朝憬への詩 第二章プロット version 15

2019/10/31 14:02 by sagitta_luminis sagitta_luminis
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朝憬への詩 第二章プロット
—————————【21話】—————————

冒険者パート 中心人物:弓音、カイルス、フォセイド
誕生日の夜遅くに、飛び降り自殺を図る弓音。高層マンションの屋上から見下ろす都会の街並みは車のライトが蠢いている。
嫌なことだらけだった人生に別れを告げ、飛び降りたはずだった。
しかし、カイルスとフォセイドによって地面にぶつかる前に救出され無事だった。政府から身を追われる二人は軽トラを飛ばし夜の都会を駆け抜ける。
都会から出て田園風景を抜け、田舎の平坦な一本道を止まることなく進み、空は明け方を迎える。新しい物語の幕開けだった。

使者パート 
影魔の誘拐事件は心羽たちの手により解決したが、その後も影魔による襲撃事件は後を絶たない。心羽たちも影魔を倒すことが日課のようになっていた。心羽は、これが自分の仕事だと胸を張っていた。そんな日々の中で、心羽はまた不思議な夢を見る。
その日の朝、詩乃が戦争の話題を口にする。ルクスカーデンの技術を狙う連合軍が宣戦布告したらしい。この日も心羽は影魔狩りに出かけるが、頭の隅でそのことが引っかかっていた。

ニーベルゲンパート 
これまで世界各国に対し魔法技術を秘匿して、その優位性を確固たるものにしてきたルクスカーデンだが、その鎖国的姿勢は各国からの信用を失墜させていた。そのため周辺諸国(17か国)と互いに協議、勧告、要請を重ねてきたが先日ついにこれが決裂。周辺諸国はレアディス連合軍を結成させるとともに、ルクスカーデンを”脅威技術保有国家”と認定。宣戦布告する事態となった。
この事態にアポロとリーンにも戦線に参加すべくルクスカーデン政府からも通達があった。このことに恵美子も交え三人に動揺が走る。

—————————【22話】—————————

使者パート
4人で集まり、いつものように街の影魔を退治していく。しかし、この日戦闘した影魔は光の力に覚醒し、金色に輝く謎の文字が体に刻まれていた。

ニーベルゲンパート
先日、伝えられた通達に納得ができないアポロとリーン。自分たちはそこに生きる人々を守るための存在だったはず。その存在意義が足元から崩れ落ちる思いにリーンは眩暈がする思いだった。アポロもその穏やかな人柄ゆえに静かながらに苦しむ。恵美子もまた、息子たちを人殺しの道具にするのか、そんな思いをさせてしまうのか葛藤した。(ここまで回想シーン)
それぞれの思いを話し合った結果、アポロとリーンはゴーレムが作られた前提に、母である恵美子を始め多くの人の善意があったことを信じ、彼女を連れて自分たちの戦う意義をルクスカーデン政府、上層部と再度話し合うべく、王都にある参謀本部総合指令作戦室へ向かう。

影魔パート
星空の祭典を阻止するミッションは、使者やニーベルゲンたちに邪魔されて失敗してしまった。しかし、人々のカルナを回収するミッションは着々と進みつつある。そのミッションの指揮をとる美津希は、今日も影魔を連れて街の人々を襲う。特に美津希たちのメンバーは、4人の使者及び2人のニーベルゲンを相手にするため、美津希を宿主とした影魔たちで構成される。こうすることで分身が可能なため、万が一敗北しても影魔が死ぬことはない。その一方で、使者やニーベルゲンを倒しそのカルナを得るのもまた難しかった。そんな中、叶慧は美津希に話があるという。

—————————【23話】—————————

使者パート&ニーベルゲンパート
恵美子に招待され、王城にやってきた使者4人とゴーレム2人。集まった6人に、恵美子は影魔の本拠地である「プレディエ」について説明。さらに、偵察を含め現場の様子を実際に見に行ってみることに。

