0 Sleepin Dreamin みんなに公開

RenyxSigu作品第一弾
『Sleepin' Dreemin』

無断使用及び無断転載禁止

登場人物+演者(♂2♀2不問 2)
(国民♀王♂兼任あり)
※M=モノローグ

登場人物+人物紹介

主人公 有栖川 白夜(ありすがわ びゃくや)21歳 ♂
身長 175cm 血液型A型
ごく平凡、ごく普通、ごく人並み
この三拍子が揃った普通の人間で社会人。
だが、情が熱い精神を持ったり物語の中で成長していく
好きなものは家庭料理、嫌いなものは5月5日

メインヒロイン 眠久(ミンク) 19歳 ♀
身長163cm 血液型O型 スリーサイズ B88-W60-H89cm

清楚淡麗という単語が似合うお布団の王国の王女様
3人兄妹の長女であり、上の兄と下の妹がいる
妹のミントと遊んでいる最中、白夜が誤って城の敷地に入った時に出会った人
こうして彼は不法侵入の罪で投獄されるが、ミンクがそれを助ける
その時にミンクは白夜に一目惚れをする。
好きなものはダウニーの香り
嫌いなものは義理の母

眠気(ミンキ) 23歳 ♂
身長 180cm 血液型B型

ミントとミンクの兄であり、お布団の国の王子様
国民から絶対的に支持される人格と整ったルックスを持っており、彼のファンクラブでさえ作られるがシスコンがたまにキズ
妹のミントの悲鳴を一番に気付き、一番に駆けつけ、一番に白夜を捕らえた人物。
怒ると鬼の姿の眠鬼になる。
ミンクとは血の繋がりの無い兄妹であり
ミントも大切だが、ミンクが大切だからこそ
だと言う気持ちを彼女が受け入れてくれず苦悩している。
好きなもの ミンク、ミント、その次に国民
嫌いなもの ミンク、ミントに群がる馬の骨

眠兎(ミント)14歳 ♀
身長148cm 血液型B型 スリーサイズ B95-W57-H83

ミンクとミンキの妹
ミンク、ミンキとは違いおちゃめな性格。
身体が弱い事から城から外に出る事を許されず
本を読んだり、兎のぬいぐるみに話しかけたり、城の敷地内をお散歩(付き添いあり)したりなどぐらいした事がない
しかし外の世界で生きていたミンクから外の世界の話を聞き、いつかは…と夢見ていたある日
彼女は誤って城の敷地に入った外の世界、ましてや異世界の人間である白夜に驚愕して悲鳴を上げてしまう
好きなもの ウサギのウサミン、ミンク
嫌いなもの ミンキ、ピーマン

ペルソナ(♂♀不問) 年齢不明

夢と現実の狭間の案内人
白夜が気がついた時、一番初めに出会った人物
そして、白夜の中の存在に気付いて教えた謎の多い人物
最終的には白夜に秘めたるもう一つの存在
それは白夜の真なる精神(ペルソナ)だということが発覚
する
好きなもの 白夜
嫌いなもの 白夜

オフトゥンディアス(♂♀不問)

その昔、布団神オフトゥンディアスが王国を冬の大寒波を防ぎ、王国を救ったと言われる神
その為に国民からはディアス様と呼ばれ、救世主として崇められている。

ナレ「この物語は、愛とオフトゥンが繰り広げるお話です、これからお聞きくださる皆さまオフトゥンに被って目をつぶってお聞きするのがオススメです、それでは物語のはじまりです」

白夜M「俺の名前は有栖川白夜(ありすがわ びゃくや)ゴールデンウィーク中にも関わらず出勤したのに昼寝を妨げられただけで怒りが爆発して部長にヘッドバットを決めてしまった…その後に課長に呼び出されて1週間の自宅謹慎処分を食らって、今その帰りなんだ」

ナレ「上司にヘッドバットなど絶対にしてはいけませんので真似しないでください、白夜は気を落としつつも家へ向かうのだった」

白夜「ただいま~!おかえり~!ご飯にする?お風呂にする?それとも…って誰もいないのになにやってんだか…」

白夜「さ、て、と…お風呂入ってご飯食べて寝るかな…。」

ナレ「仕事からの帰りで一息をつく白夜であったが
疲れ果てた彼の身体に何か異変が起こった」

白夜「うっ…!!なんだ…この眠気は…いつもとは違
う…!!ダ…メだ…今日は…早く寝なきゃヤバイ…!」

ナレ「とてつもない睡魔に襲われた白夜は辛うじてベッドに辿り着き、そのまま倒れ込んだのだった」

ペルソナ「おや、ようやく来たようですね…行ってみましょうか」

ナレ「歪曲した空間で目が覚めた白夜は、今起こっていることが現実である事に驚きつつ、帰る方法を考えていた」

白夜「ん…ここは…どこだ…視界が歪んでいる…?いや違う…ここ自体が歪んでるのか?、それにしても夢なのか?…いって!ってことは夢じゃないのか…?とりあえず、帰る方法を探さなきゃ」

