厨二病が転生したら移植用 version 26
厨二病が転生したら移植用
最終目標 厨二妄想で前世思い描いた自分になること達せず終わる
キャラ
そんなに書き込む感じじゃなくて
主人公 名、病田厨二郎 異世界ではイレイス高2 中二の時に拗らせた厨二病を未だ患い、風呂場の鏡でかっこいいポーズの研究をしていたところ、足を滑らせて死亡。神様に選ばれた、みたいなよくあるやつで前世の肉体を引き継ぎ転移。
家の方針で合気道。有段者。そこそこうまい。だが、本人は厨二病のせいで響きがかっこいいジークンドーにあこがれていた。
家の方針でピアノも。本人はエレキギターにあこがれていた。
黒髪、黒目、細マッチョ、イケメンだが厨二を拗らせすぎてクラスでは浮いていた。厨二すぎてモテない。
シドみたいなかっこいい厨二病ではない。下心あり。金好き。人間臭さを押し出す感じ ヘタレ 知識はないが頭は切れる
一人称はまちまち
ヒロイン エリナ・プラーツ 金髪碧眼 めちゃくちゃ強い 合気に負かされる 合気を教わりたくて主人公と居る だんだん好きになる 最後の魔族に恨み 背は低め 処女 魔法 剣 弓 他も全部できる 復讐するため
アルデヒド 最後の魔族 変身する 二百年前勇者に殺された魔王、父を殺された復讐で人間嫌う 人類滅亡を目論む
プロット
転生 厨二病 ギャグテイスト
転生後 なぜかパンツ一丁 ヒロイン 対盗賊 こんなところで死ぬわけには(伏線)上から観察主人公もっ近くで 足を滑らせて 転落 成り行きで対盗賊戦参加 合気で一人捕まえて脅迫 追い払うことに成功 主人公のテクニック学びたい ヒロインと行動を共に
街 冒険者登録 カッコつけたくて家金イラン 服だけくれ ホームレス生活
次の日寝不足ギルド 心配される デスウルフ刈り ギリギリ勝ち 厳しさを知る ヒロインに教わりつつ トレーニング始め
適当に冒険 ところどころにヒロインの陰を見せてください
スライム刈り 陰なし
修行 影なし
ゴブ襲撃 影あり
修行 影あり
初ダンジョン
十話くらい 途中でブラックレッサードラゴン 影あり 他はなし
アースドラゴン 影なし
シルバーフライ 影なし 直後に龍 影あり
モンスタータコ 影なし
海トカゲ 影なし
モンスター刈りで遠出中、最後の魔族遭遇 ギリギリ撃退成功 ヒロインの過去を知る
勝つための訓練 作戦を変え、何度も挑戦 そのたびに失敗 弱点の内容の伏線 弱点発見
最後の魔族のいままでを描写 できる限り残酷に
主人公情が移るなんとかならないかと模索結果なんともならず、ヒロインと亀裂 主人公はさらに一人で模索 ヒロイン 弱点を殺す
決別 1年後再会 仲直り 仲良し終わり
「こうか? いや……こうだろうか……?」
風呂場の鏡に熱心に向かう僕の名は病田厨二郎。俗にいう厨二病患者、というやつだ。
「違う……やはり何かが……」
僕は眼帯の後を残して日焼けした右目に手をかざして両目を大きく見開き。
「違う!!」
そう叫んだ。
「お兄遅いよー。違っても違わなくてもいいから、早くでてくんなーい?」
風呂の外から大声が飛んできた。
「まあ待て。我が妹よ。我には今、成さねばならぬことがあるのだ……」
僕は風呂の外にいる妹に向かって、そう返事を飛ばした。
「ふーん……あっそ……」
ほう? なにか、興味なさげな声色ではないか。そんな態度を取られると……。
「聞きたいか……?」
「はぁ? 今なんて?」
「今この私が何をしているのか聞きたいかと……そう訊いたのだ……」
意地でも興味を持たせたくなってしまう!