冒険者パート
朝日が弓音を照らす。風を受けながら森を抜け、一面に田畑の広がる景色を軽トラは走る。弓音はふと、これを第三者が見ていたら誘拐と疑うだろうと思ったが、弓音は満更でもなかった。あの家にいるよりはずっとマシだったからだ。なにより、あの時の弓音を止めてくれたこの2人が、弓音には白馬の王子様のように思えたのだ。
話を聞く限り、この2人もいろいろと事情を抱えてるらしいが、詳しいことはまだ教えてくれない。そんな雑談をしているうちに、軽トラは小さな知らない村に停まった。

—————————【24話】—————————

使者パート&ニーベルゲンパート
用事のある碧は抜け、〇人となったメンバーでプレディエの森にたどり着く。その付近には建設中の砦があり、ニーベルゲンはここを拠点にするという。

影魔パート
叶慧の話というのは、人間を宿主にする新しい作戦のことだった。影魔は宿主を持つことで分身体の作成が可能になる。これがアドバンテージになるため、美津希は人間と契約を取り結ぶ役目を与えられた。

—————————【25話】—————————

心羽パート
アレグロに出かける心羽。アレグロ内では羽の使者として心羽が活躍していることが少しずつ有名になってきていた。そのため、メンバーの多くは心羽があまり参加できないことに理解があり、心羽は改めてこのメンバーが好きだと感じた。
遥香ともすてらでいつもの時間を過ごし、いつかまたこの日々に戻れることを願った。

使者パート裏
自宅の庭で耕作を行う拓夢のもとに、碧が訪れる。一人暮らしの拓夢が気にかかり、お土産を持ってきていた。拓夢は影魔狩りという農業よりも楽しいことを見つけてしまったため、農業が疎かになっていた。今日は珍しく影魔の少ない日で、碧は拓夢の手伝いをしながら2人は穏やかな時間を過ごした。ここで拓夢は碧に「ここを4人の家にしよう」という話を切り出す。

ニーベルゲンパート


—————————【26話】—————————

使者パート
この日、心羽は不思議な影魔と出会う。

ニーベルゲンパート

—————————【27話】—————————

—————————【28話】—————————

—————————【29話】—————————

使者パート
複数の影魔による無差別襲撃事件が相次ぎ、どの個体も同じ特徴を持つことから宿主のいる影魔の分身による犯行と判断し、宿主の影を追う使者4人。しかし、その影魔=アルキオネを追い詰めて戦闘になりかけたその瞬間、心羽のペンダントが突如現れた別の影魔=デネボラに奪われてしまう。
他の3人が撃退するもののペンダントは取り返せず、力を失った心羽。その場にいた親子が、アルキオネの宿主は長女であることを悲壮な顔で語る。
話を聴く中で、思わず泣きだしてしまう心羽。周りがなだめるも、涙が止まらない。心羽も感情が溢れて止まらなくなっている感覚を覚え、疑念を抱いていた。

ニーベルゲンパート

—————————【30話】—————————

使者パート
心羽は感情に歯止めが効かないながらも、ほかの3人はアルキオネを止めるため活動を再開する。アルキオネを追うなかで宿主の長女を見つけ、宿主になるのは危険であることを告げて説得する。すると、アルキオネが光の力に覚醒し、宿主の身体から出てくる。その力で使者3人を追い詰めるが、途中で気が変わったようにその場を去っていった。

ニーベルゲンパート
心羽はその親子と一緒に居たが、そこに先ほどのデネボラが現れ、その親子を襲う。心羽は使者として戦う力はなくとも、手持ちの揮石を使ってデネボラに抗い、親子に近付けさせない意志を見せる。それを影で見ていたデネボラの宿主が姿を現し、心羽のようなヒーローに憧れていたことを告げる。そのために心羽のペンダントを欲しがっていたが、心羽にしか使えないものである上、その力は心羽が持つべきだと改めて思ったため、デネボラにペンダントを返すよう指示するが、デネボラは宿主を切り捨て、心羽のペンダントから直接カルナを吸う。すると再び心羽は感情が止まらなくなり、その場で泣き崩れてしまう。
そこにリーンが駆けつけ、デネボラを倒してペンダントを取り返す。そのままデネボラの宿主とともに3人で砦に向かう。
恵美子が宿主の手当をするなかで、心羽の感情が溢れる現象は影魔がペンダントから直接カルナを吸っていたことにより、感情を制御る機構が正しく働かなくなったからではないかと話した。      

