健人パートにおけるエクリプスの動向、リュミエと心羽について version 10
健人パートにおけるエクリプスの動向、リュミエと心羽について
〇賜主とエクリプスのブレスレットや健人、そしてリュミエへの思惑
健人パートにおけるエクリプスの設定として、以前にギルよりモルへ、以下のような提案をさせてもらいました。
1.ブレスレットの魔法と賜主の呪いの基礎構造は同じ。
「呪いとブレスレットの魔法をぶつけ合い、相殺させる形で、死ぬことができるかもしれぬ」
賜主はそう夢想し、花森健人を"自身を殺し得る希望"たるよう育てるべく状況を拵えようと閣下たち一部のエクリプスに指示。
2.またバベルは賜主の指示に従いつつ、健人の絶望を垣間見ているため、彼をエクリプスに引き込もうとする(尚、バベルもまた賜主の真実を知らない可能性あり。またゼンも賜主の思惑を一部認知していると思われる)。
3.その他のエクリプス(健人パートではゾルドーやアゼリアが相当)はブレスレットの存在を、強い力、または自身らの障害となるもの、種族の今後に関わるものなど、見方は様々あるがバベルによる統制に一応は従っている。
注視してもらい点は1について。この内——
”ブレスレットの魔法と賜主の呪いの基礎構造は同じ”
”呪いとブレスレットの魔法をぶつけ合い、相殺させる形で、死ぬことができるかもしれぬ”
この部分を廃止とさせてください。モルのその後の考えを見るに、この部分は恐らくややこしくなる。
併せてギルが設定を見直したところ、「賜主がブレスレットを持つリーン(花森健人)を、自身を殺めさせるために育てる」というのは、賜主の呪いとルクスカーデンの魔法を同種のものとして相殺させるという考え方でなくとも成立しうると思いました。
要は、ルクスカーデンの魔法——リュミエの魔法や、それに類するブレスレットを持つリーンによって、賜主は死のうとしている。死ぬことが可能になる。という筋なら、上の二つの理屈は要らないだろうと。この賜主の”死への希望、夢想”を成す上で、現段階で考えられる必要条件は二つ。
一つは、自分を殺しうる者の存在が必要。
もう一つは、そのための存在としてリュミエ(燎星心羽)とリーン(花森健人)を強くすること。
ここで、主題にようやく入りますが…賜主は現在、心羽の事は既に認識している。しかしリュミエの存在は現在忘却されたままで、賜主もその存在を掴んでいない。
ただ、ここでギルが思ったのは”では健人のブレスレットはどうなのか?”ということです。ブレスレットは現段階では、健人が心羽からももらったという設定です。
賜主たちやエクリプスからみれば、なぜルクスカーデンで秘宝として作られたブレスレットを地球人の健人が持っているのか——渡した存在がいるのではというロジックになるかなと思います。
また彼らは、それを糸口にリュミエの存在に辿り着こうとするのではないか…と思いました。
〇健人が最初に出会った”あの人”は心羽として、でもリュミエ時代も会っているのか?
実を言うとギルは、この点は敢えてぼかして書こうとしてた時期があったようです。”ギルの認識”のとこにこう書いているんですよね。
「心羽が大切な友人であることは記憶しているが、出会った時期のことは何故か覚えていない」
このままぼかして書くのも一興ではあります。ただ、設定はなるだけ共有しておいた方が、やはりモルとギルの表現がすれ違うことは無い。
一先ずは、リュミエの記憶は心羽も健人も、或いは世界にもないので、リュミエの時代に健人と彼女が出会っていたというのも不可能ではないと思います。やはり最初に出会ったのはあの展望台でしょうか?wもしそうなら、その夜は星が燎火のように明るく灯っていたかもしれません。
あるいは、健人がリュミエと出会った時、彼はその綺麗な羽と心に魅せられ、リュミエにそのことを伝えたのかもれません。リュミエはその後苦しんでいましたが、そんな記憶が万に一つでも残っていて後の心羽の名前にだけでも繋がっていたなら、ギルとしては所謂エモい感じかなとか思います。
(ただ、敢えて賜主やエクリプスの思惑がこの部分にどう絡むかは、現状では思いつけませんでした。すみません…或いは、ギルとしては敢えて彼らを絡めず、健人とリュミエのみにフォーカスするのも手かもしれないと、モルに提案してみます)
〇マーニセレーネを賜主を殺め得る、ルクスカーデンの魔法を携えたエクリプスとできるか
もう一つ、気になることがあるのですが…エクリプスが星渡りを求めて、ルクスカーデンを攻めてきた際に、賜主は魔法を使うルクスカーデンの王族に目を付けた可能性はありますか?賜主はその魔法を使うエクリプスを作ろうとして、当初はそいつに自身を殺めさせようとしていた。
後にマーニセレーネはリュミエの忘却によって、その内にバグのような状況が発生して、現在は一時活動を凍結している状態。リュミエの帰還と同時に活動を再開する…なんとなくそんな妄想をしていたことも書いておきます。
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モルです。現時点での私の見解をあげようと思います!