ナレ「どうにか帰れないかと、声をかけたり、地団駄を踏んだり、そこらを歩き回ったりをしていると白夜の背後から人影が現れる」

ペルソナ「珍しいですね、迷い人とは」

白夜「うわっびっくりした、誰だアンタ。」

ナレ「突如として、白夜の後ろから現れたのは、道化のような風貌をとした人間だった。」

ペルソナ「相手に聞く時は、自分から名乗るのが普通、でしょう?有栖川 白夜くん」

白夜「ッ!…なんで俺の名前を知っている。」

ペルソナ「それは、ヒ・ミ・ツ…ですよ♪」

白夜「とりあえずひとつわかった事がある、相当に胡散臭い奴だなアンタ」

ペルソナ「自分でも思います♪あっ!申し遅れました私、ペルソナと申します、この夢と現実の狭間の案内人をしています、以後お見知り置きを」

白夜「名前もまた胡散臭いな…というかそんな事よりアンタこの世界の案内人だろ?現実に戻る方法教えてくれよ」

ペルソナ「現実へ帰る方法…ですか?、お安い御用です、少々お待ち下さい………あっ、これは…」

白夜「ん?どうした?まさか帰れなくなった訳じゃないだろうな?」

ペルソナ「全く…その通りでございます…ちょうど現実世界に行くためのゲートが不安定でありまして…直すのに恐らく1週間程かかるかと…」

白夜「ハァ!?帰れない挙句に1週間も帰れないのか!?俺は1週間後仕事なんだぞ?!なんとか早く直してくれ!」

ペルソナ「努力はしてみますが…もしかしたら待つよりも、あそこから繋がるお布団の国へ行けば、早く帰れるのやもしれません。」

ナレ「ペルソナが指差す方向には歪んだゲートらしき物があり、白夜は安堵した表情でペルソナに訪ねた。」

白夜「おぉ、そうか!そこはどこなんだ?。」

ペルソナ「私が近くまでワープでお送り致しますので、肩に捕まっていてください。」

白夜「あ、ああ…!」

ペルソナ「それでは行きますよ…ワンダーラーン!」

白夜「うおおお!?!? ひーきーちーぎーらーれーるーぅーぅーぅーぅーぅー……」

ペルソナM「夢の空間へようこそ…有栖川 白夜くん…
ホントはゲートなんて正常に動いていて、あなたを呼び出したのは私なんですよねぇ…
さて、彼はこの世界をどうやってここを抜け出すのか、フフフ…楽しみで仕方ありませんねぇ……」

ナレ「白夜が後ろで絶叫しながらペルソナにしがみついている中、ペルソナは含み笑いしつつ目的地へと向かった」

ナレ「白夜が夢と現実の狭間を彷徨っていたその頃、ファンタジーRPGにも出てきそうなお城にて女性と少女の2人がいた。1人は紅茶をすすり、1人はぬいぐるみを持ってぬいぐるみに話しかけていた」

ミンク「ハァ…なんか刺激的な出来事ってないのかしら」

ミント「お姉さまったら、最近そればっかり!わたしとウサミンをほったらかしてさ!…フンだ!そうだお庭に行って遊びましょ、ウサミン…あ痛っ!」

ナレ「少女がぶつかった先には、1人の背の高い爽やかな青年が立っていた」

ミンキ「また1人でウサギのぬいぐるみで遊ぶのか?ミント」

ミント「あ、お兄ちゃ…いやお兄様…!」

ミンキ「やあミント、それとミンク…その、すまんが」

ミンク「またお義母様が呼んでらっしゃるのね、お兄様」

ミンキ「…その通りだ…いつも辛い思いさせてすまん。」

ミンク「良いのよお兄様、私にしか出来ない事なんですもの…でもホントはそのセリフはお父様から聞きたかった…ううん、それよりも絶対ミントだけは守って頂戴ねお兄様」

ミンキ「ああ…だがいずれ俺はお前を助けてやるから待っていろ」

ミンク「ありがとうお兄様、気持ちだけでも嬉しいわ…
あ、そろそろ行かなきゃ…またお紅茶でも一緒に飲みましょうお兄様」

ミンキ「ああ、また一緒に飲もうなミンク、今度良いお菓子仕入れてきてあげるからな!」

ミンク「はい、お兄様!」

ナレ「彼女はそう返事して王妃が居る場所へ行くのでした」

ナレ「ペルソナと白夜は歪曲していた空間からワープしてきたのだが、そこは周り一面に雑草しかないただの草原だった。」

ペルソナ「着きましたよ…って、どうしたんですか?」

白夜「ハァッ…!ハァッ…!…死ぬ…死ぬ…!」

ペルソナ「人はそう簡単に死にませんよ、さて私はゲート直しに行かなければなりませんので、ここからは一人で頑張ってください…あ、そうだこれを差し上げましょう」

白夜「一人ってオイオイ…ん?なんだこれは、スマホか?」

ペルソナ「この世界での連絡手段です、これがあれば大抵は役に立つでしょう」

白夜「そうか、んで何処へ向かえば良いんだ?さっきから気にはなってたが、ここは人気もクソもないただの草っ原だぞ、お布団の国なんぞある気配もない」

ペルソナ「ゲートが不安定の影響でしょうか…ならばそこで、そのスマホを使ってみましょう、ナビゲーションアプリでお布団にスペースを入れて王国と打てば自動的に解釈してそれらしい目的地に向かってくれるはずですよ」

