第一章 1話プロット version 2

2020/03/04 08:09 by sagitta_luminis sagitta_luminis
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第一章 1話プロット
1話の大まかな流れ。

シーン1 「」
シーン1 「光降る街梯子を登り、屋根裏から屋上に出る心羽。星々を眺め静かな夜の風にあたる。心羽はこの秘密の時間に、日々の出来事を夜空に語りかけるように呟く。
「こんばんは〜お空さん。今日は音楽団の練習に行ったんだけど、なかなか上達しないところがあって…」
「…こんな調子で上手くなるのかな、ちゃんと一人前の大人になれるのかな…」
「…って、どうせ聞いてないよね…」
子供の頃は、星が語りかけているような気がして、よく空とおしゃべりしていた。しかし心羽はもう14歳。空と会話なんて出来るわけないことをとっくに理解できる年齢になっていた。
「まあ、また明日もくるから…えっ」
空との会話を諦めて梯子を降り、部屋に戻ろうとしたその時、星々が瞬いた。
「『近い未来、空は消滅する』…?えっどういうこと!?」
心羽はその星々の瞬きを、一瞬で読み解いた。
「『星の力が何者かに悪用されている。このままでは世界が危ない』…!?お空さん、それじゃあ私はどうすれば…」
「『間もなく、星の力が地上にばら撒かれてしまう。これはもう止められない。その力を使って、空の消滅を防いでほしい』…?」
その時、空の一点が激しく光り、そこから七色に輝くいくつもの星が流星のように街に降り注ぐ。
「お空さん!大丈夫!?」
しかし、星はもう瞬かない。
「…わかった。私にせて!なんとかやってみる!」
「…わかった。私にまかせて!なんとかやってみる!」
そう告げると心羽は梯子を降り、家の外へと飛び出すと、降り注がれる7色の光を目で追いながら走り出した。

シーン2 「魔法の王国」
朝。目が覚め、あれは夢だったと落胆する心羽。詩乃と他愛もない会話を交わし、支度をすませて街へ出かける。
ルクスカーデンと呼ばれるこの街で、人々は【揮石】という魔法の道具を使って生活している。魔法によって彩られたこの街は人間と自然が共栄し、平和で豊かな時間が流れる。街の人も穏やかで優しい人が沢山いる、この街が心羽は大好きだった。
商店街を抜け、大通りを跨いでその先の脇道を進むと、アレグロ音楽団の集会所が見えてきた。



      

1話の大まかな流れ。

シーン1 「光降る街」
梯子を登り、屋根裏から屋上に出る心羽。星々を眺め静かな夜の風にあたる。心羽はこの秘密の時間に、日々の出来事を夜空に語りかけるように呟く。
「こんばんは〜お空さん。今日は音楽団の練習に行ったんだけど、なかなか上達しないところがあって…」
「…こんな調子で上手くなるのかな、ちゃんと一人前の大人になれるのかな…」
「…って、どうせ聞いてないよね…」
子供の頃は、星が語りかけているような気がして、よく空とおしゃべりしていた。しかし心羽はもう14歳。空と会話なんて出来るわけないことをとっくに理解できる年齢になっていた。
「まあ、また明日もくるから…えっ」
空との会話を諦めて梯子を降り、部屋に戻ろうとしたその時、星々が瞬いた。
「『近い未来、空は消滅する』…?えっどういうこと!?」
心羽はその星々の瞬きを、一瞬で読み解いた。
「『星の力が何者かに悪用されている。このままでは世界が危ない』…!?お空さん、それじゃあ私はどうすれば…」
「『間もなく、星の力が地上にばら撒かれてしまう。これはもう止められない。その力を使って、空の消滅を防いでほしい』…?」
その時、空の一点が激しく光り、そこから七色に輝くいくつもの星が流星のように街に降り注ぐ。
「お空さん!大丈夫!?」
しかし、星はもう瞬かない。
「…わかった。私にまかせて!なんとかやってみる!」
そう告げると心羽は梯子を降り、家の外へと飛び出すと、降り注がれる7色の光を目で追いながら走り出した。

シーン2 「魔法の王国」
朝。目が覚め、あれは夢だったと落胆する心羽。詩乃と他愛もない会話を交わし、支度をすませて街へ出かける。
ルクスカーデンと呼ばれるこの街で、人々は【揮石】という魔法の道具を使って生活している。魔法によって彩られたこの街は人間と自然が共栄し、平和で豊かな時間が流れる。街の人も穏やかで優しい人が沢山いる、この街が心羽は大好きだった。
商店街を抜け、大通りを跨いでその先の脇道を進むと、アレグロ音楽団の集会所が見えてきた。