—————————【21話】—————————

冒険者パート 中心人物:弓音、カイルス、フォセイド
誕生日の夜遅くに、飛び降り自殺を図る弓音。高層マンションの屋上から見下ろす都会の街並みは車のライトが蠢いている。
嫌なことだらけだった人生に別れを告げ、飛び降りたはずだった。
しかし、カイルスとフォセイドによって地面にぶつかる前に救出され無事だった。政府から身を追われる二人は軽トラを飛ばし夜の都会を駆け抜ける。
都会から出て田園風景を抜け、田舎の平坦な一本道を止まることなく進み、空は明け方を迎える。新しい物語の幕開けだった。

使者パート
影魔の誘拐事件は心羽たちの手により解決したが、その後も影魔による襲撃事件は後を絶たない。心羽たちも影魔を倒すことが日課のようになっていた。心羽は、これが自分の仕事だと胸を張っていた。そんな日々の中で、心羽はまた不思議な夢を見る。

ニーベルゲンパート
これまで世界各国に対し魔法技術を秘匿して、その優位性を確固たるものにしてきたルクスカーデンだが、その鎖国的姿勢は各国からの信用を失墜させていた。そのため周辺諸国(17か国)と互いに協議、勧告、要請を重ねてきたが先日ついにこれが決裂。周辺諸国はレアディス連合軍を結成させるとともに、ルクスカーデンを”脅威技術保有国家”と認定。宣戦布告する事態となった。
この事態にアポロとリーンにも戦線に参加すべくルクスカーデン政府からも通達があった。このことに恵美子も交え三人に動揺が走る。

—————————【22話】—————————

使者パート
4人で集まり、いつものように街の影魔を退治していく。しかし、この日戦闘した影魔は光の力に覚醒し、金色に輝く謎の文字が体に刻まれていた。

ニーベルゲンパート
先日、伝えられた通達に納得ができないアポロとリーン。自分たちはそこに生きる人々を守るための存在だったはず。その存在意義が足元から崩れ落ちる思いにリーンは眩暈がする思いだった。アポロもその穏やかな人柄ゆえに静かながらに苦しむ。恵美子もまた、息子たちを人殺しの道具にするのか、そんな思いをさせてしまうのか葛藤した。(ここまで回想シーン)
それぞれの思いを話し合った結果、アポロとリーンはゴーレムが作られた前提に、母である恵美子を始め多くの人の善意があったことを信じ、彼女を連れて自分たちの戦う意義をルクスカーデン政府、上層部と再度話し合うべく、王都にある参謀本部総合指令作戦室へ向かう。

影魔パート
星空の祭典を阻止するミッションは、使者やニーベルゲンたちに邪魔されて失敗してしまった。しかし、人々のカルナを回収するミッションは着々と進みつつある。そのミッションの指揮をとる美津希は、今日も影魔を連れて街の人々を襲う。特に美津希たちのメンバーは、4人の使者及び2人のニーベルゲンを相手にするため、美津希を宿主とした影魔たちで構成される。こうすることで分身が可能なため、万が一敗北しても影魔が死ぬことはない。その一方で、使者やニーベルゲンを倒しそのカルナを得るのもまた難しかった。そんな中、叶慧は美津希に話があるという。

—————————【23話】—————————

使者パート&ニーベルゲンパート
恵美子に招待され、王城にやってきた使者4人とゴーレム2人。集まった6人に、恵美子は影魔の本拠地である「プレディエ」について説明。さらに、偵察を含め現場の様子を実際に見に行ってみることに。

冒険者パート
朝日が弓音を照らす。風を受けながら森を抜け、一面に田畑の広がる景色を軽トラは走る。弓音はふと、これを第三者が見ていたら誘拐と疑うだろうと思ったが、弓音は満更でもなかった。あの家にいるよりはずっとマシだったからだ。なにより、あの時の弓音を止めてくれたこの2人が、弓音には白馬の王子様のように思えたのだ。
話を聞く限り、この2人もいろいろと事情を抱えてるらしいが、詳しいことはまだ教えてくれない。そんな雑談をしているうちに、軽トラは小さな知らない村に停まった。