白夜「そうか!そりゃ便利だ、それじゃ早速…ってここから20km! ? ! ? ! ?」

ペルソナ「あら、着いたところが結構遠かったんですね…申し訳ありません」

白夜「冗談じゃねぇぞ!ここから徒歩で20kmってどんだけかかると思ってるんだよ!」

ペルソナ「いやはや…すみませんすみません、
さてそろそろ行かなければ…それでは白夜くん頑張ってくださいね!ワンダーラーン!!」

白夜「おい!待て!まだ聞きたい事が!!…って行っちまった…」

白夜M「ハァ…歩かなきゃいけないのかぁ……まぁ考えても仕方ないか…なるようになるさ……」

ナレ「彼はこうして未だ見た事も無いお布団の国へと赴くのでした、さてこれからどうなるのか……」

白夜「フゥ…流石に歩き疲れた……
どこかで少し休みたい所だが、休めそうな木陰も何も無いな…」

ナレ「ペルソナと別れ、歩き始めてから30分程経った頃
流石に歩き疲れ、どこか休めそうなところ探している時に、一台の馬車が通りかかった」

御者「兄ちゃんどうしたんだい?そんなとこでへたり込んで」

白夜「あ、どうもすみません…お布団の国へ向かってる最中なんですよ」

御者「そうかそうか!それはだいぶ遠かっただろう!オフトゥン国ならアタイが住んでいる所でさ、今から帰るとこだったのさ!乗ってきな!」

白夜「オフトゥ…ン……?」

御者「国の名前さ!早く乗りな!」

白夜「あ、はい!すみません!」

白夜「フゥ…助かった……さぁオフトゥン国まであと少しだ!」

ナレ「こうして彼は幸運にも通りかかった馬車の御者に感謝しつつ馬車の後ろに乗り、オフトゥン国へ向かった」

ナレ「そして、馬車が乗せてもらってからさらに30分そど経った頃、馬車は止まった」

御者「ほら、着いたぞ」

白夜「うわー…本当にオフトゥン国って言われるだけあるなー…」

ナレ「到着するとそこは、お布団を自慢し合い、お布団を干して、お布団を被り、お布団シーツを売っている者たちで賑わっている繁華街が白夜の目に映った」

白夜「さて、目的地に着いたはいいんだけど…あとどうすんだ?……アイツ、この後について何も説明しなかったからなー…」

御者「おい、兄ちゃん、ちょっといいかい?」

白夜「あ、はい?」

御者「≪コソコソ話≫ あんた、余所モンだろ??いいかい?無闇に布団なんて不敬な言葉使ったらダメだぞ」

白夜「≪コソコソ≫ え? なんでですか?」

御者「≪コソコソ≫ もし、国の兵士どもの耳に入ってみろ…そりゃあもう極刑もんだ」

白夜「≪コソコソ≫ ひいい!マジかよ…気を付けますわ…」

御者「そういうこった…それじゃあ兄ちゃん、達者でな!」

白夜「あ、ありがとうございました!……さて、とりあえず探索かな」

ナレ「白夜は自分を送ってくれた優しき馬車の御者に手を振って別れ、そして帰る方法を探し、それから10分程が経った」

白夜「………無い、何もない!! 手掛かりがなにもないぞ!! 」

ナレ「帰る方法が見つからなく、途方に暮れていた時に聞き覚えのある声が白夜のスマホから聞こえる」

???「いやはや、お困りのようですね」

白夜「なんだなんだ?この胡散臭い喋り方と声は…このスマホからか?」

ナレ「白夜がスマホを取り出し開いてみるとそこに見覚えのある人間の顔が写っており、彼は驚愕した顔で問いました」

白夜「おま、ペルソナじゃねぇか!今度は一体なんなんだ!」

ペルソナ「どうも、先程ぶりですね、どうですか?目的地着きましたか?」

白夜「着いたのは着いた、だけど手掛かりなんてもんは一切無かったぞ」