例えこの僕が、どんなにセンスがあるセリフを吐こうとも、聴衆がいなくては意味がない。
そしてこの僕が、どれほどかっこいい行動をとったとしても、観衆がいなくては意味がないのだ。
かっこよさとは、つまり周囲からの評価。己がかっこいいと思うことだけやっていても、周りから見てただのイタい奴では意味がない。
だから真のクールガイになるためには自己を客観視し、周囲から見てのかっこいいを行わなくてはならないのだ。
だが、どんな卓越した客観力で判断し、周囲から見てのかっこいいを行ったとしても、観衆にいてもらわねば意味をなさない。
そしてかっこいい僕の姿を観衆に見てもらうためには、興味を惹くことが何よりも大切だ。
だから僕は興味なさげにしているやつがいたら、意地でも興味を惹きたくなってしまうのだ。
さあ、我が妹よ。我に問え。そして知るがいい。我が覇道へ至るまでの、その変遷の一端を……。
「……いや、別に聞きたくなんてないわよ。お兄が何してたって、私には関係ないし」
妹の一声で、その場に沈黙が立ちこめた。
「……そうか……ならば聞くがいい……」
「お兄話聞いてた?」
ああ聞いていた。しっかりと右の耳で、はっきりと聞いていた。まあ、右の耳から入れた妹の声は全て、左の耳から叩き出してやったのだが。
「我がしていたこと……それは……」
「あーダメだー。こいつ人の話を聞く気配が全くないー」
「やかましい。黙って聞け……」
「うっさいわね聞く気ないわよ。それより、早くでてくんない? 私、お風呂入りたいんだけど」
この野郎たかが妹の……聴衆の分際で生意気なことばかり言いやがって……。
「黙って……聞け……!!」
「黙れ……そして聞け……!!」
僕は威圧するように、腹の底から声を出した。
「あーはいはい……。聞いてあげるわよ……だからさっさとお風呂から出てー……」
フッ……。この僕に怖気づいたか。
やはり最近胸が出っ張ってきて女っぽくなってきたとは言え、所詮は妹だな。
僕はそんなふうに妹を鼻で嗤った。
「」「僕は大いなる力を手に入れるため、かっこいいポージングの研究をだな……」
「あっそ。どうせそんなことだろうと思ったわ」
おいおいどうせそんなことだろうと思ったって、僕はまだ途中までしか口にしていないはずだが?
「さあ、話は聞いてあげたわよ。さっさと出て……」
「やい、待てい。まだ話は終わていないが……?」
僕がそう言うと、妹は扉の向こうからでも聞こえてしまうようなクソデカため息をつき、言った。
「」
最終目標 厨二妄想で前世思い描いた自分になること達せず終わる
キャラ
そんなに書き込む感じじゃなくて
主人公 名、病田厨二郎 異世界ではイレイス高2 中二の時に拗らせた厨二病を未だ患い、風呂場の鏡でかっこいいポーズの研究をしていたところ、足を滑らせて死亡。神様に選ばれた、みたいなよくあるやつで前世の肉体を引き継ぎ転移。
家の方針で合気道。有段者。そこそこうまい。だが、本人は厨二病のせいで響きがかっこいいジークンドーにあこがれていた。
家の方針でピアノも。本人はエレキギターにあこがれていた。
黒髪、黒目、細マッチョ、イケメンだが厨二を拗らせすぎてクラスでは浮いていた。厨二すぎてモテない。
シドみたいなかっこいい厨二病ではない。下心あり。金好き。人間臭さを押し出す感じ ヘタレ 知識はないが頭は切れる
一人称はまちまち
ヒロイン エリナ・プラーツ 金髪碧眼 めちゃくちゃ強い 合気に負かされる 合気を教わりたくて主人公と居る だんだん好きになる 最後の魔族に恨み 背は低め 処女 魔法 剣 弓 他も全部できる 復讐するため
アルデヒド 最後の魔族 変身する 二百年前勇者に殺された魔王、父を殺された復讐で人間嫌う 人類滅亡を目論む
プロット
転生 厨二病 ギャグテイスト
転生後 なぜかパンツ一丁 ヒロイン 対盗賊 こんなところで死ぬわけには(伏線)上から観察主人公もっ近くで 足を滑らせて 転落 成り行きで対盗賊戦参加 合気で一人捕まえて脅迫 追い払うことに成功 主人公のテクニック学びたい ヒロインと行動を共に
街 冒険者登録 カッコつけたくて家金イラン 服だけくれ ホームレス生活