—————————【24話】—————————

使者パート&ニーベルゲンパート
用事のある碧は抜け、〇人となったメンバーでプレディエの森にたどり着く。その付近には建設中の砦があり、ニーベルゲンはここを拠点にするという。

影魔パート
叶慧の話というのは、人間を宿主にする新しい作戦のことだった。影魔は宿主を持つことで分身体の作成が可能になる。これがアドバンテージになるため、美津希は人間と契約を取り結ぶ役目を与えられた。

—————————【25話】—————————

心羽パート
アレグロに出かける心羽。アレグロ内では羽の使者として心羽が活躍していることが少しずつ有名になってきていた。そのため、メンバーの多くは心羽があまり参加できないことに理解があり、心羽は改めてこのメンバーが好きだと感じた。
遥香ともすてらでいつもの時間を過ごし、いつかまたこの日々に戻れることを願った。

使者パート裏
自宅の庭で耕作を行う拓夢のもとに、碧が訪れる。一人暮らしの拓夢が気にかかり、お土産を持ってきていた。拓夢は影魔狩りという農業よりも楽しいことを見つけてしまったため、農業が疎かになっていた。今日は珍しく影魔の少ない日で、碧は拓夢の手伝いをしながら2人は穏やかな時間を過ごした。ここで拓夢は碧に「ここを4人の家にしよう」という話を切り出す。

ニーベルゲンパート

—————————【26話】—————————

使者パート
この日、心羽は不思議な影魔と出会う。

ニーベルゲンパート

—————————【27話】—————————

—————————【28話】—————————

—————————【29話】—————————

使者パート
複数の影魔による無差別襲撃事件が相次ぎ、どの個体も同じ特徴を持つことから宿主のいる影魔の分身による犯行と判断し、宿主の影を追う使者4人。しかし、その影魔=アルキオネを追い詰めて戦闘になりかけたその瞬間、心羽のペンダントが突如現れた別の影魔=デネボラに奪われてしまう。
他の3人が撃退するもののペンダントは取り返せず、力を失った心羽。その場にいた親子が、アルキオネの宿主は長女であることを悲壮な顔で語る。
話を聴く中で、思わず泣きだしてしまう心羽。周りがなだめるも、涙が止まらない。心羽も感情が溢れて止まらなくなっている感覚を覚え、疑念を抱いていた。

ニーベルゲンパート

—————————【30話】—————————

使者パート
心羽は感情に歯止めが効かないながらも、ほかの3人はアルキオネを止めるため活動を再開する。アルキオネを追うなかで宿主の長女を見つけ、宿主になるのは危険であることを告げて説得する。すると、アルキオネが光の力に覚醒し、宿主の身体から出てくる。その力で使者3人を追い詰めるが、途中で気が変わったようにその場を去っていった。

ニーベルゲンパート
心羽はその親子と一緒に居たが、そこに先ほどのデネボラが現れ、その親子を襲う。心羽は使者として戦う力はなくとも、手持ちの揮石を使ってデネボラに抗い、親子に近付けさせない意志を見せる。それを影で見ていたデネボラの宿主が姿を現し、心羽のようなヒーローに憧れていたことを告げる。そのために心羽のペンダントを欲しがっていたが、心羽にしか使えないものである上、その力は心羽が持つべきだと改めて思ったため、デネボラにペンダントを返すよう指示するが、デネボラは宿主を切り捨て、心羽のペンダントから直接カルナを吸う。すると再び心羽は感情が止まらなくなり、その場で泣き崩れてしまう。
そこにリーンが駆けつけ、デネボラを倒してペンダントを取り返す。そのままデネボラの宿主とともに3人で砦に向かう。
恵美子が宿主の手当をするなかで、心羽の感情が溢れる現象は影魔がペンダントから直接カルナを吸っていたことにより、感情を制御る機構が正しく働かなくなったからではないかと話した。