ペルソナ「んー…それじゃあ城に行ってみましょうか」

白夜「行ったよ、そしたら城門にいた奴に何の用だ!   
って門前払いだったさ」

ペルソナ「そうでしたか…ならば、忍び込んじゃいまし
ょうか」

白夜「ハァ!? バレたらどうすんだよ!」

ペルソナ「その時は大人しく腹を括るしかないですね」

白夜「何恐ろしい事サラッと言ってんだよ!…でもそれ
以外の方法なんて無いわな…」

ペルソナ「ま、そういう事ですので、頑張ってくださ       
いね~(スマホの画面が切れる)」

白夜「あ、おい!…ハァ、とりあえず登れそうな所とか  
無いか?…」

ナレ「無責任なアドバイスを受けた白夜は、他の方法も見つからなかったため、城門近辺を調べる事にしたのでした」

白夜「うーん…このあたりは無さそう…だ……って穴空いてんじゃん!」

ナレ「白夜が城壁の周りを調べながら歩いてると、
そこに人一人分入れる程の穴が空いていた。」

白夜「狭そうだな……でもなんとか入れそうだな
よし、入ってみるか」

ナレ「白夜が城内に忍び込んでいるその頃、オフトゥン国の王女の一人であるミントは庭に1人でぬいぐるみと戯(たわむ)れていました」

ミント「もう!お姉様ったら外の世界の事ばかり口にして、ちっともミントの事相手にしてくれない!
ねぇ!ウサミン!」

ミント「ウン、ソウダネ!モットミントノ事モ気ニ
カケルベキダネ!」

ミント「やっぱり私の事一番わかってるのウサミンだけね!……あっ!キレイなお花さんが咲いてる!
そうだ、ウサミンにお花のティアラ作ってあげる!」

ミント「♪~(鼻歌)~」

ナレ「ミントはウサミンの花飾りを作っていた側で、一つの物影がミントの胸元に現れる。」

白夜「城の周りどこも兵士やメイドだらけだな…どこか入りこめそう…な……デカイ…」

ナレ「そして白夜は胸の方に目線を向け、そして二人は顔を見つめ会う」

ミント「………ッ!!!キャアアアアアアアアア!!」
白夜「…………ッ!!!ウワアアアアアアアアア!!」
(同時に)

白夜「なっ!!待て!俺は別に怪しいモノじゃ…いや、怪しいか…じゃなくて!頼むから静かにしてくれ!」

ミント「イヤアアアア!!変態!!変態!!変態!!」

ナレ「ミントは悲鳴をあげ、助けを呼び、
何処から現れたのか兄であるミンキが飛んで現れました」

ミンキ「どうしたぁぁ!!何があったぁぁぁ!!
お兄ちゃんに言ってみろぉぉぉぉ!!」

ミント「お兄ちゃん!!そこに痴漢が!痴漢が!」

ミンキ「なぁぁにぃ!?痴漢だと!?曲者が!
この私が成敗してくれよう!!」

白夜「待ってくれ!俺は痴漢じゃねぇ!!
人の話をきけぇぇぇぇ!」

ナレ「白夜は必死に説明しようとした、だがミンキは怒りにより鬼の様なもう一つの姿の眠鬼となり、腰から剣を抜き、白夜を斬りかかる」

ミンキ「問答無用!!我らが神!オフトゥンディアスの裁きを受けろ!!」

ナレ「そこで、1人の女性の声がミンキの手を止めた」

ミンク「待ちなさい!!お兄様!!」

ミンキ「ッ!! ミンク…!!」

白夜「ッ!!!!……あ、あれ?助かったのか?」

ナレ「間一髪、煌びやかなお布団に包まれていた如何にも王女と言わんばかりの姿の女性がミンキを止めましたが、どうやら彼女は怒りの様子だった」

ミンク「お兄様!王子であろうものが一人の人間の話を聞かず、己の正義だけで裁こうなどと一国の王子のすることか!愚の骨頂である事を知りなさい!そしてミント!貴女は王女でありながら一人の人間を見ただけで驚いてはなりません!貴女は後でまたお話しします!部屋に戻りなさい!」

