朝憬への詩 番外編1 心羽のユージョアル・バースデー version 1
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朝憬への詩 番外編1 心羽のユージョアル・バースデー
第一章と第二章の間にある心羽の誕生日関連の物語。本編時間軸と噛み合うが、別の世界線のお話。
シーン1 「欲しいもの」 中心人物:心羽、詩乃
毎年この時期になると、詩乃はプレゼントの準備をするらしく、心羽に欲しいものをそれとなく聞いてくる。今年の聞き方は「もし道端で1000ダイヤを拾ったらどうする?」だった。それは窃盗だよとツッコミを入れるも、心羽はそれといった欲しいものがない。なのでいつも適当なものを言って流しているが、毎年プレゼントは予想以上に盛られている。
そう、心羽はなんとなくわかっていた。心羽はものが欲しいのではなく、自由を舞う翼や未来を照らす光といった、夢のような力が欲しいのだ。そしてその翼も光も、今はこの手の中にある。今の心羽にはもう欲しいものはなかった。
シーン2 「普通の誕生日」 中心人物:心羽、遥香
心羽は遥香に聞いてみた。「去年の誕生日って何もらった?」
遥香は
第一章と第二章の間にある心羽の誕生日関連の物語。本編時間軸と噛み合うが、別の世界線のお話。
シーン1 「欲しいもの」 中心人物:心羽、詩乃
毎年この時期になると、詩乃はプレゼントの準備をするらしく、心羽に欲しいものをそれとなく聞いてくる。今年の聞き方は「もし道端で1000ダイヤを拾ったらどうする?」だった。それは窃盗だよとツッコミを入れるも、心羽はそれといった欲しいものがない。なのでいつも適当なものを言って流しているが、毎年プレゼントは予想以上に盛られている。
そう、心羽はなんとなくわかっていた。心羽はものが欲しいのではなく、自由を舞う翼や未来を照らす光といった、夢のような力が欲しいのだ。そしてその翼も光も、今はこの手の中にある。今の心羽にはもう欲しいものはなかった。
シーン2 「普通の誕生日」 中心人物:心羽、遥香
心羽は遥香に聞いてみた。「去年の誕生日って何もらった?」
遥香は