49.二月の本のあとがきと振り返りと言い訳 version 4

2023/02/19 15:04 by naruserina naruserina
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49.二月の本のあとがきと振り返りと言い訳
数字を見るとメギドで言うと誰だろうな~って考える
祖49はクロケルで真だとサタナイルみたいです。真50しかまともに覚えていないんですが…

そんな気分なので2月に作ったジルシャミ本の振り返りとか言い訳をします。10年ちょっとの同人生活の中でも今回は全てにおいてかなりのチャレンジをしたので、自分の中で印象に残ったんでしょうね…
ちなみにイベント全体の振り返りはこれです↓
https://mimemo.io/m/3kyw8o3zadG6Lrg

・表紙メイキング
・本文について
って感じの順番でいきます。

## ・表紙メイキング
いつも以上に個人的な苦労があったのと、途中で劇的ビフォーアフターがあったのと、下書きから画像が結構残ってたのでせっかくなので振り返ります。
**▼下書き**
![008090809_H082ep6R9](https://mimemo.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/attachment/6c3891e7-48ef-454a-93fa-940e05c86ce7.png)
アタリと結合してますがしたがきはこんな感じでした。

今回、本文もそうなんですがかなりクリスタの3Dモデルに頼りました。
思いついた構図を何度も描き直して描けねえ描けねえ…ってしてる時間にかなり時間をとられるので、思い切ってモデルを使いました。
1から自分でちくちくいじるというより、元々ダウンロードしていた中で近いポーズのものをちょっといじって参考にしていました。個人的にはかなり時間短縮かつ、ナシよりあった方がだいぶまともに描けたんじゃないかと…

あとは何よりメギドビューワーですね!!!!
原稿前にこれが実装されて本当に、有難いのなんのって…
メギドビューワーっていうのは、ゲーム内で3Dモデルをぐるんぐるんいろんな角度から見ることができる機能です。開放にはアイテムが必要ですが、普通に無償でもかなり手に入るので…マジで助かりました。
ビューワー見ながら表紙も本文も描いたんですが、意外とイラストとモデルで違う箇所があるんだな!?ってことにこの時に気が付きました。本当にまともにちゃんと描いたことがなかったので…髪のはね具合とかボリューム感とかも
やっぱモデルに起こすときに色んな問題というか事情があるんだろうなって
表紙~最初数ページは3Dモデルばっか見てたので、ちょっとずつイラストも参考にしながら描いてました。
**▼線画**
![イラスト4](https://mimemo.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/attachment/ca169206-505f-449f-a75f-d8f147d861be.png)
この時点でもう力尽きていたというか、や、こんなん、無理…ってなってました。どこまでを線で描いて、どこまでを塗りでやるか、ってのも大事ですよねきっと。私はあとから塗りでやろうとすると忘れそうなのと、バケツでさっさと色をつけてしまいたい気持ちからなるべく線で起こしてしまうんですが、それもいいのか悪いのか

縦長の狭いなかでもどうにかしてしっぽ髪を見せたい、描きたいという気持ちをもってました。本当はこんなにバラバラ動かないでしょうけど…
**▼塗分け**
![イラスト5](https://mimemo.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/attachment/d27dbf2b-15f4-4182-9c09-a09a34557505.png)
で、塗り分けました。シャミ(カウンターの方)の靴に間違いがあるんですが完成してから気付いたので諦めました。
他にも絶対たくさん間違っているところがあるんだろうな…と思いながら描いてましたが、観察力もそれを線に起こす力も今の私にはこれが限界でした。ゲームキャラの装飾を描くのって、そういう能力(この素材はきっとこういうのだろう、とかこの部分はきっとこういうパーツだろうとかを想像する能力)も必要なんだなーと改めて感じました。
でも装飾が多いだけで単純に画面埋まってる感は出るかも??って思いました。有難いけど大変
**▼表紙(第一形態)**
![hyoushi-2_結合プロファイル有2](https://mimemo.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/attachment/c9e05a19-803c-491d-b733-a45d026fb71c.png)
今やまぼろし。

金の部分を塗るだけで1日かかって、ヒーヒー言いながらも塗りも終えてタイトルとか色々やったんですけど、
### んーーーーなんかこう、やばいのはわかる!!!けどどうしていいのかわからんわからん!!!
って感じでした。色とか、タイトルの入り方とか、こう、やばいんだけど どうしたらいんだろ~~って思いながらも、表紙にばっか時間かけてもいられないので、とりあえず放置して本文に取り掛かりました。