ミント「…はい」

ミンキ「しかし!ミンク!現にこやつはどう見ても不法侵入者だ!!」

ミンク「私の言っている事がわからないのですか?
下がりなさい!」

ミンキ「…クッ!しかしこの事は父上に報告させてもらうぞ、命拾いしたなボロ切れ」

ナレ「ミンクに叱咤を受け、手を止めざる得なかったミンキは捨て台詞を吐き、その場から去るのでした」

白夜「……フゥ…助かった…」

ミンク「大丈夫でしたか?」

白夜「あぁ…ありがとうお嬢さん…いやお姫様かな?」

ミンク「いえ、礼には及びません…ですが貴方がどうやってこの城に入ったかは存じませんが、この城内を不当に入ったのは事実…牢獄に入ってもらいます」

白夜「待ってくれ!俺の話を聞いてくれ!」

ミンク「話は王との謁見の時に聞きます、誰か!この者を連れて行きなさい」

白夜「俺は!この世界の人間じゃないんだ!聞いてくれぇぇぇぇ…」

ナレ「城内不法侵入の罪により兵士は白夜を城の地下牢獄へと連れて行った」

ミンク「この世界の人間じゃ…ない…?、どういう事かしら…」

ナレ「投獄された白夜は、身につけていたものは没収されずに済む、だがそこは日も光も届かず、かなり気温の低い地下の牢獄だった」

白夜「ハァ…寒い…身包みは剥がされずに済んだものの…厚着してりゃあ良かった…」

ナレ「その時白夜のスマホが光った」

ペルソナ「おやおや、捕まってしまったのですね」

白夜「なんだお前かよ…」

ペルソナ「いやいや、冷やかしに来た訳では無いんですよ?ゲートの修理状況を教えに来たんですよ」

白夜「さっさと言えよ…」

ペルソナ「ゲートの修理なんですが、もしかすると明後日に治ります」

白夜「は?マジか!?」

ペルソナ「でもまぁ貴方が生きて帰って来れればの話なんですけどね…」

白夜「だよなぁー…待て、誰か来る」

ペルソナ「それじゃあ、私は作業に戻りますね」

白夜「はいよ」

ナレ「気配を察知し白夜がそっとスマホを隠すとそこにミンキが現れた」

ミンキ「出ろ、ボロ切れ」

白夜「誰がボロ切れだ、俺は白夜、有栖川白夜だ」

ミンキ「なんて言いにくい名前なんだ、貴様なんぞはボロ切れで充分だ」

白夜「そっちの方が言いにくいだろ…と、そんなことより、何だ?今から処刑か?」

ミンキ「ほう、もう覚悟は決まっているのか、しかしまだ死なせはせんぞ」

白夜「なんだよ、さっさと言えよ」

ミンキ「貴様、口の利き方に気をつけろ、私はこのオフトゥン・ファミリアの王子であるぞ」

白夜「ハイハイ、王子さま…こんな私めに何の御用でしょうか?」

ミンキ「フン…まあいい、貴様はこれから王と謁見だ」

白夜「ハァ?何でだ?」

ミンキ「我が妹ミンクに対して自分がこの世界の人間じゃないなどと戯言(たわごと)を抜かしたそうだな、それを聞いた父上…王は大変興味を持ったそうで、貴様に謁見を許したそうだ…まったく何を考えているのやら」