次の日寝不足ギルド 心配される デスウルフ刈り ギリギリ勝ち 厳しさを知る ヒロインに教わりつつ トレーニング始め
適当に冒険 ところどころにヒロインの陰を見せてください
スライム刈り 陰なし
修行 影なし
ゴブ襲撃 影あり
修行 影あり
初ダンジョン
十話くらい 途中でブラックレッサードラゴン 影あり 他はなし
アースドラゴン 影なし
シルバーフライ 影なし 直後に龍 影あり
モンスタータコ 影なし
海トカゲ 影なし
モンスター刈りで遠出中、最後の魔族遭遇 ギリギリ撃退成功 ヒロインの過去を知る
勝つための訓練 作戦を変え、何度も挑戦 そのたびに失敗 弱点の内容の伏線 弱点発見
最後の魔族のいままでを描写 できる限り残酷に
主人公情が移るなんとかならないかと模索結果なんともならず、ヒロインと亀裂 主人公はさらに一人で模索 ヒロイン 弱点を殺す
決別 1年後再会 仲直り 仲良し終わり
「こうか? いや……こうだろうか……?」
風呂場の鏡に熱心に向かう僕の名は病田厨二郎。俗にいう厨二病患者、というやつだ。
「違う……やはり何かが……」
僕は眼帯の後を残して日焼けした右目に手をかざして両目を大きく見開き。
「違う!!」
そう叫んだ。
「お兄遅いよー。違っても違わなくてもいいから、早くでてくんなーい?」
風呂の外から大声が飛んできた。
「まあ待て。我が妹よ。我には今、成さねばならぬことがあるのだ……」
僕は風呂の外にいる妹に向かって、そう返事を飛ばした。
「ふーん……あっそ……」
ほう? なにか、興味なさげな声色ではないか。そんな態度を取られると……。
「聞きたいか……?」
「はぁ? 今なんて?」
「今この私が何をしているのか聞きたいかと……そう訊いたのだ……」
意地でも興味を持たせたくなってしまう!
例えこの僕が、どんなにセンスがあるセリフを吐こうとも、聴衆がいなくては意味がない。
そしてこの僕が、どれほどかっこいい行動をとったとしても、観衆がいなくては意味がないのだ。
かっこよさとは、つまり周囲からの評価。己がかっこいいと思うことだけやっていても、周りから見てただのイタい奴では意味がない。
だから真のクールガイになるためには自己を客観視し、周囲から見てのかっこいいを行わなくてはならないのだ。
だが、どんな卓越した客観力で判断し、周囲から見てのかっこいいを行ったとしても、観衆にいてもらわねば意味をなさない。
そしてかっこいい僕の姿を観衆に見てもらうためには、興味を惹くことが何よりも大切だ。
だから僕は興味なさげにしているやつがいたら、意地でも興味を惹きたくなってしまうのだ。
さあ、我が妹よ。我に問え。そして知るがいい。我が覇道へ至るまでの、その変遷の一端を……。
「……いや、別に聞きたくなんてないわよ。お兄が何してたって、私には関係ないし」
妹の一声で、その場に沈黙が立ちこめた。
「……そうか……ならば聞くがいい……」
「お兄話聞いてた?」
ああ聞いていた。しっかりと右の耳で、はっきりと聞いていた。まあ、右の耳から入れた妹の声は全て、左の耳から叩き出してやったのだが。
「我がしていたこと……それは……」
「あーダメだー。こいつ人の話を聞く気配が全くないー」
「やかましい。黙って聞け……」
「うっさいわね聞く気ないわよ。それより、早くでてくんない? 私、お風呂入りたいんだけど」
この野郎たかが妹の……聴衆の分際で生意気なことばかり言いやがって……。
「黙れ……そして聞け……!!」
僕は威圧するように、腹の底から声を出した。
「あーはいはい……。聞いてあげるわよ……だからさっさとお風呂から出てー……」
フッ……。この僕に怖気づいたか。
やはり最近胸が出っ張ってきて女っぽくなってきたとは言え、所詮は妹だな。
僕はそんなふうに妹を鼻で嗤った。
「僕は大いなる力を手に入れるため、かっこいいポージングの研究をだな……」
「あっそ。どうせそんなことだろうと思ったわ」
おいおいどうせそんなことだろうと思ったって、僕はまだ途中までしか口にしていないはずだが?
「さあ、話は聞いてあげたわよ。さっさと出て……」
「やい、待てい。まだ話は終わていないが……?」
僕がそう言うと、妹は扉の向こうからでも聞こえてしまうようなクソデカため息をつき、言った。
「」