締切1週前くらいになってもこの表紙をどうにかする方法がないので、やばいのはわかるんだがどうしたらいいか分からん と妹に泣きつきました。(妹はたまに同人誌の表紙のアドバイスをもらうことがあります。いつも「完成する段階で言わないで、もっと早い段階で言って」と言われます。本当にそう思います。ごめんなさい)

で、妹に相談したところ、妹のご友人も私の絵を見て(…)こうしたらいいんじゃな~い?と考えてくださって、そのアドバイスを元に大改造が始まりました。
ディスコで画面共有しながら、妹の指示を聞いて私が言うとおりに改造していきました。よくある爆弾処理ゲーみたいな感じ
これを縮小し、ここにこういう文字を入れ、この色でどうかな、こんな感じはどう?ってあれこれ話しながら改造していきました。
**▼表紙(完成)**
![hyoushi-3_結合aikon](https://mimemo.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/attachment/30c4a742-fca7-4c61-8d7a-a91e799c8135.png)
そしてできたのがこちらです。
絵を縮小し、枠や背景を白にし、フォントを変え、別の文字による情報量を足し…などなど ちなみに裏表紙の文字が右に寄ってしまったのは私のミスです。
すごく良い感じになったのでめちゃくちゃ感謝しています。スペシャルサンクス

これは本当に言い訳というか意地というか意固地なんですけど、こう、自分の絵が「オシャレ」な表紙になることにすっっごく躊躇いというかアレルギーがあるんです。
ダサいより絶対いいのに、自分の絵に対してオシャレ感が浮いているように見えるというか、ミスマッチ感にすんごくムズムズするんです(そうなれるように自分の絵も努力すればいいのは分かっているけど)ダサさに落ち着くって言っちゃうとそれまでだけどそういうこともある…
だけど、今回に関してはさすがに、これはなんかどうにかしたい!と思ったのでムズムズ感に堪えながらもアドバイスをもらいながら改造しました。英字タイトルとか入れた瞬間に叫んでしまった(英語が本当にできないこともあり英語をできるだけ使いたくない)(間違ってたら恥ずかしいから)
でもよく分かんないんですが、最後にタイトルに2人の眼鏡っぽい色を端にちょんって乗せたら、ムズムズが治まりました。よかった

せっかくのオシャレ表紙感はあるけど、私のぺたぺた塗りはやっぱりどうもこううーんて感じるところがあるので、これも努力というか、一歩踏み出す勇気を持ちたいなって思いますね…思えるようになっただけ進歩なんですよ…頑張りまーす

表紙を改造していて思ったのは、自分の絵や話ってどこにも振り切れないというか、コンセプトがはっきりしていないなと思いました。
可愛いとかかっこいいとか、エロ本ギャグ本スタイリッシュ明暗などなど…カテゴライズするのが難しいから、表紙の分かりやすさとかデザインするにもどうしたらいいか分かりづらいな~って
それ自体が個性であると言えばそうなんですが、そういうのも考えられるといいなーと今回感じました。

そんなこんなで表紙の話でした。長かった

---
そんなこんなで表紙でした。かった
## ・本文について
本文なんですが、自分の中で色んなことがありました。
即売会全体の振り返りでも書きましたが、元々は夏に勢いで8ページのネームを切ったことから今回本を作ることを決めました。
ですが、のネーム自体はボツになり、ほぼ一から話を考え直しました。ボツ前の話はシャミが自慰をする話だったですが、そこからジルsideとシャミsideを描きたい→そん時間はない→ジル側にした方がしっくりくるというか、言いたいとが言えそう→ジルside一本に絞って話を練る
って感じになりました。それでも、細かいところが練り切れなくて、でも時間的にかなり余裕もなくて、プロットを2,3回練ったり、セリフを書き出してはちまちま書き直して、ネームもちょこちょこ変えて、合間合間でストーリーや質問箱を読めるだけ読でヒントをもらいつつ(逆に迷うこともありつつ)んとかかんとかあんな感じになりました。

今ままともにメギドで漫画を描いたことがなかったし、何ならそこまで二次創作をたくさん読んでもいなかったので、「大体こんなかんじ」みたいなのも自分の中でそこまで無い中で描いたので、暗闇の中をもがきながら…という感覚でした。初めては大体どれでもそうなんですけどね。
だら、描いてる間もメギドの、シャベールくんたちの創作をしている実感があまりありませんでした。当日を迎えて、自分の本を家に持て帰ってきて何とか読んで、やっと「あーこれ私が描いんだ」って思えました。普段はあまりそこまでの感覚はないんですがね…