白夜「そうか…わかった、行くか」

ミンキ「フン…痴漢如きが何ほざいているんだ」

白夜「だから痴漢じゃねぇって…俺だってさっさとこの世界から自分の世界に帰りたいんだ、その為に手段を選んでられねぇ」

ミンキ「今のうちにほざくだけ、ほざいておけ…行くぞ」

白夜「はいはい…」

ナレ「白夜は兵士により再び縄をかけられ、王の居る謁見の間まで連れて行かれた」

ナレ「そして、謁見の間にて如何にも王様のような姿をした男が椅子から白夜を見下ろす」

ミンク「お父様、お兄様が例のあの者を連れて参られました」

王「来たか…ならば、その者をそこに直らせよ」

ナレ「ミンキに連れられ、兵士は白夜の両手を後ろに縛り、正座させるように押さえつけた」

ミンキ「お父上、この者が城内に不法侵入し、かつ
王女であるミントに痴漢行為を働いた者です」

ミンク「お兄様、一つ言わせてもらいます…痴漢はミントの勘違いよ、本人もそう言ってますから」

王「今は謁見であるぞ、二人とも静粛にしたまえ」

ミンク「はい」
ミンキ「はっ」

王「ミンクよ、この者がお前の言っていた異世界の人間なのか?」

ミンク「ええそうだと思います、そうですよね?」

白夜「ああ、俺はこの世界の人間じゃない…いきなり夢と現実の狭間に飛ばされ、そしてこの世界に飛ばされたんだ」

王「名は何という」

白夜「俺は白夜、有栖川 白夜って言う名前です」

王「有栖川白夜とはまた変わった名じゃな…確かに言われてみれば我々と比べ瞳の色、髪の色、肌の色も珍しい色をしておる…お主は本当に異世界の人間なのやもしれんな」

白夜「…!!それじゃあ元の世界に返してもらえるんですか?」

王「いや、お主がいくら異世界の人間であろうと、不法侵入は立派な犯罪じゃ」

白夜「それは…俺が帰るための手段がこの城の何処かにあると思って調べに入っただけなんです!」

王「理由がなんであろうと、罪は罪…罪は償わなければならん」

白夜「ハァ…というと?」

王「お主を生涯、奴隷として働いてもらう」

ミンク「お待ち下さいお父様!この者は自分の世界に帰りたがっているのに、それではあんまりですわ!」

王「ミンク、お前は黙っておれ」

白夜「は?奴隷?」

王「本来なら極刑であった、弁護してくれたミンクに感謝するんだな」

白夜「ちょっと待てよ!俺は元の世界に帰らなければいけないんだ!こんな布団だらけの世界になんて居てる暇なんてないんだよ!」

ナレ「白夜の放った言葉によって場が一斉に凍りついた」

ミンキ「き…貴様…!!言ってはならん言葉を…!!」

白夜M「あっ確か、布団とか呼び捨てにしたらダメなんだっけ!クソ、やっちまった!」

王「あぁなんということじゃ…少しでも罪を軽くしてやろうと思っていたのにも関わらず、愚か者めが!皆の者!この者を牢へはやく連れてゆけ!明後日は死刑じゃ!!」

白夜「ちくしょ!また引きずられるんかよ…」

ナレ「白夜は焦りの余り、以前の馬車の御者が教えてくれたこの国の禁句を王たちの前で放ち、怒りを買い、そして再び投獄された」

ミント「ねぇお姉様、あのお兄さんどうなるの?」

ミンク「果たして、どうなるのかしら…私にもわからないわ」

ナレ「白夜が再び投獄されたその真夜中に、白夜の牢へ誰か訪れた」

白夜「こんなとこで寝れるわけないよなぁ、あぁ寒い…」

ミンク「まだ起きてらっしゃいますか?」

白夜「君は確か…」

ミンク「私はミンクと申します、この国の第一王女です」

白夜「その王女さまが、わざわざここまでどうしたんですか?」

ミンク「あなたに興味がわきましたの、それで少しお話がしたくて…ココアをお持ちしましたので一緒に飲みましょ?」

白夜「そうか…せっかくだけど、自分の部屋に帰りな、お姫様…じゃなきゃ君まで被害が被(こうむ)ってしまう」

ミンク「お優しいのですね」

白夜「それは違うぞ…俺は何としてでも元の世界に帰らなければいけないんだ…」

ミンク「それは何故なんでしょうか?」

白夜「もう少しで俺の妹の…命日なんだ…」

ミンク「あっ……すみません…」

白夜「いや、いいんだ…だからこんな所で捕まるわけにはいかないんだ…」

ミンク「そうだったのですね…あっ、ココアが冷めてしまいましたね…温め直してきま…」

白夜「(ココアを飲む)…暖かいなぁ…」

ミンク「冷めてるのに…」

白夜「いや、ミンクちゃんの心があったかいんだよ」

ミンク「そんなことないです!私は…ただ…」

白夜「いいんだよ、もう夜も遅い…早く戻らなきゃ誰か来たら大変だぞ」

ミンク「…わかりました、じゃあ明日も来てもいいですか?」

白夜「……勝手にしな」

ミンク「ええ、勝手にします」

白夜「ココアごちそうさま、そしておやすみ」

ミンク「ええ、おやすみなさい」

ナレ「こうして二人は改めて出会い、会話をして
2日の日が過ぎ、白夜の死刑が執行される日が訪れる」

白夜「ハァ…結局出れる方法なにも見つからなかったな…おい、ペルソナ…聞こえてるんだろ?」

ナレ「白夜のスマホからペルソナの顔が映り、悲しそうな顔で謝っていた」

ペルソナ「すみません…結局間に合いませんでした…後もう少しだったのに」

白夜「そうか…じゃあ仕方ないよな…まあ少しの間だったけど、はちゃめちゃで楽しかったよ、あと悪くない人生だったしな」

ペルソナ「そうですか…」

白夜「まあ一つ心残りがあるとすれば、妹の墓参り…行けなかったな」

ナレ「白夜とペルソナが会話している中に誰か訪れる」

ミンク「それには及びません…ここから出ましょう白夜さん」

白夜「おいおい…最後の最後までお節介焼きだな…」

ミンク「さ!誰かが来てしまわないうちに!」

白夜M「神は俺をまだ見放してなかったってことかな、手段は選んでられない!」

白夜「よしわかった!どこかわからんが連れて行ってくれ!」

ナレ「ミンクは白夜を牢から解放して、白夜を連れて城へ向かった」


白夜「てか、ミンクちゃんその鍵どうしたんだ?」

ミンク「あ、牢の番に…そう!借りたんです!」

白夜「借りた、ねぇ…ハハッ」

ミンク「信じられないって言うんですか?」

白夜「信じるもなにも、借りたっていうのが面白くってね」

ミンク「女の子には秘密がいっぱいなんです!」

白夜「いやいやごめんよ…そんで、何処へ行くんだ?」

ミンク「あなたの帰る方法ですが、もしかすると儀式の間に行けば帰れる可能性があります」

白夜「儀式の間?」

ミンク「そこでは私たちが祀っている神、オフトゥン・ディアス様へ血を供え、この国の平穏を保ってもらうための儀式なのです」

白夜「そんなにすごい神なのかよ」

ミンク「ええ、ディアス様はその昔の遥か昔にこの国を冬の超弩級大寒波から守ってくださった神なのです、それにも関わらず、あなたは言ってはならない禁句を言ってしまったのですよ?」