まず、呪いを魔法で相殺する案を撤廃するのは問題ないです! いずれにせよ、賜主にとって健人(=ブレスレット、=ネーゲル)及び心羽(=リュミエ、=魔法の力)が役に立つであろうプロットが構築できるという点も同意見です。
ただ、賜主が計画を思い付いてエクリプスを作り始めた段階では魔法やブレスレットといった存在は視野に入れておらず、エクリプスのみで目標を達成出来ると見込んでいました。そのため、魔法やブレスレットは賜主にとって大きな着火剤であれど、それがなければ自殺は遂げられないわけではないということは念頭に入れておいてもらえると助かります。
次に、健人が持つブレスレットはたしかにルクスカーデンで作られた魔法のアイテムです。しかし、ブレスレットが作成されたきっかけがリュミエにあるため、作成された経緯やどこで作られ持ち出されたか、誰から誰へ渡されたかなどの情報が(リュミエ時代のものに限り)全て忘却がかけられてしまっています。そのため、健人との関わりを経てそのブレスレットの特殊性や貴重性を認知することはできても、エクリプスや賜主はそれがルクスカーデン産、魔法のアイテムだと知り得るきっかけがありません。当然、健人が持っているのは不自然だ、誰かが渡したのではないかという考察はできても、辿り着く先は心羽であってリュミエではない…と考えます。
そして、リュミエ時代に健人との邂逅があったのかについては過去の私も同じようにぼかしていた節があります。ただ、このぼかしはのちのち伏線として使いたかったが故のもので、この機会にその部分をしっかり作りたいと思っていました。
なので、この件はひとつ提案を出そうと思います!新しくページを作ってまとめる予定なので少し時間をください…。
それと、ルクスカーデン王族の力を使うというアイデアは少なくとも立案当初はありません。なぜなら、あらゆる次元とねじれの位置に存在するルクスカーデンには、エクリプス側からは決して干渉できないためです。リュミエの次元旅行から始まった一連の事件は、賜主からすると想定外の利益だった(が後にそれ自体を忘れた)と考えています。
もちろんマーニセレーネ自体が消えてしまったわけではないので、賜主の目的に彼を組み込むというアイデアは全然健在です。ただし、リュミエから生まれたマーニがどこまで魔法を使えるのか、そもそもマーニの能力は魔法なのか、その辺はしっかり設定を考えたいと思ってます。
(ちなみに、マーニセレーネのキャラクターイメージは若い青年です…w )
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ギルです。メッセージ拝見しました。マーニセレーネの件のところ、大きな文字になっててびっくりさせてなかったでしょうか?すみません(;'∀')
しかし…マズいです。正直、忘却はリュミエという個人について、或いはブレスレットの持ち主としてのリュミエの情報など、リュミエの存在についてだけかと思ってました。ブレスレットそのものの情報や経緯全てに関しても誰も認知していなかった、忘却されていたものになるのはギルの計算外、想定外でした。ギルとしては、賜主やエクリプスは皆ブレスレットとルクスカーデン侵攻に関してはある程度の知識と記憶がある体で考えていたのです。台詞や描写の端々にこの表現は出ているので、ほぼ全文章書き直しかもしれません。ちょっとこの部分についてはモルに色々考えさせて申し訳ないですが、またモルが良い時にでも相談させて頂きたく。
或いは解決策としては力技かもしれませんが…
”エクリプスや賜主が、リュミエとブレスレットをセットで認識していた”のではなく、ブレスレットを単に”ルクスカーデンのエドウィン王が作った秘宝、その魔法を思わせるもの”として認識しており、リュミエの存在とは別に捉えていた。
それによりリュミエは忘れても、ブレスレットの機能(プロテクトなど)についてはその開発を補助した者の記憶を一部引き継いだエヴルアや、過去に健人のいた病院でネーゲルと交戦したとしたバベル、バベルと情報共有した賜主はブレスレットの機能を(或いはその一部だけでも)知っていたとはできないでしょうか?
