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・概要
心羽が慧天の星と呼ばれる伝説上の姿となった形態。羽の使者の衣装が変形し白く輝かしい衣装へ。腕と脚には星座の紋様が刻まれている。

・経緯
心羽は戦闘の際、自分が高所へ行くと一時的に強くなることを体感していた。これはエウィグによると、カルナが宇宙由来の力であるため、宇宙に近付くほどその真価を発揮できるということらしい。羽の使者の昇華はただ強くなるだけではなく、飛翔能力が増すことでより高空からの攻撃が可能となるため二重のアドバンテージを持っていた。
しかしある時、心羽が上空から攻撃を仕掛けようとした際に背後(宇宙)から強烈な視線を感じ、思わず振り向くと星々がいつになくギラギラと輝いていた。しかも心羽の読星術では読めず、星々に食い入るように見つめられた心羽はいつもと様子の違う星空に怖気付く。次の瞬間、心羽は上空で意識を失い、地上へと落下してしまう。幸い、重症を負ったものの命に別状はなく、3日ほどで意識も回復した。
その後の戦闘では高所へ行かない、視線を感じたらすぐ降下するなどこの出来事を心羽は警戒するようになるが、それでもピンチの際はそうも言ってられず、超高空へ飛ぶことが必要な場面も増えはじめる。ちなみにもう一度気を失って落ちたことがあるが、落ちてくる心羽にいち早く気付いたリーンによって地面との衝突は防がれたため、重症化には至っていない。
また、散華イベントを乗り越えてから心羽は仲間に強い信頼を置き、また恒正に立ち向かうため、超高空での戦闘を頻繁に行うようになる。この頃には既に心羽は慧天の星の正体に心当たりがあった。

宇宙に近付くほどカルナが真価を発揮するなら、宇宙空間にたどり着ければ慧天の星になるのではないか…

心羽は遥香たちにこのことを相談し、なにかあったら絶対に助けることをみんなから約束され、宇宙へと飛び立った。

・輝く星空の使者
慧天の星となった心羽は全身から常に光のオーラが溢れ出し、夜空の下で明るく輝くその姿は伝説でもよく星に揶揄される。
慧天の星が持つ力はもはや一個人が扱っていい次元を超えており、読星術をもって宇宙にて起こりうる現象の全てを意のままに扱えると思われる。その全貌は未知数だが、明らかになっているだけでも空間転移、因果律操作、時間停止など神の次元のものばかり。完全に劣勢だった恒正との戦争を数秒で優勢に持ち直した。
しかし、心羽にこれほどの力を扱える器量はなく、変身してすぐに心羽は宇宙に四肢を支配され、まるであやつり人形のように糸で引かれているような感覚に陥る。次第に動きも鈍くなり、意識が朦朧とし始めるが…。

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