自分史、私 version 17
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私の自分史
# はしがき
私は、死んでいないだけなのかもしれない。
私は、あまり過去にこだわりが無く、(そもそも覚えていないものが多いのだが)生きることに固執しているわけでもない。
しかし、死にたいなどとは思っていない。生きる意味などない、などと思っているわけでもない。
これがわからなかった。これは、私自身、とても知りたいことであった。
今からここに、私の18年間を書き記す訳だが、私はこの自分史を通して、今一度、霞のように消えかかっている過去を振り返り、あわよくばこの「死んでいないだけ」の状況に光が差せば、などと思っている。
# 高校生
ウイルスや思想に左右され、惑う事態になっている。私もまたその一人であった。
2019年11月22日に初めて確認されたとされるウイルス性肺炎。当時高校2年生だった私は、ちょうど、政治やニュースに関心を持ち始めていた頃だった。
国内での流行は2020年に入ってからだったため、当時は今ほど大きく報道されてはいなかったが、非常に恐怖した記憶がある。
未知のウイルスの発生、拡大はもちろん恐ろしいと感じていたが、私が当時何より恐れていたのは、不確かな情報による大衆の混乱であった。
はしがき
私は、死んでいないだけなのかもしれない。
私は、あまり過去にこだわりが無く、(そもそも覚えていないものが多いのだが)生きることに固執しているわけでもない。
しかし、死にたいなどとは思っていない。生きる意味などない、などと思っているわけでもない。
これがわからなかった。これは、私自身、とても知りたいことであった。
今からここに、私の18年間を書き記す訳だが、私はこの自分史を通して、今一度、霞のように消えかかっている過去を振り返り、あわよくばこの「死んでいないだけ」の状況に光が差せば、などと思っている。
高校生
ウイルスや思想に左右され、惑う事態になっている。私もまたその一人であった。
2019年11月22日に初めて確認されたとされるウイルス性肺炎。当時高校2年生だった私は、ちょうど、政治やニュースに関心を持ち始めていた頃だった。
国内での流行は2020年に入ってからだったため、当時は今ほど大きく報道されてはいなかったが、非常に恐怖した記憶がある。
未知のウイルスの発生、拡大はもちろん恐ろしいと感じていたが、私が当時何より恐れていたのは、不確かな情報による大衆の混乱であった。