(ちなみに”ブレスレットを着けたリュミエの姿”を見ていたエクリプスなどの存在はかなり限られていたと考えられます。それこそギルに認識ではマーニセレーネくらいかと。また、エヴルアやバベルなどはリュミエと直接対決などはもちろんしていないとします)
しかしすみません。ギル、浅はかでした…まさか二人のやりたい表現に対して自分の解釈のずれがこうも生じるとは(;'∀')
ワガママを言っているかもしれませんが、これはエクリプス達がブレスレットと健人からリュミエを見つけようとする案は、少なくとも廃案としようかと思います。
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モルです。もしかしてかなり解釈にズレがあった感じ…?
既にできあがった部分の脚本に大幅な改正を入れなければならない事態になってしまっているということでしょうか…。
リュミエの忘却魔法は、リュミエが存在していた事実に繋がる全ての記憶が対象となる強力なものです。
例として、リュミエが友達とテーマパークへ出かけていたとしたら、友達は誰と行ったか思い出せないとはならず、そのテーマパークへ出かけたことそのものを忘れてしまいます。また、友達がこの日のことを日記等に書いていた場合、その日の内容は全て消されて白紙になっているか、ページそのものがなくなってしまっています。写真等のデータはリュミエが映っていないものも含め、リュミエと関わらなければ撮らなかったであろうものは一枚も残りません。
解決策としては、(こっちも力技だけど)忘却魔法よりも後でかつ心羽が健人へブレスレットを渡すよりも前に、エクリプスたちがそのブレスレットに特殊性を見出せるようなエピソードを用意し、ブレスレットを単品で認知させるというものを提案したいです。さすがに全文章書き直しは回避したい…。
(リュミエの次元旅行による一連の事件がないと賜主たちがルクスカーデンの内情を知る機会もなくなるため、エドウィン国王やルクスカーデン産の魔法などといった情報も忘却魔法の対象となります。そのため、リュミエとブレスレットを切り離して捉える案は考えづらいです。)
〇賜主とエクリプスのブレスレットや健人、そしてリュミエへの思惑
健人パートにおけるエクリプスの設定として、以前にギルよりモルへ、以下のような提案をさせてもらいました。
1.ブレスレットの魔法と賜主の呪いの基礎構造は同じ。
「呪いとブレスレットの魔法をぶつけ合い、相殺させる形で、死ぬことができるかもしれぬ」
賜主はそう夢想し、花森健人を"自身を殺し得る希望"たるよう育てるべく状況を拵えようと閣下たち一部のエクリプスに指示。
2.またバベルは賜主の指示に従いつつ、健人の絶望を垣間見ているため、彼をエクリプスに引き込もうとする(尚、バベルもまた賜主の真実を知らない可能性あり。またゼンも賜主の思惑を一部認知していると思われる)。
3.その他のエクリプス(健人パートではゾルドーやアゼリアが相当)はブレスレットの存在を、強い力、または自身らの障害となるもの、種族の今後に関わるものなど、見方は様々あるがバベルによる統制に一応は従っている。
注視してもらい点は1について。この内——
”ブレスレットの魔法と賜主の呪いの基礎構造は同じ”
”呪いとブレスレットの魔法をぶつけ合い、相殺させる形で、死ぬことができるかもしれぬ”
この部分を廃止とさせてください。モルのその後の考えを見るに、この部分は恐らくややこしくなる。
併せてギルが設定を見直したところ、「賜主がブレスレットを持つリーン(花森健人)を、自身を殺めさせるために育てる」というのは、賜主の呪いとルクスカーデンの魔法を同種のものとして相殺させるという考え方でなくとも成立しうると思いました。
要は、ルクスカーデンの魔法——リュミエの魔法や、それに類するブレスレットを持つリーンによって、賜主は死のうとしている。死ぬことが可能になる。という筋なら、上の二つの理屈は要らないだろうと。この賜主の”死への希望、夢想”を成す上で、現段階で考えられる必要条件は二つ。
一つは、自分を殺しうる者の存在が必要。
もう一つは、そのための存在としてリュミエ(燎星心羽)とリーン(花森健人)を強くすること。
ここで、主題にようやく入りますが…賜主は現在、心羽の事は既に認識している。しかしリュミエの存在は現在忘却されたままで、賜主もその存在を掴んでいない。
ただ、ここでギルが思ったのは”では健人のブレスレットはどうなのか?”ということです。ブレスレットは現段階では、健人が心羽からももらったという設定です。
賜主たちやエクリプスからみれば、なぜルクスカーデンで秘宝として作られたブレスレットを地球人の健人が持っているのか——渡した存在がいるのではというロジックになるかなと思います。
また彼らは、それを糸口にリュミエの存在に辿り着こうとするのではないか…と思いました。
〇健人が最初に出会った”あの人”は心羽として、でもリュミエ時代も会っているのか?