白夜「そうなんか、知らなかった…」

ミンク「それで白夜さん、さっき牢屋で誰と話してたんですか?」

白夜「ああ、それは…」

ナレ「白夜たちが儀式の間へ向かいながら話してると遠くからミンキの声がするのでした」

ミンキ「脱走だー!!!あの冒涜者が脱走したぞ!まだ近くにいるはず!皆の者、手分けして探せ!!」

ミンク「お兄様の声…!!走りますよ!儀式の間まであと少しです!」

白夜「あ、ああ!!」

ナレ「ミンキが脱走に気づき、白夜を探したが、
ミンキ達よりも一足早く白夜たちは儀式の間に辿り着いた」

白夜「ハァ…ハァ…とりあえず…着いたけど、どうするんだ?」

ミンク「少しお待ち下さい…本の言い伝えによれば国民の血と国民ではない人間の血を混ぜて捧げれば布団神が現れるだろうと書いてあったはず…あった!」

ナレ「ミンクが本を見ながら親指を噛み、滴るその血を杯へ流した」

ミンク「白夜さんも!」

白夜「え?俺!?ナイフとか無いの?」

ミンク「え!?ナイフとかですか!?えーとえーと…」

ナレ「ミンクがナイフを探してると、そこにミンキがやってきたのでした」

ミンキ「見つけたぞ!捕まえろ!」

ミンク「ここはなんとか食い止めます!貴方は早く血を聖杯に!!」

白夜「ンな事言われても親指を噛んでも出ねぇよ…」

ナレ「白夜が慌てているうちにミンクは兵によって捕らえられ、眠鬼となったミンキがあらわれた」

ミンキ「やっと見つけたぞボロ切れ」

白夜「クッソ…ミンクちゃん」

ミンク「すみません…」

ミンキ「ミンクをたぶらかした挙句に脱走か…いい度胸だな、私は貴様がもし不審な行動取った際には抹殺しても良いと命を受けているのだ」

白夜「へぇ…それで…?」

ミンキ「貴様を今ここで…斬る!!」

ナレ「白夜は間一髪ミンキの袈裟斬りを躱(かわ)すが、ミンキの猛攻は止まらない」

白夜「シャレになんねぇって!」

ミンキ「良く避けたな…褒めてやろう…貴様たった今からボロ切れからただの布だ!ハァ!!」

白夜「そんな変わんねぇ…よ!!」

ミンキ「一度ならず二度までも…!ちょこまかちょこまかと……次は斬る!」

ミンク「お兄様!!やめて!それだけは!!クッ!」

白夜「なんかオーラが見えるしとてつもなくヤバイ気がする…!」

ミンキ「ンンンン!!ハァッ!!」

ナレ「ミンキが赤いオーラを出しながら剣を構え、そして一瞬の刹那の如く白夜へ斬り込みました」

白夜「……ぐふっ…」

ナレ「白夜の体から血が飛沫をあげ、部屋全体には白夜が流した血が付いていた」

ミンキ「私をここまで怒らせるとは貴様が初めてだ、貴様の事は忘れんぞ…おい、死体の処理は任せたぞ」

ミンク「白夜さん!白夜さん!しっかりしてください!!白夜さん!!」

白夜M「どうしてこうなったのだろう…俺はふつうに生きたかっただけなのに……
もう疲れてしまった…お布団に被ってもう休みたいよ…光が…広がる…嗚呼…
オフトゥン…オフトゥン…オフトゥン…」

ナレ「白夜の身体が突然光り始め、周りの兵たちを吹き飛び、ミンクもミンキもその様子に驚きを隠せなかった」

ミンク「なに?なんなの??……あっ聖杯が光っている!まさか!」

ミンキ「何事だ!」

ナレ「そして白夜の身体から大きなオーラが現れたのでした」

ディアス「我を呼ぶのは汝らか…」

ミンキ「な、なんなんだ?!こいつは!!」

ディアス「我が名は布団神(ふとんしん)、人間にはオフトゥン・ディアスと呼ばれている」

ミンキ「こ…こんなもの…こんな化け物が私達の神であってたまるものか!!この場で斬り裂いてくれる!!」

ミンク「お兄様!ダメェ!!」

ディアス「ただの人間如きが我に剣を振るうか…」

ナレ「ミンキがオフトゥンディアスと名乗る巨大なオーラに向かって斬りかかるが、手の一払いで親衛隊共々吹き飛ばされ、そのまま倒れ込んだ」

ミンキ「ぐあっ!……くっ……」

ミンク「お兄様!!」

ディアス「そして汝が我を呼んだのか?」

ミンク「いえ、私は…あなたは本当にディアス様なのですか?」

ディアス「いかにも私がオフトゥン・ディアスだ」

ミンク「ならば今ディアス様が触媒としている者こそディアス様を呼んだ者です!私はその手伝いをしたに過ぎません…」

ディアス「ほう…この者が…しかし、もう手遅れのようだ…助けようにも今の我では力が足りん…」

ナレ「オフトゥンディアスは白夜に体を向け、語る」

ディアス「きっとこの者は必死な思いだったのだろう、だからこそ我はこの現世に呼び覚まされたに違いない」

ナレ「ミンクはオフトゥンディアスに泣きながら懇願した」

ミンク「……ディアス様…ご無礼をすみません!この者をどうかお助け下さい!」

ディアス「…何故(なにゆえ)にこの者に気をかける?」

ミンク「この者はこの世界の人間ではございません!だからディアス様を呼び、自分の世界へ帰ろうとし、私がその手伝いをしようと思ったのですが、そこで兄に斬られたのです…」

