が魔法使いであること以外全ての記憶がない状態で、理由もわからずただそこに存在していた。過去について世界とは一切の因果性を持たず、今そこにあるものが心羽の全てだった。

2年前。心羽はたまたま日本を訪れている。展望台にて健人と出会い、ブレスレットを健人に渡す。このブレスレットに2つの星光結晶が宿っていることは心羽も気付いていない。この時は名前や他の個人情報は一切交換していない。心羽は街灯に対して逆光の位置、健人は街灯の影になる位置に立っていたため、お互い顔もよく見えてはいない。

数日前。心羽はユール森林で目覚め、初めて影魔と遭遇する。
この時から数週間。心羽はイジェンドやシエルといったユールの人々と交流する中で、心羽の過去を知る可能性———エクリプスと遭遇、交戦する。この頃から心羽は健人と繋がる不思議な現象を体験するようになる。

現在。健人はエクリプスに襲われ、憧晶石の力で変身能力を得る。変身した際に健人にも微量のカルナが宿る。そのカルナに繋晶石が勝手に作用し、心羽と時を同じくして健人も心羽と繋がる不思議な現象を体験するようになる。

心羽と健人のやり取りは最初は短い文章のみで、スマホに変わったメッセージが届くなどといった感じで日常の中で起きる小さな非日常という夢を見ることで発現する。受信はスマホなどで文章として受け取るが、送信には文章を打ち込む必要などなく、受信した文章を読んだ際に思っていることが勝手に送信される。メッセージが短文しかやり取りできないのは健人の微弱なカルナで送受信しているため。健人のカルナの成長とともに次第に文章量が増えていく。

数週間後。心羽はユールの街を離れ、とある紛争中の国のスラム街を訪れることになる。

数週間後。健人と心羽のやり取りは夢の中に留まらず、やがて現実でもできるようになる。その際は超常現象という形で健人や心羽の前に体現する。健人側はスマホに入っている存在しないアプリを立ち上げて心羽とLINEのように会話をし、心羽側は羊皮紙やメモ帳に浮かび上がる文章と筆談するように文字で会話する。話題もエクリプスや影魔が起こす事件のことや、心羽が旅先でみたものなど日常的な会話、健人や心羽自身に関する踏み込んだ話題など様々。この頃から心羽はまた日本に行ってみたいと思うようになる。

数週間後。この頃から健人の周りではエクリプスの活動が活発になり、勢力を拡大する。

2〜3ヶ月後。心羽はスラム街を離れて日本を訪れる。しかし朝憬市ではなく都心付近のベッドタウンで、二人が会うまでにはさらに少し時間を要する。心羽はその数日後に朝憬市を訪れ、二人は約束の時間に待ち合わせの場所に向かう。

二人が共同で活動するようになっても、エクリプス側の勢力が強くなりすぎていて連戦を強いられ、疲労や怪我の癒えない状況が続く。

数ヶ月後。心羽は再び日本を離れる。健人とのやり取りは声での会話が解禁される。

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