絵的な話をすると、違う二人とはいえ、画面上はほぼ同じ顔でずーっと構成されていて、なんというか、**メリハリがなくて、**
本当にこれ、大丈夫…??というか読んでる人はどっちがどっちか分かるか…?という不安までありました。
シャミも恰好としてはジルと同じにしていたこともあり、ただ座ってしこしこやってるだけなところもあり、似た顔がずーっと続いていて、メリハリ感が……どうしよう…って悩みました。

      

数字を見るとメギドで言うと誰だろうな~って考える
祖49はクロケルで真だとサタナイルみたいです。真50しかまともに覚えていないんですが…

そんな気分なので2月に作ったジルシャミ本の振り返りとか言い訳をします。10年ちょっとの同人生活の中でも今回は全てにおいてかなりのチャレンジをしたので、自分の中で印象に残ったんでしょうね…
ちなみにイベント全体の振り返りはこれです↓
https://mimemo.io/m/3kyw8o3zadG6Lrg

・表紙メイキング
・本文について
って感じの順番でいきます。

・表紙メイキング

いつも以上に個人的な苦労があったのと、途中で劇的ビフォーアフターがあったのと、下書きから画像が結構残ってたのでせっかくなので振り返ります。
▼下書き
008090809_H082ep6R9
アタリと結合してますがしたがきはこんな感じでした。

今回、本文もそうなんですがかなりクリスタの3Dモデルに頼りました。
思いついた構図を何度も描き直して描けねえ描けねえ…ってしてる時間にかなり時間をとられるので、思い切ってモデルを使いました。
1から自分でちくちくいじるというより、元々ダウンロードしていた中で近いポーズのものをちょっといじって参考にしていました。個人的にはかなり時間短縮かつ、ナシよりあった方がだいぶまともに描けたんじゃないかと…

あとは何よりメギドビューワーですね!!!!
原稿前にこれが実装されて本当に、有難いのなんのって…
メギドビューワーっていうのは、ゲーム内で3Dモデルをぐるんぐるんいろんな角度から見ることができる機能です。開放にはアイテムが必要ですが、普通に無償でもかなり手に入るので…マジで助かりました。
ビューワー見ながら表紙も本文も描いたんですが、意外とイラストとモデルで違う箇所があるんだな!?ってことにこの時に気が付きました。本当にまともにちゃんと描いたことがなかったので…髪のはね具合とかボリューム感とかも
やっぱモデルに起こすときに色んな問題というか事情があるんだろうなって
表紙~最初数ページは3Dモデルばっか見てたので、ちょっとずつイラストも参考にしながら描いてました。
▼線画
イラスト4
この時点でもう力尽きていたというか、や、こんなん、無理…ってなってました。どこまでを線で描いて、どこまでを塗りでやるか、ってのも大事ですよねきっと。私はあとから塗りでやろうとすると忘れそうなのと、バケツでさっさと色をつけてしまいたい気持ちからなるべく線で起こしてしまうんですが、それもいいのか悪いのか

縦長の狭いなかでもどうにかしてしっぽ髪を見せたい、描きたいという気持ちをもってました。本当はこんなにバラバラ動かないでしょうけど…
▼塗分け
イラスト5
で、塗り分けました。シャミ(カウンターの方)の靴に間違いがあるんですが完成してから気付いたので諦めました。
他にも絶対たくさん間違っているところがあるんだろうな…と思いながら描いてましたが、観察力もそれを線に起こす力も今の私にはこれが限界でした。ゲームキャラの装飾を描くのって、そういう能力(この素材はきっとこういうのだろう、とかこの部分はきっとこういうパーツだろうとかを想像する能力)も必要なんだなーと改めて感じました。
でも装飾が多いだけで単純に画面埋まってる感は出るかも??って思いました。有難いけど大変
▼表紙(第一形態)
hyoushi-2_結合プロファイル有2
今やまぼろし。

金の部分を塗るだけで1日かかって、ヒーヒー言いながらも塗りも終えてタイトルとか色々やったんですけど、

んーーーーなんかこう、やばいのはわかる!!!けどどうしていいのかわからんわからん!!!

