ぼくしぴ13期/ 春プロローグ version 9

2023/08/10 11:42 by roku
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ぼくしぴ13期/ 春プロローグ
***
【スチル分け】
*潮+真人間(3人)(潮、ゆるらんさん、煮込みさん)gm ma ma
*かもね+共有(3人)(もふさん、黄桃さん、盛り塩さん)
*スイーツとお茶おいしい!(3人)(赤田さん、うるさん、はむにくさん)3br
*自己紹介してる(3人)(くぬさん、ランさん、もこさん)ij,st,st
***

春、新たな年度を迎えてヒメヒオウギ学園にも新たな季節がやってきた。
入学してきたばかりの新入生を捕まえようと、1週間ほど前からサークル棟は勧誘の嵐で賑やかなものだ。
潮「おやおやぁ、巷は賑やかなものだ。楽しそうといえば楽しそうだけど、・・・・・・うらやましいかと言われると何とも微妙な気持ちになるというものだね」
サークル棟最上階の部屋の窓を開ければ心地の良い風と数枚の桜の花びらは部屋へと舞い込んでくる。そこから屈託のない笑顔で下を見る潮の様子に、思わず加百祢の表情も緩むというものだ。
加百祢「そうですね。ありがたいことに僕たちのサークルは早々に定員に達したし、・・・・・・とっても素敵な人たちばかり集まってくれましたからね」
潮「そうだとも!おかげでこの一年、まったく退屈せずに済みそうだ!」
そんな会話をしながら、これから始まるであろう愉快な日々に思いをせていれば、コンコンと部屋の扉をノックする音が聞こえた。
ちらりと時計に目をやれば、いつの間にか集合時間を指している。
そんな会話をしながら、これから始まるであろう愉快な日々に思いをせていれば、コンコンと部屋の扉をノックする音が聞こえた。
潮「・・・・・・来たかな!」
待ってましたと言わんばかりに、机の上に準備していたクラッカーを手に取ると潮は加百祢に視線を向けのんびり外を眺めていて気が付かなかったが、既に時計はメンバー合流の約束の時間を指していた。
潮は待ってましたと言わんばかりに、机の上に準備していたクラッカーを2,3個手に取ると、そのまま加百祢に視線を向け準備はいいか!とでも言いたげなその表情に加百祢も笑顔でうなずくと、「どうぞ~」と扉の向こう側へ声をかけた。

「失礼しま・・・・・・」

「「ようこそ~~!!」」

扉が開かれると同時に、パンパンパン・・・と軽快な音があたりに響き渡る。
開かれた扉の外を見るとどうやらそこには既にサークルメンバー全員がそろっていたようで、代表して扉を開けたのであろう、個性的なファッションの少年が驚いているのかどうなのか、真顔のままクラッカーから飛び出した紙吹雪にまみれていた。
潮「おや?全員一緒だったのだね、せっかく全員にクラッカーを浴びせようと思っていたのに・・・こんなことならもっとたくさん鳴らせばよかったかな?」
加百祢「ふふ、いいじゃないですか。まだまだ鳴らす機会はたくさんありますよ。さ、皆さんも中へどうぞ」
加百祢がそう促せば、メンバー達は少し遠慮がちにサークル室へと足を踏み入れる。
好きなところに座ってね、なんて言う潮の言葉を聞いてソファーであったり、一人掛けのパイプ椅子であったり、室内には不似合いな丸太のベンチであったり、思い思いの場所に腰かけた。
全員が着席したことを確認すると、満足そうに笑顔を浮かべたまま潮が話し出す。


      

【スチル分け】
*潮+真人間(3人)(潮、ゆるらんさん、煮込みさん)gm ma ma
*かもね+共有(3人)(もふさん、黄桃さん、盛り塩さん)
*スイーツとお茶おいしい!(3人)(赤田さん、うるさん、はむにくさん)3br
*自己紹介してる(3人)(くぬさん、ランさん、もこさん)ij,st,st


春、新たな年度を迎えてヒメヒオウギ学園にも新たな季節がやってきた。
入学してきたばかりの新入生を捕まえようと、1週間ほど前からサークル棟は勧誘の嵐で賑やかなものだ。
潮「おやおやぁ、巷は賑やかなものだ。楽しそうといえば楽しそうだけど、・・・・・・うらやましいかと言われると何とも微妙な気持ちになるというものだね」
サークル棟最上階の部屋の窓を開ければ心地の良い風と数枚の桜の花びらは部屋へと舞い込んでくる。そこから屈託のない笑顔で下を見る潮の様子に、思わず加百祢の表情も緩むというものだ。
加百祢「そうですね。ありがたいことに僕たちのサークルは早々に定員に達したし、・・・・・・とっても素敵な人たちばかり集まってくれましたからね」
潮「そうだとも!おかげでこの一年、まったく退屈せずに済みそうだ!」
そんな会話をしながら、これから始まるであろう愉快な日々に思いを馳せていれば、コンコンと部屋の扉をノックする音が聞こえた。
潮「・・・・・・来たかな!」
のんびり外を眺めていて気が付かなかったが、既に時計はメンバー合流の約束の時間を指していた。
潮は待ってましたと言わんばかりに、机の上に準備していたクラッカーを2,3個手に取ると、そのまま加百祢に視線を向ける。
準備はいいか!とでも言いたげなその表情に加百祢も笑顔でうなずくと、「どうぞ~」と扉の向こう側へ声をかけた。

「失礼しま・・・・・・」

「「ようこそ~~!!」」

扉が開かれると同時に、パンパンパン・・・と軽快な音があたりに響き渡る。
開かれた扉の外を見るとどうやらそこには既にサークルメンバー全員がそろっていたようで、代表して扉を開けたのであろう、個性的なファッションの少年が驚いているのかどうなのか、真顔のままクラッカーから飛び出した紙吹雪にまみれていた。
潮「おや?全員一緒だったのだね、せっかく全員にクラッカーを浴びせようと思っていたのに・・・こんなことならもっとたくさん鳴らせばよかったかな?」
加百祢「ふふ、いいじゃないですか。まだまだ鳴らす機会はたくさんありますよ。さ、皆さんも中へどうぞ」
加百祢がそう促せば、メンバー達は少し遠慮がちにサークル室へと足を踏み入れる。
好きなところに座ってね、なんて言う潮の言葉を聞いてソファーであったり、一人掛けのパイプ椅子であったり、室内には不似合いな丸太のベンチであったり、思い思いの場所に腰かけた。
全員が着席したことを確認すると、満足そうに笑顔を浮かべたまま潮が話し出す。