ユエちゃんとの梅雨ノベル

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雨

①キーにしたい台詞
雨の日は嫌いだったけど、君と一緒ならこんな時々の災難も悪くないか

②感じる雨の温度
段階3

▼参加者
ベスティア・クローヴェル（f05323）
月守・ユエ(ff05601)

▼シチュエーション
UDCアースで、2人で買い物をしていた帰り
突然降り出した通り雨
駆け出した先に、屋根付きのバス停があって、そこに雨宿りをすることに
――生暖かい気温、災難な空を見上げて
濡れ鼠となった2人のとある一幕

▼プレイング
突然の大雨によってたっぷりと水を吸った髪と尻尾にげんなりとしながら荷物をベンチに置いて、その隣に腰を下ろす
普段より重くなった尻尾を絞りながら、恨めしそうに空を見上げる

全く……。酷い目にあった……

心配する声にはゆっくりと首を左右に振ってから、目の前で尻尾を絞って見せる
零れ落ちる水の量から、どれだけ大惨事か察してくれるだろう

雨の日の外出は苦手だ
濡れないようにしっかり対策しないと、尻尾が酷いことになるから
室内から眺めたりする分には好きなんだけど、ね

再び空を見上げて、小さくため息を零す

雨が降ると知っていたら、行先を映画やカフェにしていたのに

なんてボヤいた所で、ずぶ濡れになってしまったことには変わりない
今すぐ風邪を引いたりするわけじゃないけど、尻尾から盛大に水が滴ってる状態でバスや電車に乗るわけにもいかないし…
尻尾は毛量が多いから乾かすのにも時間がかかるし、本当にどうしたものかと頭を悩ます

釣られるように空を見上げて、友人からの誘いには少しだけ困り顔
予定外の遊び先も、お風呂上りのアイスも魅力的ではある
だけどお風呂から上がった後は毛量の多い尻尾を乾かさないといけないから、大分待たせることになってしまう
一緒に行っても退屈しないだろうかと考えたけれど、不安になってしまうなら仕方ない

そこまでお願いされてしまったら、一緒に行かないわけにはいかないよね
あぁ、ただお風呂から上がった後は本当に時間がかかるよ
尻尾をドライヤーだけで乾かそうとすると2時間くらいかな
ユエが大丈夫だというなら、行こうか