って感じでした。色とか、タイトルの入り方とか、こう、やばいんだけど どうしたらいんだろ~~って思いながらも、表紙にばっか時間かけてもいられないので、とりあえず放置して本文に取り掛かりました。

締切1週前くらいになってもこの表紙をどうにかする方法がないので、やばいのはわかるんだがどうしたらいいか分からん と妹に泣きつきました。(妹はたまに同人誌の表紙のアドバイスをもらうことがあります。いつも「完成する段階で言わないで、もっと早い段階で言って」と言われます。本当にそう思います。ごめんなさい)

で、妹に相談したところ、妹のご友人も私の絵を見て(…)こうしたらいいんじゃな~い?と考えてくださって、そのアドバイスを元に大改造が始まりました。
ディスコで画面共有しながら、妹の指示を聞いて私が言うとおりに改造していきました。よくある爆弾処理ゲーみたいな感じ
これを縮小し、ここにこういう文字を入れ、この色でどうかな、こんな感じはどう?ってあれこれ話しながら改造していきました。
▼表紙(完成)
hyoushi-3_結合aikon
そしてできたのがこちらです。
絵を縮小し、枠や背景を白にし、フォントを変え、別の文字による情報量を足し…などなど ちなみに裏表紙の文字が右に寄ってしまったのは私のミスです。
すごく良い感じになったのでめちゃくちゃ感謝しています。スペシャルサンクス

これは本当に言い訳というか意地というか意固地なんですけど、こう、自分の絵が「オシャレ」な表紙になることにすっっごく躊躇いというかアレルギーがあるんです。
ダサいより絶対いいのに、自分の絵に対してオシャレ感が浮いているように見えるというか、ミスマッチ感にすんごくムズムズするんです(そうなれるように自分の絵も努力すればいいのは分かっているけど)ダサさに落ち着くって言っちゃうとそれまでだけどそういうこともある…
だけど、今回に関してはさすがに、これはなんかどうにかしたい!と思ったのでムズムズ感に堪えながらもアドバイスをもらいながら改造しました。英字タイトルとか入れた瞬間に叫んでしまった(英語が本当にできないこともあり英語をできるだけ使いたくない)(間違ってたら恥ずかしいから)
でもよく分かんないんですが、最後にタイトルに2人の眼鏡っぽい色を端にちょんって乗せたら、ムズムズが治まりました。よかった

せっかくのオシャレ表紙感はあるけど、私のぺたぺた塗りはやっぱりどうもこううーんて感じるところがあるので、これも努力というか、一歩踏み出す勇気を持ちたいなって思いますね…思えるようになっただけ進歩なんですよ…頑張りまーす

表紙を改造していて思ったのは、自分の絵や話ってどこにも振り切れないというか、コンセプトがはっきりしていないなと思いました。
可愛いとかかっこいいとか、エロ本ギャグ本スタイリッシュ明暗などなど…カテゴライズするのが難しいから、表紙の分かりやすさとかデザインするにもどうしたらいいか分かりづらいな~って
それ自体が個性であると言えばそうなんですが、そういうのも考えられるといいなーと今回感じました。

そんなこんなで表紙の話でした。長かった


・本文について

本文なんですが、自分の中で色んなことがありました。
即売会全体の振り返りでも書きましたが、元々は夏に勢いで8ページのネームを切ったことから今回本を作ることを決めました。
ですが、そのネーム自体はボツになり、ほぼ一から話を考え直しました。ボツ前の話はシャミが自慰をする話だったんですが、そこからジルsideとシャミsideを描きたい→そんな時間はない→ジル側にした方がしっくりくるというか、言いたいことが言えそう→ジルside一本に絞って話を練る
って感じになりました。それでも、細かいところが練り切れなくて、でも時間的にかなり余裕もなくて、プロットを2,3回練ったり、セリフを書き出してはちまちま書き直して、ネームもちょこちょこ変えて、合間合間でストーリーや質問箱を読めるだけ読んでヒントをもらいつつ(逆に迷うこともありつつ)なんとかかんとかあんな感じになりました。

今までまともにメギドで漫画を描いたことがなかったし、何ならそこまで二次創作をたくさん読んでもいなかったので、「大体こんなかんじ」みたいなのも自分の中でそこまで無い中で描いたので、暗闇の中をもがきながら…という感覚でした。初めては大体どれでもそうなんですけどね。
だから、描いてる間もメギドの、シャベールくんたちの創作をしている実感があまりありませんでした。当日を迎えて、自分の本を家に持って帰ってきて何とか読んで、やっと「あーこれ私が描いたんだ」って思えました。普段はあまりそこまでの感覚はないんですがね…

絵的な話をすると、違う二人とはいえ、画面上はほぼ同じ顔でずーっと構成されていて、なんというか、メリハリがなくて、
本当にこれ、大丈夫…??というか読んでる人はどっちがどっちか分かるか…?という不安までありました。
シャミも恰好としてはジルと同じにしていたこともあり、ただ座ってしこしこやってるだけなところもあり、似た顔がずーっと続いていて、メリハリ感が……どうしよう…って悩みました。