ディアス「……助ける方法はない事もない」

ミンク「助ける方法…それは?…」

ディアス「汝がこの者に愛を込め、接吻(くちづけ)を交わす事だ、そしてその力を頼りに我はこの者の中に入り、もう一度命の炎を灯す」

ミンク「…わかりました、でもそうしたらこの者は元の世界に帰れないのでは?」

ディアス「後はこの者の運次第だ」

ミンク「そうですか……わかりました、この者には絶対にこの事は内緒にして下さい」

ディアス「請け負った」

ナレ「そしてミンクは白夜にそっと口づけをして、オフトゥンディアスは二人の間に見える力を吸収し白夜の中へ入った」

ミンク「これで、助かるのかしら……」

ナレ「突如として、心臓の鼓動が儀式の間の中で谺(こだま)する」

ミンク「今度は、なに?」

ナレ「白夜の身体が光り、そして宙へ浮かび上がったのでした」

ミンク「どうしたっていうの!?」

ナレ「白夜のズボンのポケットからスマホが落ち、そこからペルソナが出てきた」

ペルソナ「いやー、ホントこの端末は狭いですね…次はタブレットにでも変えましょうかね」

ミンク「……!!」

ペルソナ「おや?どうも、初めまして」

ミンク「貴方は、何者?」

ペルソナ「貴女も彼もホント自己紹介を先にしないんですねぇ…私はペルソナと申します、貴女はミンクさんですね?」

ミンク「どうして私の名を?」

ペルソナ「さぁ?どうしてでしょう、ってともかく私はこの者を連れていかなければなりませんので、それでは」

ミンク「白夜さんをどうするの!?」

ペルソナ「あぁ、元の世界へ連れて帰るんですよ」

ミンク「それは信用出来ません」

ペルソナ「はて?どうしてでしょう?」

ミンク「あなたが胡散臭いからです」

ペルソナ「ハァ…胡散臭い胡散臭いってそんなに私は胡散臭いですかねぇ?…どこが胡散臭いのかわかりません」

ミンク「服装や言動からして貴方からの胡散臭さがとてつもないです」

ペルソナ「これはこれは参りました、じゃ、私はこれで失礼」

ミンク「待ちなさい!」

ペルソナ「まだ何か?」

ミンク「白夜さんをちゃんと元の世界へ連れて帰って下さい」

ペルソナ「お安い御用で、それでは…ワンダーラーン!」

ナレ「白夜はペルソナによって抱えられ、そのままワープで夢と現実の狭間に戻ったのでした」

ミンク「彼とはもう一度会いそうな気がする……」

ペルソナ「さて、重いですね…んしょ…えーとゲートの到着先設定は…有栖川宅…と、じゃ…後は投げ込んでおしまいですねー、サヨナラ~白夜くん~またきてね~」

ナレ「白夜はペルソナによってゲートに放り込まれ、そして自宅の部屋に帰ることが出来た…そして…」

白夜「ん……うーん…ここは…俺の家?」

白夜「確か俺はあの時斬られたはず…感触もあったし…夢だったのか……?」

白夜「それよりも、今何日だ?」

ナレ「白夜は充電器に刺さったままの自分のスマホを取り出し、日付を見ると5月5日と表示されていた」

白夜「うわ!!もう5月5日だ!準備しないとマズい!」

ディアス「慌てるな」

白夜「そうそう、慌てない慌てない……って誰だ!?」
(ハァ!?!?みたいな感じで)
ディアス「我だ」

白夜「誰だ!何処にいる!」

ディアス「汝の体内だ」

白夜「なんなんだ!出てこい!」

ナレ「オフトゥンディアスは白夜の身体から1/144スケールの姿で現れた」

白夜「いや、ホントなんなんだ?全く意味がわからんぞ」

ディアス「汝が騎士によって斬られ、命の炎が消えかかった所を我が汝の身体に入り、汝と契約を結び、汝の命の炎に火を灯したのだ…その後の事は汝を運んだ胡散臭い者にでも聞くがいい」

白夜「そうか夢じゃなかったのか…って事は!!」

ナレ「白夜がズボンのポケットを確認すると、そこには」

白夜「やっぱり…ペルソナから貰ったスマホがある……」

ディアス「それはなんだ」

白夜「ペルソナっていうヤツから貰ったモノでな、アンタが言ってた胡散臭い野郎ってのはそいつだ、
そいつと連絡取ったり別世界で迷ったりしないようにする為の物らしい」

ディアス「ならば、其の者に聞いてみろ」

白夜「いや、後でだ。」

ディアス「何故だ」

白夜「今日が妹の命日だからだ、話はそれが終わってからだ」

ナレ「こうして彼は向こうの世界で多くの謎を残したまま、自分の世界へオマケもつけて帰ったのだった。

さて、彼の今後はどうなるのでしょうか?

次回『Sleepin' Dreamin』第2章

乞うご期待下さい」

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