実を言うとギルは、この点は敢えてぼかして書こうとしてた時期があったようです。”ギルの認識”のとこにこう書いているんですよね。
「心羽が大切な友人であることは記憶しているが、出会った時期のことは何故か覚えていない」
このままぼかして書くのも一興ではあります。ただ、設定はなるだけ共有しておいた方が、やはりモルとギルの表現がすれ違うことは無い。
一先ずは、リュミエの記憶は心羽も健人も、或いは世界にもないので、リュミエの時代に健人と彼女が出会っていたというのも不可能ではないと思います。やはり最初に出会ったのはあの展望台でしょうか?wもしそうなら、その夜は星が燎火のように明るく灯っていたかもしれません。
あるいは、健人がリュミエと出会った時、彼はその綺麗な羽と心に魅せられ、リュミエにそのことを伝えたのかもれません。リュミエはその後苦しんでいましたが、そんな記憶が万に一つでも残っていて後の心羽の名前にだけでも繋がっていたなら、ギルとしては所謂エモい感じかなとか思います。
(ただ、敢えて賜主やエクリプスの思惑がこの部分にどう絡むかは、現状では思いつけませんでした。すみません…或いは、ギルとしては敢えて彼らを絡めず、健人とリュミエのみにフォーカスするのも手かもしれないと、モルに提案してみます)
〇マーニセレーネを賜主を殺め得る、ルクスカーデンの魔法を携えたエクリプスとできるか
もう一つ、気になることがあるのですが…エクリプスが星渡りを求めて、ルクスカーデンを攻めてきた際に、賜主は魔法を使うルクスカーデンの王族に目を付けた可能性はありますか?賜主はその魔法を使うエクリプスを作ろうとして、当初はそいつに自身を殺めさせようとしていた。
後にマーニセレーネはリュミエの忘却によって、その内にバグのような状況が発生して、現在は一時活動を凍結している状態。リュミエの帰還と同時に活動を再開する…なんとなくそんな妄想をしていたことも書いておきます。
モルです。現時点での私の見解をあげようと思います!
まず、呪いを魔法で相殺する案を撤廃するのは問題ないです! いずれにせよ、賜主にとって健人(=ブレスレット、=ネーゲル)及び心羽(=リュミエ、=魔法の力)が役に立つであろうプロットが構築できるという点も同意見です。
ただ、賜主が計画を思い付いてエクリプスを作り始めた段階では魔法やブレスレットといった存在は視野に入れておらず、エクリプスのみで目標を達成出来ると見込んでいました。そのため、魔法やブレスレットは賜主にとって大きな着火剤であれど、それがなければ自殺は遂げられないわけではないということは念頭に入れておいてもらえると助かります。
次に、健人が持つブレスレットはたしかにルクスカーデンで作られた魔法のアイテムです。しかし、ブレスレットが作成されたきっかけがリュミエにあるため、作成された経緯やどこで作られ持ち出されたか、誰から誰へ渡されたかなどの情報が(リュミエ時代のものに限り)全て忘却がかけられてしまっています。そのため、健人との関わりを経てそのブレスレットの特殊性や貴重性を認知することはできても、エクリプスや賜主はそれがルクスカーデン産、魔法のアイテムだと知り得るきっかけがありません。当然、健人が持っているのは不自然だ、誰かが渡したのではないかという考察はできても、辿り着く先は心羽であってリュミエではない…と考えます。
そして、リュミエ時代に健人との邂逅があったのかについては過去の私も同じようにぼかしていた節があります。ただ、このぼかしはのちのち伏線として使いたかったが故のもので、この機会にその部分をしっかり作りたいと思っていました。
なので、この件はひとつ提案を出そうと思います!新しくページを作ってまとめる予定なので少し時間をください…。
それと、ルクスカーデン王族の力を使うというアイデアは少なくとも立案当初はありません。なぜなら、あらゆる次元とねじれの位置に存在するルクスカーデンには、エクリプス側からは決して干渉できないためです。リュミエの次元旅行から始まった一連の事件は、賜主からすると想定外の利益だった(が後にそれ自体を忘れた)と考えています。
もちろんマーニセレーネ自体が消えてしまったわけではないので、賜主の目的に彼を組み込むというアイデアは全然健在です。ただし、リュミエから生まれたマーニがどこまで魔法を使えるのか、そもそもマーニの能力は魔法なのか、その辺はしっかり設定を考えたいと思ってます。
(ちなみに、マーニセレーネのキャラクターイメージは若い青年です…w )
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ギルです。メッセージ拝見しました。マーニセレーネの件のところ、大きな文字になっててびっくりさせてなかったでしょうか?すみません(;'∀')
しかし…マズいです。正直、忘却はリュミエという個人について、或いはブレスレットの持ち主としてのリュミエの情報など、リュミエの存在についてだけかと思ってました。ブレスレットそのものの情報や経緯全てに関しても誰も認知していなかった、忘却されていたものになるのはギルの計算外、想定外でした。ギルとしては、賜主やエクリプスは皆ブレスレットとルクスカーデン侵攻に関してはある程度の知識と記憶がある体で考えていたのです。台詞や描写の端々にこの表現は出ているので、ほぼ全文章書き直しかもしれません。ちょっとこの部分についてはモルに色々考えさせて申し訳ないですが、またモルが良い時にでも相談させて頂きたく。
或いは解決策としては力技かもしれませんが…
”エクリプスや賜主が、リュミエとブレスレットをセットで認識していた”のではなく、ブレスレットを単に”ルクスカーデンのエドウィン王が作った秘宝、その魔法を思わせるもの”として認識しており、リュミエの存在とは別に捉えていた。
それによりリュミエは忘れても、ブレスレットの機能(プロテクトなど)についてはその開発を補助した者の記憶を一部引き継いだエヴルアや、過去に健人のいた病院でネーゲルと交戦したとしたバベル、バベルと情報共有した賜主はブレスレットの機能を(或いはその一部だけでも)知っていたとはできないでしょうか?
(ちなみに”ブレスレットを着けたリュミエの姿”を見ていたエクリプスなどの存在はかなり限られていたと考えられます。それこそギルに認識ではマーニセレーネくらいかと。また、エヴルアやバベルなどはリュミエと直接対決などはもちろんしていないとします)
しかしすみません。ギル、浅はかでした…まさか二人のやりたい表現に対して自分の解釈のずれがこうも生じるとは(;'∀')
ワガママを言っているかもしれませんが、これはエクリプス達がブレスレットと健人からリュミエを見つけようとする案は、少なくとも廃案としようかと思います。
モルです。もしかしてかなり解釈にズレがあった感じ…?
既にできあがった部分の脚本に大幅な改正を入れなければならない事態になってしまっているということでしょうか…。
リュミエの忘却魔法は、リュミエが存在していた事実に繋がる全ての記憶が対象となる強力なものです。
例として、リュミエが友達とテーマパークへ出かけていたとしたら、友達は誰と行ったか思い出せないとはならず、そのテーマパークへ出かけたことそのものを忘れてしまいます。また、友達がこの日のことを日記等に書いていた場合、その日の内容は全て消されて白紙になっているか、ページそのものがなくなってしまっています。写真等のデータはリュミエが映っていないものも含め、リュミエと関わらなければ撮らなかったであろうものは一枚も残りません。
解決策としては、(こっちも力技だけど)忘却魔法よりも後でかつ心羽が健人へブレスレットを渡すよりも前に、エクリプスたちがそのブレスレットに特殊性を見出せるようなエピソードを用意し、ブレスレットを単品で認知させるというものを提案したいです。さすがに全文章書き直しは回避したい…。
(リュミエの次元旅行による一連の事件がないと賜主たちがルクスカーデンの内情を知る機会もなくなるため、エドウィン国王やルクスカーデン産の魔法などといった情報も忘却魔法の対象となります。そのため、リュミエとブレスレットを切り離して捉える案は考えづらいです。)